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仮想通貨・BCG・メタバース関連用語集

※自分用に作っている用語集です。自分の認識を示しているだけで、これが真実だと言うつもりもなく、間違っているかもしれません。ご指摘はツイッターDMにてお願いします。ちょくちょく書き換えたり、追記したりします。


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ブロックチェーン 

…全ての仮想通貨、BCG、NFT、メタバースの根本にある技術。「データの所有者を決定し、その履歴や挙動を記録する」技術の総称。

特定のサーバーにではなく、複数の分散された端末に、同じ台帳を連結して暗号化して保管することによって、決められた手順(コントラクト)以外では、書き換えることができない、過去の変更履歴が全て記録されているハッシュ(配列)のデータ群。
一部を変更すると、全体が書き換わる為、全体を改ざんするには現存するパソコンでは処理不可能な量の計算が必要となる。(量子コンピューターであれば可能とされる)
かつて不正に映画や漫画をデータ共有していたWinnyというソフトに使われていたピアツーピアという技術が土台になっている。
複数の端末が計算し、台帳を共有する作業は、他者の端末による「マイニング」と呼ばれる報酬が得られる作業によって成り立っている。
マイニングはソフトさえインストールすれば、誰でもできるが、セキュリティホールがあるものも多く、ハッキングのバックドアになったりすることもある。
またブロックチェーンを使ったデータのやりとりには、複数台帳の書き込み、暗号化により、基本的には大量のデータトラフィック(トランザクション)が必要で、結果として、通常のプログラム処理より時間がかかる。
トラフィックが混雑する場合は、一つの処理に数日かかることもある。そのため、なんでもブロックチェーンにすればよいというものでもなく、改ざんの可能性がなければ、逆に非効率になる。
ブロックチェーン上のデータとそうでないデータの大きな違いは「所有者がいる」ということ。今までのWEBは、HPにしろドメインにしろ、メールアドレスにしろ、実際は所有しているのではなく、期間を限定して、レンタルしているというのが現状。それを「所有できる」というのが、ブロックチェーンの画期的な特徴とされている。

ネットワークチェーン

… 全ての仮想通貨にある、その動きを記録する土台となるブロックチェーンのこと。同じ通貨でも、異なるネットワークチェーンのものになることがある。異なるネットワークチェーンのものは基本的に交換できず、現時点では互換性がない。また、取引所によって扱えるネットワークチェーンが違う。ASTRという通貨が、ネットワークチェーンを相互にバイパスする構造を持っている。
また、現時点でも「ブリッジ」と呼ばれる違うネットワーク間の同じ通貨を、交換する技術が既に一部の通貨では運用されている。

ATH

… All Time High 史上最高値

AMA

… Ask Me Anything ~だけど質問ある?

MLbot

… Machine Learning bot 機械学習型の自動取引bot

MMbot

… Market Maker bot 高頻度に指値を行うbot

Trading View

… チャート表示ソフト。単体で取引はできない。裁量トレードをやっているほとんどの人がこれを使っている。色んな通貨を網羅しており、インジケーター、オシレーターが豊富。自分で作ったり、他人が作った指標を使うこともできる。

BCG

… Block Chain Game NFTを使ったゲーム。

Play To Earn

… お金が稼げるゲーム。

インジケーター

… 値動きを分析する基準。ものすごくたくさんある。

オシレーター

… 「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すインジケーター。

三尊・逆三尊

… チャートに描かれる3つの山。それぞれ急落、急騰の予兆と言われる。

NFT

…Non Fungible Token ブロックチェーンによって、持ち主を決定できるデータ。

DEX

… Decentralized Exchange。直訳すると分散型取引所。逆はCEX。Centralized exchange。中央集権型取引所。例:銀行。
資産・権利・利益が分散している。名もない個人が、ウォレットを接続し、資金を預けることで、流動性(両替のしやすさ)が生まれ、利用者が容易に資金を両替することができる。その手数料報酬は、資金を預けた個人に分配される。この仕組みのことをイールドファーミングという。

ラグプル

… DEX運営者が、預かった資金を持ち逃げすること。

DeFi

… Decentralized Finance。分散型金融。DexはDeFiに含まれる。DeFiでは、Dex以外にも通貨発行、貸し借りなどができる。

maker

… 指値注文。maker手数料は指値注文のこと。無料であることが多い。

taker

… 成行注文。建てられた注文(maker)を取っていくからtaker。makerよりも手数料が高いことが多い。

水平線

… チャートに書き込む横線。過去にあげたり下げたりして、止まったところに、その後も止められることが多いことから、それと思われる部分に横線を引いていく。その後も、止まることが多い為。

常に一定というわけではなく、直近の止まりやすい線、止まりにくい線があるため、トレードの際はちょくちょく書き換える。

また髭に合わせる場合もあれば、実践に合わせる場合もある。

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レジスタンス

… 価格上昇をとめる抵抗線。

サポート

… 価格下落を止める抵抗線。

レジサポ転換

… 今までレジスタンスであった線が、抜けた後、サポートになること。トレンド転換とは別のサインだが、値動き予想の指標として、合わせてみることも多い。

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移動平均線

… MA Moving Avarage 期間によってさまざま。また、重きを全体にするか、最近に重きを置くかで様々ある。レジスタンス、サポートになることが多い。インジケーターのひとつ。


