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夜な夜な散歩コミュニティ「#夜歩く会」 を始めて3年が経ちました

2016年の4月、あるツイートをきっかけに「#夜歩く会」という、夜な夜な集まって夜の街をブラブラ散歩するだけの会が発足した。

大学時代からの友達の平野くんと二人で22時の外苑前に集まり、代々木公園まで缶ビール片手に歩いて、落ち葉の上で奇妙な踊りを踊ってその様を撮って解散をしただけの、何気なくて無邪気で無駄で最高の夜だった。

↑外苑前のキラーストリートで見かけたドアの写真。
「TOKYO IS YOURS」というメッセージが当時、東京初心者だった自分にはやけに響いたんだと思う。

↑MP(マジックポイント)の下がりそうな奇妙な踊りを枯れ葉の上で踊る平野くん。

↑邪悪なワシ

元々は平野くんと会う時はだいたい渋谷の大衆居酒屋でビールと焼鳥でヤイヤイやる感じだったのだけど、居酒屋ほどお金もかからず、かつ程よく冒険できる方法を探した結果、夜の街をひたすら歩くというだけの座組がハマり、その後も定期的に夜の散歩を楽しむようになった。

そして、せっかくだし、僕らだけじゃなくて他のナイスな友達も呼んでみんなで「夜のピクニック」っぽいことやろうぜ!オー!という話になり、2017年10月に伝説の第一回(公式)が企画されることになった。

ざっくりまとめると、これが「#夜歩く会」の起こりである。

そして、この文章を書いている、2019年4月8日で、最初の外苑前の散歩からちょうど3年が経ったことを、Timehopが教えてくれた。
(記事公開は5月末です。はい、下書きに寝かせてました。)

※多くの人を呼ぶようになってからは1年半くらい、コソコソ歩いていたのは3年くらいということです。バンド結成3年、メジャーデビュー1年半みたいなアレです。

最後に6/22の第8回 #夜歩く会 a.k.a #昼歩く会 の告知もあるので、ぜひともじっくりお読みください〜〜!!

夜歩く会のコンセプト・内容

タイトルには「夜な夜な散歩コミュニティ」なんて書いたけど、特にコンセプトの話とかはがっちりしたことはないし、「コミュニティ」なんてかっこいい響きが似つかわしいのかはわからない。
でも、何かと継続してやってるし、そこからいい出会いも生まれてくれているので、せっかくなのでかっこつけさせてください。

やってることを3行でまとめるとこんな感じ。

・夜
・楽しく
・歩く会

以上。
本当にこれ以上でも以下でもない集まり。

夜な夜な集まって、ひたすら喋りながら、ゴールを目指す。
途中で抜けてもいいし、途中で参加してもいい。
街の人に迷惑をかけないことにだけ気をつけて、夜の街歩きを楽しむ。
変な看板を見つけたら写真を撮るし、日々の粗利についての相談もする。
いい風が吹いたら少し立ち止まるし、蚊に刺されたらムヒを貸し合う。

そんな感じの集まりだ。

夜歩く会の参加条件

・街の人に迷惑をかけない
・他の参加者のみなさんと仲良く
・歩くのを楽しむ

ここが守れる人であれば基本的に誰でもウェルカム。
歩きやすいスニーカーで来ることだけお忘れなく。

夜歩く会のいいトコ

過去7回の開催で約30人近くが参加してくれて、それぞれによって語るポイントは違うと思うけど、だいたいこんな感じだと思う。

・街の風景を楽しむことができる
・友達ができる
・健康によい

夜の散歩って意外とハードルが高い。
特に女性は一人で夜道を歩くのが危ないこともあるし、まとまった距離を歩くのはけっこう骨が折れる。仕事終わりならなおさら。わざわざやろうとするハードルが現代人には案外高い。
(って話はこちらに書いた)

でも、夜風を背に受けて散歩をするのってエラくドキドキする。
何かが起こる「予感」すら覚える。みんなでただ歩くだけというのも、いつもの居酒屋や謎の異業種交流会の場よりもずっと、相手の人となりや、新しい一面がわかったりする。

忙しい毎日の中だと何かと張り詰めて見えがちな東京の街が、少しだけゆるんで見えるのもいいところ。
なんだか隙のある風景をカメラロールにストックするのは地味に楽しいし、帰り道のほどよい疲労感と達成感、小気味よい後味はクセになる。

