TOEICを一週間勉強してわかった7つのこと
おれがTOEICで満点を取ると決意してから一週間が経った。おれも暇ではないのでいわゆるスキマ時間を見つけて勉強している。そんな中でわかったことをきみたちに伝えたい。
きみたちがすでにTOEICの道なき荒野を進むカウボーイならば、あえておれが言う必要がないことだろう。
だが、まだ部屋に引きこもり、ママンに晩御飯を運んでもらい、ツイッターで悪口を書き、タピオカミルクティをすすり、TOEICを受けようかどうしようか悩んでいる……そのような腰抜けもいるだろう。そんなやつのためにおれはこの記事を書いている。
アプリがいい
おれは前の記事でとりあえず本を買ったと言ったが、そのうち『はじめての』と『文法問題でる1000問』はabceedアプリのunjlimited plus読み放題で読めるものだった。
トーイックの参考書は高めで、一冊二千円弱ほどする。一冊やるごとに50点くらいあがると思われるので、990点を目指すならば、しめて36000円ほどの投資が必要になってくる。
それがアプリのアンリミテッド読み放題ならば、なんと47冊が無料で読める。これは単純計算で2350点ほどの価値がある。
アンリミテッドはひと月1300円ほどの費用だ。つまり、1300円÷2350=0.55319148936円。これに990をかけると547.659574468円になる。
547円と、36000円、どちらが得かは明確だ。
しかも学習率が円グラフでわかる機能つきだ。ほとんどの参考書はゲーム感覚で問題をとくことができ、すぐに解説を読めるので効率が段違いだ。
アプリだと思い参考書を持ち歩く必要がなく、スマホかタブレットがあればどこでも学習ができる。物理書籍は、アプリで読めないものを買うべきであり、TOEICはipad miniと、アプリで学習するべきだ。
おれの耳はいかれている
鬼門となるのはリスニングだと直感した。おれは音声情報を処理するのが苦手で、日本語でもオタクの早口をリスニングすることができない。トーイックでも同じだった。パート1やパート2はいけるが、パート3、パート4になると問題にマークしようとするころには会話やスピーチの内容をわすれているという不具合が生じる。そして問題を読みながら会話をきくということが難しい。
耳と言うより脳がいかれている。
ちょっとこれはどうしたらいいかまだわかってない。トレーニングすればなんとかなるのだろうか。
ならないのなら、なにか、すごい脳をインストールするしかない。
時間が足りない
パート5はいけるようになってきたが、まじめにやっていると一問一分くらいかかってしまう。パート5でそんななのだから、パート6、パート7になると目安となる時間をはるかにオーバーして、目も当てられない。速読力と、直観力が必要になると思われた。直感といえば九十九十九だ。
おれは舞城の九十九十九を読むことでこれを克服しようとしている。
筋肉が増えた
TOEICを勉強しようとして筋トレをしている……そういう時間が増えた。
読書の量が増えた
TOEICを勉強しようとして本を読む……そういう時間が増えた。今週十冊くらい読んだ気がする。なかでもトリックがよかった。
この本は両親が離婚の危機にあり、つらそうなショタが、老いたマジシャンに「愛の魔法」を求める、というストーリーでできている。マジシャンの腕はたしかなのだが、八十八歳ということもあり完全にいかれている。パンティをマジックで消したり、突然パンケーキを食べたがったりしてかんぜんにどうしようもない。そんな二人が交流し、最後の舞台がはじまる……というわけだ。ホロコーストなどが背景にあり、話には重い部分もある。だが待ち受けていたのは期待を裏切らないすばらしいエンディングで、おれはひどく満足した。
時間は減る
気づいたら一週間たっている。よくよく考えてみればおれは本を読んだり筋トレをしてばかりいて、あまりTOEICの勉強をしていないような気もしてきた。
人は死ぬ
人は死ぬ。必ず死ぬ。死は避けられない。同様にTOEICの試験日も必ずやってくる。残された時間を大切に使うべきだ。
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