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今日もありがとう。

おかちんです。


今日は『成澤俊輔』さんのオンライン講演会に参加していました。


成澤さんは網膜色素変性症という難病にかかり、現在光だけが見えるくらいの視力だそうです。ご自身がこれまで様々な経験をされてきたことが言葉の重みとなって、心を惹きつけるお話しを聞かせてくれます。


今日もたくさんの学びを得られました。

中でも私が印象に残ったのは、次の2つですね。



『やったから、やり続けたから、やりたいことになった』


私も常々感じていたのですが、「やりたいこと探し」が大切にされる風潮があるなと。それもきれいなエピソードがあってのやりたいことを求められる感じがします。志望動機はその最たるものですね。

きれいにまとめることはできますが、そもそも最初からピュアな気持ちで始める人はそう多くはないでしょう。「面白そうだから」「誘われたから」「それしかなかったから」「なんとなく」など、きっかけとしてはごく小さなものです。

でもそこに「なんかやってみたくなったんだよね」という自分の中の”ワクワク”があって、実際にやってみてさらに”ワクワク”して、そうしたらできるようになってますます好きになって……そんな循環があってこそ、本物の『やりたいこと』に育っていくのだと思います。

だから成澤さんも「やってみるという経験を増やすことが大切」とおっしゃっていました。たくさん経験し、たくさん失敗し、たくさん学ぶことから、本当にやりたいことに出会っていけるんだなと思います。

その機会を与えることが、私たち大人の使命なのかもしれません。



『なんで?という答えのない苦しみを分かち合うこと』


成澤さんは様々な企業の経営者と新しい仕事を作り出すプロです。必然的に多くの経営者と話す機会があります。そこで感じたことが、お金でも人間関係でもなく、『答えない苦しみ』に悩んでいる経営者が多いということだったそうです。

確かに、原因も理由もわからず、答えも見い出せない難問にぶつかることは、世の中にたくさんあると実感しています。いまのコロナのことも、「なんで私(私たち)が」と感じますよね。

そんなとき外に答えを求めようとしても、簡単には解決しません。大切なのは、『この苦しみを誰かと分かち合うこと』です。同じように苦しみ、悩み、もがいている人がいて、一緒にその苦しみを受け止めてくれることが、何より救われることなんですよね。


分かち合うためには、相手に好意的関心を持って関わり、わかろうと歩み寄る姿勢が必要です。それが寄り添うということなんだと思います。




今日、同じ話を聴いていた方々はどのようなことが印象に残ったのでしょう?きっとそれぞれ心に残るものは異なりますよね。


『みんな違っていい』

『ありのままでいい』


お互いの違いをありのまま受け入れられる、そんな度量の大きな人でありたいですね。




まだまだ語り足りませんが、今日はこの辺で。

成澤さん、OZ Fieldのみなさん、参加されたみなさん、ありがとうございました!



厚情厚誼@おかちん


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