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#96 子供なつかない!パパのNG行動。

この記事は、

✓子供がパパになつかない
✓パパに対して不満を抱えている
✓ワンオペ育児がしんどいと感じている

と思われている方の参考になれば嬉しいです。

子供がパパになつかない

我が家にはもうすぐ2歳になる子供がいるのですが、今だにパートナーを見ると号泣したり無表情になります。

「パパ見知り」と言って、パパに対して警戒する時期も一時的にはあるのですが、それにしても長い。具体的には下記の通りです。

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  • パートナーが一人で保育園へ迎えに行くと、子供が号泣、先生の影に隠れる

  • パートナーとの帰り道、子供は無表情

  • 自宅では自分からパートナーに近づかない

  • 一緒に遊ぶことはあっても、安らぎを求めるときは必ずママ

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1月末からパートナーと別居しているのですが、私が子供の前でパートナーのグチを言っていないにも関わらず、子供は「パパ」と言わなくなりました。

子供の変化には私が一番ビックリしているのですが、色々な事情を踏まえた結果、【子供がパパになつくつもりがなかった】と結論づけています。

私の事情だけで言えば、これから離婚する。今後、子供と2人で暮らしていくであろう状況では、これで良かったのかな…と思っています。

ですが、まさに子育ての真っ只中、子供に「パパ大好き」と言われたい方には、懐かれないことほど悲しいことはありません。私自身の経験を踏まえ、「できる範囲でもいいから、これはやめたほうがいいよ」と思うパパのNG行動を紹介します。


子供がなつかないパパのNG行動

子供がなつかないパパのNG行動は下記の通りです。

原因①:自宅にほとんどいない

仕事の都合とはいえ、子供が寝ている間に出勤・帰宅が続くとまずいです。

この点は、おそらく自覚されているパパも多いのではないでしょうか?ですが、この状況が続くと、そもそも子供に親だと認識されていない可能性もあります。できるだけ子供が起きている時間までには帰宅したいですね。

原因②:自分の都合を優先させた育児

仕事が忙しく、自宅にもほとんどいない…その状況で自分の気分や都合のいいときだけ育児をしても、子供が好印象を持つことはありません。

子育ても人間関係を構築する手段のひとつなので、点のように一時的なことではなく、線のように継続性が求められます。そして、点よりも線の方がつながりが強いので、子供は継続的に接点を持つ人を親と認識するのではないでしょうか。

残念ながら、自分の都合を優先させた育児は自己満足でしかありません。幼い子供でさえも空気を読んだ行動をすることができるので、ままに対する接し方と明らかに違うと感じるなら、パパのやり方が子供のためになっていない可能性もあるのです。

原因③:グチや不平不満を言いまくる

子供だから話の内容は理解できないだろう…と油断は禁物です。

確かに、まだ幼い子供なら、話の内容は理解できないかもしれません。ですが、その話がポジティブな話かネガティブな話かくらいは、言い方や雰囲気から幼い子供でも悟ります。流暢に話せないぶん、場の雰囲気に敏感。それによる心理的ストレスは大人でもダメージを受けるので、子供は大人以上にダメージを受けるのではないでしょうか。

原因④:自己満足の育児

自分はイクメンだと思い込んでいる人ほど、自己満足の育児をしていて、本当に子供のためになることをしていない可能性があります。

仕事と同じように、育児も相手のニーズを汲み取り、それに基づく方法の実践が求められます。子供なりに「こうしてほしい」と意思表示はしているのですが、それを見落としたりスルーしたりして【自分がやりたい育児】をやってしまいがちです。

厳しい言い方ですが、ニーズに反した育児は自己満足でしかありません。子供のためになっていないので要注意です(パートナーが呆れる一因にもなります)。

原因⑤:育児をする自分に酔いしれる

上記「自分の育児に自己満足」と少し被るのですが、育児に取り組むパパの中には、育児そのものではなく、育児をやっている自分が好きという場合があります。

客観的には「イクメンヅラ」をしているだけです。第三者から見たら「素敵なパパ」という印象を与えられるかもしれません。ですが、パートナーからしてみたら「育児なめすぎ」と、批判の的。子供のためにすべきはずのことなのに、自分のための育児…本末転倒と言わざるを得ません。

原因⑥:イクメンだと慢心する

世の中には、育児をする自分に酔いしれた結果「自分は育児をちゃんとできている」と思い込んでしまうパパも一定数いるのではないでしょうか。

その代表的な考え方が、「自分はこんなにも育児をやっているのに」という考え方です。

世の中には、ママと連携を取って積極的に育児をするパパもいらっしゃいますが、そういったパパとの違いは、自分の中で「ここまでやれば大丈夫だろう」と決めつけていることです。

育児と言っても、日頃のお世話だけでがなく、心のケアをする、礼儀・マナーを伝える、将来を見据えて貯金をする…など多岐にわたります。表面的に見えているタスクは一部で、それ以外のタスクもたくさんあります。子育てにおけるタスクは降って湧いてくることも多く、際限がないと言っても過言ではありません。

イクメンだと慢心しているパパは、だいたいこの点を見落としていることが多いです。子供と関わる時間だけが育児でがないのです。

原因⑦:育児を作業として捉える

育児をやっていても、作業と捉えて淡々とこなしていると、子供はそれを察知します。

仕事などが忙しく、絞り出せた時間を子供に当てているパパもいらっしゃるでしょう。しかし、パパがどんなに育児をやっていても「このくらいでいいだろう」と慢心していると、子供は大切にされていないと感じます。

まとめ:子供と向き合う姿勢を意識しよう!

この記事では、

✓子供がパパになつかない
✓パパに対して不満を抱えている
✓ワンオペ育児がしんどいと感じている

と思われている方に、パパのNG行動を紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。

子供にとってのコミュニケーションは、言葉でうまく伝えられないぶんたくさんあるのかな…と個人的に感じています。大人が忘れていたり、思いつかなかったりする方法もあるので、子供の様子を観察してできる範囲で汲み取ってキャッチボールをしていくことが大切なのではないでしょうか。

子育てに正解はありません。正解があるとしても、それがわかるのは何十年も先だったりします。そのときに後悔をしないためにも、今の時点でベストだと思えることをやっていきたいですね。

それが【子供と向き合う姿勢】です。私自身もまだ模索段階ですが、叶えられるリクエストにはすべて応じることにしています。時間的・物理的にすぐにできないときは「食器洗いが終わってから」などと、いつになったらできるのかを提示しています。工夫次第でお互いがハッピーになれると知っていただけると嬉しいです。


このコラムでは、毒親育ちママの私が、子育てや仕事で考えたこと、感じたことをざっくばらんに紹介しています。「子育てが不安」「毒親の悩みを聞いてほしい」などの相談は、事情のわかる人に話すのがイチバン!

2023年4月から、毒親育ち向けのオンラインコミュニティ「脱・毒親育ちプロジェクト」を立ち上げます。

毒親育ちであっても、自分の人生を歩めるきっかけを作りたいと思ってこの形にしました。みなさまのご参加をお待ちしております!

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