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【祝!北海道新幹線開業】青森⇆函館日帰り旅を約1万円で満喫してみた。



岡「これ…これ食べたい…」フラフラ


岡「もういいべ食っても…まじで函館では食うもんないよ…もうヤラセでよくね…」

タ「岡さんダメですよ‼!それぜってーうまいっすけど950円ですよ!オーバーっす!」
岡「うわあああああ!!!!!ぁぁぁ…
ぁぁぁ……………




それは3月4日。

岡のマブダチである青森県弘前市が好きすぎて弘前に移住しちゃった生ゆるキャラりんご飴マンさんからLINEがきました。


しかもネット予約だと数量限定ではあるが40%OFFで買えるトク40というチケットがあり

片道4,470円、往復8,940円で済んじゃうのだ。

えきねっとサイト

これは素晴らしい。
こんなに気軽な値段だと本当に間に海があるなんて話が疑わしくなってくる。

飴「せっかくだから全部で1万円で旅しましょう。」
岡「それな」


というわけでめでたく当日を迎えたわけであります。

そして今回は
路地裏探偵団Z
でもあり
先日青森県が長寿最下位であることを逆手に取った『短命県体験ツアー青森県がお前をKILL』を企画→満員成功させ世間をざわつかせた超高校生級大学生タイガーに声をかけたら
(なんの確認もせず)ホイホイ参加してくれました。


岡「というわけであと1,060円で楽しもう。」
タイガー(以下タ)「ちょ せっかくの函館なんだから普通に楽しみてぇっす…」
岡「今回は見どころたくさんな函館から物理的な豊かさではなく心の豊かさを求めるツアーだ甘えんな。」
タ「海鮮とか食いたくないんすか!?食いましょーよ!」
岡「うち海鮮食えない。」
飴「俺もうに食えない。」 

タ(何しに行くのこの人たち…)


岡「そういえば飴マンさん今日テンション低くないですか?」
飴「実はお肌のコンディションがゲロマズで…。人目につきたくないので今日はカメラマンします。」
岡「贅沢かよ。」

こうして生ゆるキャラ的見た目インパクトが半端ないりんご飴マンさんが記録係というすこぶる贅沢な布陣が整いました。

すでに心の豊かさレベルがやばいです。

そういえば新幹線の終点は函館新北斗駅。
我らが目指す函館駅とはちょっと離れているらしいので行きの新幹線で乗り換えとか調べて作戦をたてることに。

9:06 新幹線に乗車
はやぶさまじかっこいい!

さぁ~て作戦会議だ!乗り換えNAVI、、、

圏外かよ!

青函トンネル内はもちろん、ルートのほとんどが圏外でした。

詰んだ。

もうしょうがないからヴィトンみたいな柄のシェードなどを眺めて楽しみます。

すると乗り換えのありがたい放送が!

みなさん到着直前の親切なアナウンスは聞いた方がいいですよ。


そして10:07 到着‼︎‼︎

公式発表どおり1時間1分で到着。
1時間ぴったりって言わないこの1分に日本の心を感じますね。


はるばる来たぜ北海道‼︎

飴「どうですか?北海道は」
岡「茶色い」



さてアナウンス通り乗り換えだ。

た、たけぇ。

いや高くないけど1,060円しかない我らにとっては痛手です。

残金700円になりながら乗り換えて(在来線は一種類しかないから迷う余地がありませんよ(OvO))




はーーーーーるばるー来たぜ函館ー!!

