IT業界だからこそ磨きたいもの
IT業界で求められるのは、もちろんコンピュータのスキルと知識です。
プログラミング、ハードウェア、ネットワーク、サーバ・・・などなどその範囲は非常に広く、そして深いものばかりです。
ここ最近はAIをはじめとする最新技術が著しい成長を果たしており、より高度で専門的なスキルも知識が求められるようになってきました。
変化の激しい業界だからこそ、“いま”を追い求めて学び続けることが、何よりも大切なのかもしれません。
ところで、最新スキル以外にも磨いておきたいものがあります。
それは「視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感」です。
コンピュータでは、視覚や聴覚を利用したサービスは数多く展開されています。また、バイブレーション機能などを含めると触覚に訴える機器も数多くみられます。
ですがまだ味覚と嗅覚に関するサービスは充実しているとはいいがたい状況です。
塩分量や糖度などを数値化する技術の延長に、味を分析して数値化し、遠隔地で再現する技術はNTTドコモが開発中です。今年話題になったニュースの一つですね。
同様に嗅覚も数年前から実験は繰り返されています。
もしこれらが一般的に利用できるレベルにまで至ったら・・・五感を使ったインターネット経由のサービスとしてどんなものが展開されるのでしょう?そんな未来を考えるとワクワクしてきます。
ちなみにこれを「五感通信」と呼ぶそうです。
いま学んでいる学生たちが卒業する頃、もしかしたらこの「五感通信」が実用化されているかもしれません。
とするならば、IT業界だからこそ磨いておきたいスキルや知識に「五感通信」が加わる日はそう遠くないのかもしれませんね。
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