トレンド

… 上下の値動きの波が、全体的に上向きなのか、下向きなのかを見る呼び方。最高値を付けた場合、その直近の最安値の間を結ぶ。次に最高値を付けた場合、前回の最高値と現在の最高値の間にある最安値を結ぶ。逆も然り。

決して波を適当に作ればトレンドという訳ではない。そして、この波線の取り方が「トレンド転換」を見極めるのにすごく大事。やってみると、意外と難しく、勘違いしやすいポイント。

トレンド転換

… トレンドが変わること。以下の図は上昇トレンドから下降トレンドに変わるかどうかの直前の図。8日に、最高値をつけたあとに11日、前回の最安値を割っている。その後に着けた最高値(と思われる)部分が前回の最高値を割っている。ただ、この時点で、まだトレンド転換にはならない。
このあと、前回の最高値を超えれば、上昇トレンド続行になる可能性があるからだ。
 しかし、前回の最高値を上回る前に、最安値が前回の最安値を割った場合は下降トレンド発生。トレンド転換確定、ということになる。その確定時点、または更に念を入れて、次の最高値が前回の最高値を下回っていた時点で、折り返しを確認したら、そこがショートのエントリーポイントとして、考えられる。

100EMAなどのインジケーターなどと合わせてみるとより確度が増す。

また、このトレンド転換はBTCやFXに限らず、様々な局面で、トレンドの見極め基準として、使える。

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セルフゴックス

… 送り先のアドレス、またはネットワークチェーンを間違えて、資金を失うこと

WEB 3.0

… ブロックチェーン技術の上になりたつWEBシステム。

WEB 2.0

… SNSなど相互のやりとりをベースとしたWEBシステム。

WEB 1.0

… ホームページによる一方向だけの読み取り専用ページのWEBシステム。

オプチャ

… オープンチャット。大抵はライングループやDiscordという形が多い。分からないことを質問できたりする。これを確認することで、通貨やゲームの透明性がある程度、測れる。

Discord

… カテゴリ分けされたチャット。無料で作ることができ、参加も無料であることが多い。

Mint

… 通貨やNFTなど、ブロックチェーン上の何かを発行すること。

Burn

… Mintしたものを削除すること。

Telegram

… 海外のラインみたいなもの。質問もできるが、運営からの一方的な連絡、ファックスのようなものとして使われることが多い。

スマートコントラクト

… 発動条件と実行内容を事前に、ブロックチェーン上に定義し、条件が一致した際に、内容を自動的に実行する仕組みのこと。ブロックチェーンに書き込まれる為、正規の変更処理をしない限り、第三者による改ざんができない。また、特定のサーバーに記録しているわけではないので、仮に運営者が死亡したり、倒産したりしても、定義された内容は、条件が満たされれば、実行される。

トークン

… 独自のブロックチェーンをもたず、他の通貨の土台となっているネットワークチェーンを間借りする形で発行される通貨。独自のネットワークチェーンをもっていれば、それはトークンとは呼ばれない。トークン例:VIS、PGX、GMT、GST
非トークン例:BTC、ETH、SOL

KYC

… Know Your Custome 身元確認。本人確認。取引所の場合、マネーロンダリングを防止する世界的な機関FATFの要請により、通常の金融機関よりも厳しい本人確認が行われている。

2FA

… 2段階認証。ログインや送金する際、IDとパスワード以外に、SNSメール認証、メール認証、認証ソフト認証等があり、取引所の場合は2段階どころか5段階ぐらいの認証を必要とすることが多い。

取引所

…広い意味では仮想通貨を売買できる民営の機関のこと。(国が運営している事例はまだない)。狭い意味では、利用者同士が売買金額を提示し、直接やりとりできる場(板と言う)のこと。

販売所

…狭い意味の取引所に対する言葉。販売所では、ユーザー同士ではなく、広い意味での取引所が所有している仮想通貨を購入し、または売却する。取引所の板取引よりも、高い手数料を払うことが多い。しかし、どの販売所も、販売所から買うほうが簡単な構造をしている。クレジットカードで買う、というのは大抵、こちら。特に初心者にはそれが販売所から高い手数料を払って買っているという認識がないまま購入していることが多い。特に日本の販売所は手数料が高い傾向がある。

海外取引所

…日本の取引所はJVCEA(日本暗号資産取引業協会)という一般社団法人の審査を受けなければならず、審査項目が非常に多いため、審査そのものに大変な時間がかかるため、新規通貨の取り扱いが進んでいない。結果として、主要銘柄以外のほとんどは海外の取引所を扱う以外にない。ちなみに海外取引所での取引を扱っている税理士はほとんどいない。