相手は夢の観光地函館。否応無く浮かれてしまうが浮かれポンチになっている場合ではない。


なんたって僕らにはあと700円しかないのだ。

まずは情報を得よう。
この情報社会で情報を得ないまま動くなんて愚者の極み。
猟奇的なキスをしてほしい気持ちをぐっとこらえ駅の中にあった観光案内所へ。




飴「僕ら青森から来てまして、新幹線も全込みで1万円で収めたくてあと残金700円しかないんですけど楽しめるとこどっかないですか?」 


お姉さん「えっ…交通費もですか…?」


そりゃ引くわ。

でもお姉さんは親切に色々教えて下さいました。女神かよ。

・徒歩圏内の観光スポットは赤レンガ倉庫群エリアと元町エリア。
・景色が美しい函館山のロープウェイには徒歩でも行ける。展望台までだと+1時間の山登り。ぬかるみに気をつけて。
・路面電車は210円〜250円。3回以上乗り降りする場合は一日乗車券600円(子供300円)の方がオトク。
・路面電車で人気なのは温泉や植物園がある湯の川温泉地区と五稜郭タワーがある五稜郭地区。



近未来的なオブジェもそこそこに
まずは近くにある市場と徒歩圏内の赤レンガ倉庫群を目指すことに。


市場はめちゃ近で駅を出て右を向くとすぐ見えました。徒歩2分。


わー!しょくどうだ!

ファッ!!高!!

おおやす…いや今のわれらには高!!(残金700円)


ここはどんぶり横丁市場というところらしく、
丼物一色の食堂と市場がひしめく海鮮好きにはたまらない場所でした。


イカも泳いでいる。こいつらがイカ刺しか。新鮮。


やはり新幹線開業ムーブメントによりいたるところでサービスをしておりました。4月3日までだそうですよ。


市場にも繰り出します。

おいしそうなものがたくさんあります。
しかし忘れてはいけない。
我々には1人700円ずつしかないのだと。

タ「腹減りましたね。」
飴「そろそろなんか食いたいよね。」


タ「おお!いい感じの路地裏じゃないすか!」
岡「さすが路地裏探偵団Z」

普段弘前市街地をガイドしているタイガーに流れる路地裏探偵団Zの血が騒ぎ出す模様。


タ「函館出身の建築家sdfg45ghjkl8‘:は弘前市の建築も多く手がけてて☆5:〆fふじこ」
岡・飴「へ〜。そろそろなんか食べたい」


市場の鮮度での食事はやはり厳しいと悟り、
赤レンガ倉庫群のあるベイエリアを目指しつつ途中でも隙あらばお店に入ることにしました。


しかしない。
歩けど歩けど700円で函館っぽく腹を満たしてくれるところはない。


現実は厳しかった。
やはり観光地での700円には無理があるのか…?

お腹が空いて力が出ないよ足がつらいよ。

特に休日は枕周りに充電器・パソコン・テレビリモコン・おかしと飲み物・漫画をおいてベッドから極力出たくないインドアここに極まれる握力7kg女岡は限界を迎えようとしていた。


フラフラ〜…

タ「あ、岡さんが吸い寄せられるように」


そして握力7kgの限界女は目の前に表れたおいしそうな巨大看板と遭遇し冒頭に至るのであった。

岡「もうこれ食べたいコーンのピザ絶対うまいもうなにこの縛り魅力的な函館がにくい。」

飴「あれこのお店ビールとかある店じゃなかったっけ?」

飴マンさんの鶴の一声によりお店に併設された売店に滑り込む3名。


初の食料ゲットです!!


飴マンさんとタイガーはワリカンで「はこだてビール」(540円)

下戸な岡はハコダテニキテクダサイダーのパッケージバリエーション女子力の極み「好きな気持ちをわかってくだサイダー」(200円)



ップァァァァァッ!うまい!!

飴「タイガーCMみたい!」


ップァァァァァッ!うめぇぇぇ!!

ッウィィ〜 優しい炭酸と自然な甘みが五臓六腑に染み渡るぜぇ〜↑↑↑

飴「岡さんモンスターみたい」




おいしい地ビールと地サイダーで元気をチャージした3人は

無事赤レンガ倉庫群に辿りつけました!

いやぁいいね!ベイエリア!とても美しい。

どこもかしこもオシャレな外人のInstagramのようです。



あ!!ここはもしや!

(反射でよく見えないけど)あの函館ご当地バーガーで有名なラッキーピエロだ!!

