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長典男氏の地底人遭遇とウールピットの怪事件

時代は12世紀頃、イングランド、サフォーク州ウールピットの村に、どこからともなく男女の子供が現われた。しかし、彼らは普通の孤児とは違っていた。ふたりはまったく未知の言語を話し、奇妙な服を着ていて、生の豆しか口にしない。そして緑色の肌をしていた。


このグリーンチルドレンは、危険なオオカミをおびき寄せて捕える罠の穴から現れた。収穫をしていた人がふたりを見つけて村へ連れ帰り、サー・リチャード・ド・カルンが住む場所を提供した。いつしか、緑色だった肌の色も薄れ、食べ物もいろいろ食べられるようになったが、男の子のほうはだんだん塞ぎ込むようになり、具合が悪くなって死んでしまった。

 女の子は英語を覚え、自分は兄と一緒に地下世界にある聖マーティンという国からやってきたと説明した。そこはなにもかもがグリーンで、常にぼんやりとたそがれているのだという。

            了



この事件を以前から知っていた
長典男著の「地底人からの遺言」を読み出してすぐこの事件のことを思い出したので投稿します。

この本読んで
長年疑問だった、
・恐竜の隕石衝突絶滅説
・元々人間は女性だけだった説
・地球空洞説と異次元説
の答えがおぼろげに見えてきました。

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