そんな感じの、“日常生活の中のちょっとした非日常”をみんなで体験できる会なのである。

せっかくなので、これまでの正式にナンバリングしてきた #夜歩く会 全7回を振り返ろうと思う。(平野くんと二人で歩いた非公式散歩はナンバリングしてません)

幻となった第1回 #夜歩く会

第1回 #夜歩く会 コース:渋谷のもつ焼き屋の店内と渋谷駅まで
歩行距離:100m
コースのおすすめポイント:煮込みとハツがウマい
コースの注意点:焼酎がめっちゃ酔う

いよいよ二人だけじゃなく、みんなで歩くぞー!となった2017年10月21日。
渋谷〜代々木公園あたりをぶらりゆるりと歩こうぜ〜となっていたものの、まさかのバッチバチの豪雨。
渋谷の大衆居酒屋の店内を歩くだけの会となった。

↑アゴ。雨天に打ちひしがれながら撮ったもつ屋の壁。でも、いい夜だったなぁ。毎回特別だけど、初回のメンバーはやはり特別だったと思う。

↑当時の告知。平野くんが以前に別の方主催の夜歩く会に参加された際のまとめ。

そんなこんなで約一ヶ月後、冬が始まる直前のタイミングで第二回が開催されることになった。

川崎〜横浜をオールナイトで歩いた第2回

第2回 #夜歩く会 コース:川崎工場地帯〜横浜みなとみらい
歩行距離:22km
コースのおすすめポイント:工場夜景と高速道路、海沿いの風景
コースの注意点:風が強い、ロングコースなので時間と体力の余裕が必要

第二回、実質みんなでちゃんと歩くのは第一回目のこちらの会は、以前に平野くんが歩いたことのある川崎の工場エリアから横浜のみなとみらい駅の温泉までオールナイトで歩くというロングコース。

川崎の工場夜景を見ながら、ひたすら横浜方面へ。11月末の川崎・横浜エリアは想像以上に風が強く、凍えながら高速道路沿いを進んだ。


時々、公園を見かけては遊具で遊んだり、震える度にコンビニやガソリンスタンドの売店で暖をとった。時々バナナも食べた。

途中、グーグルマップのバグによって道を間違えることや、寒すぎて会話がなくなることもあった。寄ろうと思って、それを希望に歩いていた深夜営業のラーメン屋が目の前で閉まるという絶望的経験も。

いよいよ限界だ…と正直誰もが思ったタイミング、みなとみらいのビル群が見えた。そして、その数分後、水平線から光が上がって、じわじわと空が明るくなり始めた。

太陽の光がちらりと見えた夜明けの瞬間は、正直泣きそうになったし、気温が上がったことで体温もテンションも上がって、みんなの足取りも速くなった。

奥野くんなんて、おもむろに太陽に向かって走りはじめた。青春青年。

朝日に照らされるキリンみたいな赤色のクレーンの写真を何枚もみんなで撮った。自撮りもちょっとした。ゴキゲンなこの人たちが大好きだと思った。

その後、最後の力を振り絞ってみなとみらいの温泉までたどり着き、露天風呂に浸かりながら日の出を迎えた。ここ何年かで最も気持ちいい入浴だった。

温泉施設のサバ定食は最高に美味かったし、平野くん上野くんは休憩所でハチャメチャに寝て、奥野くん天野くんは起きてた。
男性6人のうち、名字に「野」がついていたメンバーが4人。四天野(してんのう)。
余談だけど、この一年後くらい、起きてた組の奥野くんと天野くんは一緒に“起”業した。会社名は「Stand by me.inc」。あまりにも出来すぎた話。最高のエピソードだ。

みんなを起こして、観覧車の前で再びバナナを食べて、東横線で平野くんとウトウトしながら帰った。

後にも先にもこんなに描写を細かく覚えている回はなくて、やはり伝説的な第2回だったと今でも思っている。
あえて恥ずかしい言い方するけど、この日の「冒険」の感動があったから今でもこの会をやっているんだと言い切れる。

夜のレインボーブリッジを渡った第3回 お台場〜渋谷

第3回 #夜歩く会 コース:お台場〜渋谷
歩行距離:12km
コースのおすすめポイント:レインボーブリッジを渡る時の非日常感
コースの注意点:レインボーブリッジが渡れるかを事前にチェックするべし