弘前の有名人 あの人この人も食べてるあのラッキーピエロだー!!

岡「はあああ落ち着く。もうここに住みたい。」



ここで岡はハッピーチーズバーガー(390円)



飴マンさんとタイガーはチャイニーズチキンバーガー(350円)


なんだこの値段。まさに1万円旅の申し子である。

岡「うまー。やすぅー。」
タ「これ親父も好きなんですよね。」


時刻は12:30。(寄り道してたから2時間も歩き回っていた様子)
この時点での集計

岡→9,890円(新幹線8,940円+在来線360円+サイダー200円+ハッピーチーズバーガー390円)+帰りの在来線360円
飴・タ→9,920円(新幹線8,940円+在来線360円+はこだてビール半分270円+チャイニーズチキンバーガー350円)+帰りの在来線360円



飴「いやぁビールも飲めたしお腹も満たせたし。満喫ですね。」
岡「ええこれは満喫といっても過言ではないですね。」
タ「十分なんではないでしょうか。」



検証結果

青森⇆函館日帰り旅は約1万円で(気持ち次第で)満喫できる!

~完~




さあぁ~て!
オプショナルツアーのはじまりだぁ~い!!!



無事に函館を約1万円で堪能できたということで、やはり観光地といえば高いところ。そんな文脈で函館山に行くことに。

坂やべぇ!!



一番運動しそうなスニーカー履いてるくせに安定の遅れをとる岡。



本当に…ゼハッゼハ…ハァ…は、函館は…ンハ…観光するとこがハーハァァ…いっぱいだね!ッゼヒューゼヒューハァ…




坂のてっぺんついた!!


なにこの広さ!最高かよ!



タ「あ!ロープウェイじゃないですか?」


10分前からwktk全裸待機です。

お姉さん「入場開始です」
岡「うおおおお」


いっちばーーん!!


ロープウェイは広くてきれい。



岡「上がった!うほーう!」


タ「いやぁまじ登山とかしなくて良かったっすね。」
飴「この傾斜やばい」


岡「このくびれ!ザ北海道っすね!これがあのくじらのシッポみたいな部分ってことは意外と縦断できそうってか北海道って意外と小さく感じますね。函館山パネェ」
飴「え?本当にこのくびれがあのくびれなんすか?」


岡「え?違うの?」


実は岡が20年間この部分だと思っていたいたこのくびれは

この函館市の◎のところにある

この部分のくびれであることが判明。
そりゃそうだわ北海道が意外小さいわけねーだろ北海道の皆さま本当に申し訳ありません。

これ意外と勘違いしてる人多いんじゃないですか?
岡的にはニュートリノに質量があるよりも大きな衝撃でした。



広場からの眺めも最高!天気も最高だな本当!美しい!

タ「小学校の修学旅行んときここで好きな女の子にずっとカンチョーされてガチギレしました。」
岡「なにそれエモい。(懐かしくて切ない的な意味)」



その上の展望台からの眺めも最高!

飴「ここで別れた元カノと座って写真撮りました。」
岡「エモすぎて生々しいからやめて下さい。」



われらのように時間の関係で白昼堂々ときてしまった人たちのために夜景気分が味わえるパネルもありました。
さすが函館ぬかりなし。


一旦ベイに戻りシャレオツなスタバへ。

2時間前までの戦々恐々とした700円しばりが嘘のような贅沢。
これぞタガが外れた人間の生き様。
函館最高。


お次は路面電車で五稜郭へ向かいます。



レトロな電車キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

近!!!!



