玉砕の美学 6

2024年2月2週

日曜日、35R参加してしまった。これには伏線があって、土曜に酷く負けたのである。そうなると、ふて寝をして翌日は丸腰でアフガン(予想0状態)になりがちなのだが、布団ではなく机で突っ伏したら、いい具合の仮眠になって、頭が冴えてしまった。

そんなわけで、ほぼ予想が済んでしまったのである。そうすると、買ってしまうんですね。予想の段階ではオッズを見て回避しようなんて考えていても、せっかく予想したのだからという気持ちに負けてしまう。要するに私、意志が弱いのである。

買わなかったのは、京都の5Rで、これは昼食を取っていたら、時間が無くなってしまったので、まぁ、いいか…となったに過ぎない。時間がもう2分あったら、買っていただろう。当りはしなかったと思うが…

良くないのは、東京の9Rで、あまりに難解なので、前日に買わないと決めていた。なのに、買ってしまうのである。◎はセンタースリール、おお、殿人気だ。その単勝は184.6倍である。相手は1番人気のカーペンタリアで、私が見た時は1.4倍(最終的に1.7倍)だった。私には難解でも、オッズという民意がここまで推奨するなら、これでいい気がした。あまりに意志薄弱だ。

そのカーペンタリアは派手に出遅れて、そこで終了。民意とは…な状況だったが、センタースリールが離して逃げてくれたので、レース自体は楽しめた。直線の入り口は少しだけワクワクしたし、直線半ばまで頑張ってくれたのだから、十分である。8着でもカーペンタリアには先着しているのだ。何も威張れないのだけど…

しかし、楽しいだけではお金が減る。センタースリールを買ったのも、こんなに人気がないなら…とオッズに負けた結果だ。こんなことをしていていてはいけない。せめて買ってはいけないと諫めてくれた前日の自分を信用できるぐらいにはなりたい。

そんな反省の後の共同通信杯、エコロヴァルツもミスタージーティーも怪しかったので、ジャンタルマンタルの相手は新馬・未勝利組から選ぶと決めた。三頭から二頭に絞り、フォスターボンドとジャスティンミラノ、キズナ産駒の2択だ。でも、この2頭、オッズが全然違うんですね。

どちらを選んだか?は言うまでもない。ジャスティンミラノが2歳王者に完勝する様を眺めながら、反省の甲斐なくまたオッズに負けたと項垂れるのである。土日で全治2か月、まだ2月、来週は今年初のGⅠだが、早くも降参が見えてきた。

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