なんとなくドラマチックな風景を見たかったのか、意外と歩ける距離だということを知ったので、お台場から渋谷までを歩くことにした第3回。

まずは、アクアシティお台場のフードコートで腹ごしらえをして、浜辺でだらだらおしゃべりしてから歩き始めた。

もりぞーというひょうひょうとした後輩がこの回で初参加だったのだけど、何度かレインボーブリッジを渡ったことがあるということで、CMO(Chief Map Officer)としてグーグルマップを頼りに道案内をしてくれた。

レインボーブリッジは4月〜10月の期間は夜21時まで歩くことができる。(11月~3月は10時~18時)
いつもはゆりかもめで見ている橋の上の風景を歩くのは、裏技を使っているみたいで楽しく、例によって橋の上でバナナを食べた。
前回同様、上野くんもバナナを食べていたと思う。バナナはやはり絵になる。

橋を渡りきってからは、田町を経て、港区の街中を声の大きさと隊列に気をつけながらひたすら歩いた。(近所迷惑にならないように)

高輪台あたりで昔一緒にルームシェアをしていたJという青年が加わって、なぜか僕に「リンゴ、好きでしたよね?おめでとうございます!」的な謎の祝いの言葉とともにリンゴをプレゼントしてくれた。リンゴが好きなんて言ったことは一度もなかったし、誕生日でもなかったし、あれは一体なんだったんだろう…。でも、こういう謎イベントが街歩きの楽しさを倍増させたりするよね。

風と海を感じる自然を楽しむ系のレインボーブリッジウォークとは打って変わって、シティウォークならではの街のオブジェや看板、謎の落書きなどを楽しみながら歩く時間となった。

お台場〜渋谷は自然感とシティ感を両方味わえる、けっこうおすすめのコースです。

再び雨天!鳥貴族の店内を歩くことになった幻の第4回

第4回 #夜歩く会 コース:鳥貴族店内と渋谷駅まで
歩行距離:100mコースのおすすめポイント:ミックスジュースがウマい
コースの注意点:鳥貴族は事前予約しないと並ぶ

はい。雨天中止でした。
「中止なのにナンバリングすなや!」という意見もあるかと思いますが、鳥貴族の店内や渋谷駅までのわずかな距離をみんな一生懸命歩いたので、思い出を込めてナンバリングさせてください。

この日は相当ウォーキング・モチベーションが高い選手たちが集まっていたのか、雨天中止に対するフラストレーションを飲酒にぶつけ、なぜかイェーガーを酌み交わし合うというカオスな会でした。

もう二度とイェーガーは飲みませんが、この会があったからこそ、第5回の爆発力・団結力があったのかと思います。もう絶対にイェーガーは飲まない。イェーガーは、飲まない。

伝説の第5回!約40kmを歩き抜いた #山手線一周歩く会

第5回 #山手線一周歩く会 コース:渋谷駅から反時計回りに山手線沿線一周
歩行距離:約40km
コースのおすすめポイント:区画によって変わる東京の街を思う存分味わえるところ
コースの注意点:めっちゃ体力いる

前回、イェーガーで酔っぱらいモンスターと化した歩人(あゆむんちゅ)たちの会話。

「今回雨のせいで歩けなかったから次回はもっと思いっきり歩こうぜ!」
「そうだそうだー!」
「せっかくの5回記念だし、今回の分も含めて、倍くらい歩こうぜ!!」
「そうだそうだーー!!」
「もういっそのこと、山手線沿線一周歩こうぜ!!!」
「うおおおおおおおおおおお」

ということで、なぜか山手線沿線を一周歩くことになりました。

・途中退出、参加あり
・疲れたら休む
・完歩よりも楽しむこと
・街の人には迷惑かけない

この辺りをルールに、朝7時に渋谷駅に集合し、ハチ公前でウイスキーの瓶を回し合う、埼玉県から来た若者たちに絡まれたところから40kmの道のりはスタートした。
今回のCMO(Chief Map Officer)は山手線を5周くらい歩いた男asanoくん。

渋谷から逆時計周りへと歩き始め、途中から次々と合流してくるお寝坊アベンジャーズたち。五反田で最高のうどん屋、おにやんまで朝ごはんを食べたり、田町エリアで東京タワーがちらりと見えたりと、最初は本当に爽やかなモーニングウォーキングだった。