電車に揺られ約20分(240円)

五稜郭公園到着です。

今回はあえてタワーには登らずトイレだけ借りるという贅沢。


公園を散策します。

飴「のどかでいいなぁ」
タ「いいですね。弘前公園に近いものがありますね」

なんだか荘厳なたてものも。

そして井戸がありました。

岡「タイガー押すなよ!絶対押すな…」






え…






タ「そろそろ帰りにそなえてメシ食いましょうか。何食べます?」
飴「やっぱせっかく北海道だしラーメンとかいいよね。」
タ「ジンギスカンとか?あとやっぱ海鮮も食いたいっすねー。」
岡「ラーメンも肉も食いたい!」
タ「どれにします?」
飴「いや意識高くいこう。どれか一つなんて愚者。たぶん全部を網羅してるプラットフォーム的なディベロッパーがあるはずだ」

タ「そうですよね。これだけ栄えてるんだから食コンテンツのプラットフォームが必ずあるはずですよ。」
飴「なるほどですね。」
岡「あきらめずリソースにコミットしましょう。」

意識が高すぎて誰もついてこれないだろう。
本人達でさえ置き去りにする意識レベルに達したところで五稜郭徒歩5分北海道港町酒場」でフィックスです。 


ここが本当に食コンテンツのプラットフォームでした。

海鮮から

ジンギスカン

塩ラーメン

ザンギ、じゃがバタ塩辛、タコ唐揚げと食べたかった一品も全部ありました。


お腹いっぱいになったところで心のきれいな人にしか見えない秘密の乗り物にのり贅沢に在来線の五稜郭駅へ。

電車の本数もかなりあり待ち時間も15分足らずでしたが

さすが五稜郭駅


有名若手選手と新幹線。間違いのない二者を起用するという趣向を凝らしたおもてなし。
お客様を飽きさせない工夫がいっぱいです。


最後の最後まで函館に楽しませてもらう贅沢な旅となりました。

オプショナルツアー最終結果(一人当り)

ロープウェイ大人往復1,280円
スタバ約400円(合計1,200円)
路面電車(十字街〜五稜郭公園)240円
夕飯2,868円(合計8586円)
秘密の乗り物約270円(合計800円)
=5,058円


結論

青森⇆函館はオプショナルツアー含めても約15,000円あれば死ぬほど楽しく満喫できる。



やっぱね。
函館というブランドは半端なかった。
食べ物、建物、歴史など全体的に全てが素晴らしく、
それぞれのエリアが広すぎず狭すぎず歩いて回るのに絶妙にちょうどいい。
飴マンさんに夜青森で打ち合わせがなければこのまま勢いで一泊したいレベルでした。

新幹線は今までの特急やフェリーよりはやはり料金的には高くなりますがトク40や青春18切符などを上手に使うこともできるし、
なにより1時間1分で着いてしまうスピード感はどこでもドアが普及する未来を感じさせるシロモノです。

ずっと圏外という環境も仲間との語らいを促進させてくれます。
実は坂本龍馬の像があったりカモメを眺めたりともっと色々満喫してたんですけど写真が多すぎてこれでも割愛しました。
そちらの様子は同時発売の誰得にもならない 岡のブスさとタイガーのチャラさが際立ちすぎてさながら不倫旅行みたいになった青森⇆函館約1万円で満喫してみた写真集(note版 100円)でどうぞ。


存在そのものが「贅沢」な函館。

一見遠くてちゃんと計画しないと!とかエネルギーが必要そうですが、これでだいぶ身近に感じられるのではないでしょうか?
そこに約1万円で満喫できる距離にある青森県という贅沢。

逆に青森も最高です。
みんな8万円で5Kに住める青森に移住して1万円で函館いこうぜ!


てことでバイバイ( ´ ▽ ` )ノ!





いやぁいい旅だった。
だいぶ早めからオプショナルツアーに突入した気がするけどお昼まではマジで1万円でいけたし目標達成っしょ!
これが1万1,000円とかなったら興ざめだけど。

いやぁこの達成感たるや素晴らしいね。
さて車だして鶴田にかーえろ…










興ざめ!!!!


謎なこだわりがあったからこんなこと言ったけど函館の魅力にむしろ帰宅3日目の今も興冷めやらぬよ( ´ ▽ ` )ノ!

ぐっと近くなった北海道ぜひ訪れてみて下さいオススメ!

新青森駅駐車場は1日最高1,000円です。
安心してお出かけ下さい。


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