玉砕の美学 8

2024年2月4週

サウジCの馬券が当たったのである。馬連500円だけなので、大した金額ではないが、こういう遊びの馬券が当たると嬉しい。当たれば何でも嬉しいのだが、心の平穏が違うのである。

土曜の競馬で負けていたので、本来はこんなよく分からない外国の馬券を買っている場合ではなかったのだが、それはそれだ。当たったから、それはそれと言えるのである。ここに反省がないのが問題なのでは?と思うが、当たったからいいのである。

その負けた土曜だが、中山の最終で三連複が的中した。◎は⑫エレガントムーンで、この馬からの軸1頭の三連複が当たった。○は⑨ギョウネンで、この馬とセットで馬券に絡めば、土曜の負債は何とかなる想定で買ったが、そんな上手くはいかずに4着、4,880円の三連複だけで終わった。

そこに端数が加わって、土曜の競馬終わりの残高が4900円になった。要するに、私、土曜の最終にパット残高を全額いったのである。正確には、既に入金金額が0になっていたので、再度入金した金額を全部賭けたのだが、まぁ、細かいことはいい。なら、書くなという話だが、こうなってはいけないという戒めでもある。。。

そんなわけで、残高4900円で土曜の競馬が終わったので、なら、サウジCを900円買うか、となった。私、こういうことをよくやる。本来なら買っては駄目なレースでも、端数ぐらいならいいのでは?となるのだ。心が弱いが、これが本来の楽しみ方な気もする。そんなことは毎度やっていては破産してしまうが、払戻からの端数は免罪符になる、いや、なって欲しい。

そのサウジCはどう考えてもハイペースに思えたので、色々と悩んだが、◎はウシュバテソーロ、○はセニョールバスカドール、この馬連2,470円が的中した。最後の最後に差し差しで決まったので、ウシュバテソーロが勝ったと勘違いしてしまったが、ゴール間際の攻防は楽しかった。

もう一つの馬券は、◎○にデルマソトガケとナショナルトレジャーを加えた4頭の三連複BOXで、こちらは外れたが、この2頭も4,5着に頑張っていたので、狙いは悪くなかった。デルマソトガケはドバイWCの方で期待したい。

そんなわけで、4000円で切りよく始めるつもりの日曜に、サウジCの配当が加わったので、これは何とかなるのでは?と思ったが、こう、会心の当たりがないままメインまで来て、阪急杯の◎アサカラキングは最後の最後で差され、中山最終の○ソムリエは煮え切らない3着で終わった。

ソムリエが2着なら、勝負した馬連に、端数を遊びで買った三連単まであるのに、3着だと途端に何も無くなるのは何故なのか?三連複の4,050円、せめてワイドの760円は何とかならなかったか?と悔やみつつ、遊びの馬券に振り回されて、長い週末が終わるのである。

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