見出し画像

この週末は放送大学長野学習センターにて『心理検査法基礎実習』を受講しました。

LOC(Locus of Control)、HTP(House Tree Person)、YG性格検査、東大式エゴグラムなど、放送授業やテキストで見たの検査の数々を実際に行う学びです。

まずは自分自身が被験者となって検査を行い、その後今度は実験者として検査結果を分析。これを2日間に渡り計4種を受検・解析しました。

心理職として明確な目的と意図を持ってふさわしい検査法を選択し、適切な手続きによって使用し、その結果を正確に理解することが求められる各種検査法。それを自らが被験者として体験することは貴重な機会になります。

そんな学びに際して、講師からは次のような心得をいただきました。

  • 人の行動(回答結果)を読み解かなければ認知・理解できない

  • 熱い心とクールな頭を持って人を理解し、支援する

  • 数字・数値を重要な参考指標にしながらも、その人そのものをみる

  • 数字・数値をみて人をみないという愚に陥らないよう留意する

検査というと結果を重視するあまり、その結果を受け止める人の気持ちに寄り添えなくなることも。
被験者として結果を知る際の複雑な気持ちを自ら味わうことで「心を込めて正しい結果を伝える」という心理職のあり方を教えてくださったのかもしれません。


特にHTP(House Tree Person)は白紙に描いた家・木・人の絵をみて分析をするため、解釈にあたって実験者の主観が多分に影響するのではと感じました。
それだけに客観性のある正確な分析ができるようになるためには、豊富な経験と実績が必要だと痛感。初学で他者の分析は恐ろしくてできません。だからこそ自分の結果を分析するという課題になっているのですね。
同じ教室で学んだ方々とも多少情報交換はしましたが、結果について話し合うことはさすがに躊躇いました。(一部積極的に見せ合って議論する方もいましたが)

ちなみにエゴグラムはこれまでは数年ごとに受検する機会がありそのつどチェックしていますが、今回もNPとAが強めの台形Ⅱ型でした。先生からはカウンセラーや教師に向いている『導師タイプ』と評され、傾向を見るとなるほどと思い当たる節がありました。もちろん優しすぎる(甘すぎる)面も……見事に当たっています(笑)


著作権絡みで写真を載せられないのは残念ですが、見事なまでに的中しています!
妥当性と信頼性の高い検査とはこういうものなんですね……実感できたことだけでも儲け物です♪

なお本年度中は実習1科目(2日間)につき5,500円。次年度から6,000円に上がるそうなので、2学期に残る2科目の実習を履修する予定。10〜11月に後2回は諏訪まで学びに行くことになりそうです!

つまり新鶴本店で塩羊羹&もちまんじゅうを買うチャンスがあるということですね(笑)


さて、明日からガッツリと今回のレポート作成しなくちゃ!がんばろー!




明日も佳き日でありますように


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?