ウォレット

…仮想通貨を扱う財布。グーグルクロームなどの拡張機能として使う。メタマスク、ローニンウォレットなど、さまざまある。取引所に比べて、セキュリティが弱く設定されているが、その分、利便性も高い。取引所では、送金の度に何段階もの認証を必要とするが、ウォレットにはそれがない。KYCもない。
WEB3.0のサイトでは、「ウォレットを接続」することによって本人認証をし、売買やゲーム、取引を行うものが多い。
ログインの際にパスワードを必要とするが、万が一、ウォレットを消した場合に「リカバリーフレーズ」または「シークレットフレーズ」をいれると復活できる。しかし、これらを他者に盗まれると、中に入っている通貨を取り出すのも容易になる。
仮想通貨の盗難、ハッキングのほとんどは、取引所ではなく、このウォレットから盗られることが多い。更にそのほとんどが、ウォレットの技術的な欠陥ではなく、リカバリーフレーズを入力してしまった、または、詐欺サイトにウォレットを接続してしまった、などの初歩的な人為的ミスによるものが圧倒的に多い。
初心者のうちは特にウォレットに大量の資金を保管せずに、取引所に保管することをおすすめする。

コントラクトアドレス

…ウォレットに送金しても残高が表示されないとき、ウォレットに通貨を「インポート」する必要がある。その際に必要になるのが、各通貨、トークンの「コントラクトアドレス」。大抵は通貨で検索した際にcoinmarketcap.comなどで表示されるチャートのページに「コントラクト一覧」の項目にあり、それをコピペしてインポートすることが多い。同じ通貨でも異なるネットワークチェーンで違うコントラクトアドレスを有している点が、初心者には特に分かりにくい。

ガス代

…送金や取引を行う際に、マイニングをする人に支払われる報酬のこと。銀行のサーバーではなく、分散された端末が処理を行う為、ひとつひとつの処理(トランザクション)に対して報酬が支払われる。報酬は一定ではなく混雑すると、高い報酬を設定したものから優先的に行われる。そのため安い報酬の処理は時間がかかったり、拒否されることがある。ETHネットワークチェーンでは、ガス代が特に高く、時期によっては数万円に上ることもあった。

メタバース

… 3次元の仮想空間に、人や企業がログインし、経済活動を行ったりなど、現実を模した活動を行う世界のこと。SF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に発表したサイバーパンク小説『スノウ・クラッシュ』に登場する架空の仮想空間サービスの名称が起源。3次元仮想空間であれば、なんでもメタバースというわけではない。また、BCG=メタバースという意味でもない。
人が現実世界を模した活動を行う場であり、さきがけとなったのは2006年にできたSecond Lifeというゲーム。ただ、当時はブロックチェーンもなく、経済活動を行うと言っても限られており、廃れていった。

ポンジスキーム

… 代表的な詐欺の手法。一定の利回りの提供を約束し、資金を預かる。預かった方は運用をせずに、預かった資金の一部を運用益だと言って資金提供者に配当する。気をよくした資金提供者は更に資金を預ける、それを何度か繰り返した後、運営者は資金と共に消え去る。
BCGのほとんどがこれだと言われるのは、プレイヤーの報酬は新規参入者がいない限り、確保されない構造をもっている。代表的なのは、mintやブリーディングに、ゲームで得られる報酬の支払いを必要とする、という形。この形の場合、新規参入者がいなくなった時点で、mintされるものの需要がなくなり、報酬はすぐに売られ続け、報酬となる通貨の価値は下落し続ける。
過去、AxieやPegaxyがこの軌跡を追った。

そして、この形であったものが、継続的にプレイヤーに利益をもたらし続けた例は今のところ、ひとつもない。

直コン

… 直接コントラクトを叩く。通常のスマートコントラクト処理はHP等を介して、特定のボタンを押すことにより起動することが多いが、ページのソースを見たり、APIを見ることで、その背景にあるスマートコントラクトの処理を見れることがある。これを利用することによって、例えば早押しにより得られるNFTなどを、botを介して一気に取得する方法がある。ラグプルされた際、自分の資金を取り戻すというようなこともできる。

bot

… 特定の作業を代行するプログラムのこと。狭義では、株やFX、仮想通貨の取引を自動で行うプログラム。広義では、ツイッターやラインの自動投稿を行うプログラム。近年では、機械学習を使用したmlbotや、遺伝的アルゴリズムと呼ばれる、結果から常に学習し続け、成長し続けるbotも現れている。

ボラティリティ

… 値動きの幅、度合い、勢い。

TERRA

…2つの意味がある。
一つはUSTというステーブルコインの通貨のひとつの名前。
もうひとつはTERRAネットワークという、ブロックチェーンの名前。

こういうのはいくつかある。ほかにもSOLといえば、solanaという通貨のことと、solanaというネットワークチェーンのこと。
なので、solanaや、TERRAという言葉が出てきたときはどちらの意味なのか、文脈から推測しないといけない。

ほかにもイーサリアムネットワーク、XRPネットワーク、BTCネットワーク、MATICネットワークなど、通貨なのか、ネットワークを指して言っているのか、注意しないといけないものが多数ある。

初心者にとって、この概念は本当に分かりにくい。


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