途中、新橋でもうやんカレーを食べた後、殴るように襲いかかる眠気と戦いながら、日暮里くらいまで歩いたあたりでランナーズハイの歩く版「ウォーカーズハイ」に入り、ずんずんと歩いていけるモードに。

「あれ、案外楽にいけんじゃね?」という空気になり、当初予定していた駒込の銭湯に入るのをスルーしたのが痛恨のミスだった。

この後、池袋を超え、ラスト1/3!というあたりで、急に全員の足取りが重くなる。
徐々に会話が減り、休憩はちょこちょこ挟んでいたものの、10時間近くの歩行による疲労感はMAXレベルに達していた。

しかし、諦めない一同は、男気ジャンケンでシュークリームを食べる、マリオカートのBGMを歌う、コイバナをする、などの方法でいい感じに気を紛らしながら進む進む。

大久保から新宿へのまっすぐ続く道は特に会話がなかったけど、街の光がやたらと綺麗に見えるエリアだったのを覚えている。

新宿駅のタワーのふもとで最後のロング休憩をとって、青春っぽく円陣を組みラストスパートをかける。

原宿から渋谷への短く長い坂道を下って、井ノ頭通りを抜け、スクランブルを超えてハチ公前にゴールイン!
休憩含めて約15時間の長い長い旅だった。

打ち上げで中華料理屋に行ったが、あまり記憶はない。帰りに銭湯によってひたすら足を揉みしだき、寝ぼけ眼で帰路に着いた。

楽しいでも苦しいでもなく、ただただ歩いたという感覚だけが残った。
半年以上経つ現在も、このイカれた会を開催してよかったのかどうかすら答えが出ないでいるが、一緒に歩いた仲間たちとは、「血の絆」のようなものを勝手に感じている。それだけは確かだ。

山手線一周歩いた時の記録は↓にまとめてある。

#山手線一周歩く会のモーメント

第6回!カジュアルに2時間歩いた渋谷〜学芸大学 #snackbarflat

第6回 #夜歩く会 コース:渋谷駅〜学芸大学 #snackbarflat
歩行距離:約4km
コースのおすすめポイント:歩きやすさ、渋谷の雑踏から少しずつ変化していく街並みの変化が楽しいところ
コースの注意点:特になし

#山手線一周歩く会 の衝撃と、冬のシーズンが重なったことで半年ほど開催していなかった #夜歩く会 だったが、「春も来たことだし、サクッと歩こうぜ!」という話に。

川崎〜横浜のナイトウォーキングしかり、山手線一周しかり、ロングウォークは5回に1回くらいやる分にはいいけど、なかなか体力がいるもの。
そこで、より気軽に「今夜暇な人歩こうぜ〜!」「おお!歩こう!」くらいのカジュアルさで歩けたら素敵だよなーとよく思っている。
歩きたい人同士がカジュアルに出会うことができる、歩く人のためのマッチングアプリがあればいいのに。

そんな感じで、サクッと今週空いてる人どう!と言って開催したのが第6回。
渋谷の新南口に集合し、バナナの上野くんもりぞーのようないつものメンバー、Twitterで見て参加したい!と言ってくれた人たちで挨拶をしてウォーキングスタート。

最近できた渋谷ストリームの川沿いから歩きはじめ、代官山方面の高級住宅街でバナナを食べたり、寺みたいな家を見かけたりした。
渋谷エリアはやはり、落書き a.k.a ストリートアートが多く、これらひとつひとつがどういう意味合いを持つものなのかを調査したら楽しそうだと思った。

ほぼ葉桜になった中目黒の桜を横目に歩き、祐天寺の商店街へ。
祐天寺の商店街は変わった名前の看板を多く見かけた。
もりぞーが途中でカレールウを食べながら歩いていたのは謎だった。

そして、高架下の住宅街を抜けて学芸大学の #snackbarflat へ。
ゴールイン!

こちらの #snackbarflat は、一言であらわすのは難しいのだけど、たこ焼き×スナック×コミュニティのお店。

学芸大学で長年愛されている「花たこ」というたこ焼き屋のおばあちゃんと、箕浦さんという人間的にものすごくしっかりされたお兄さんが出会ったことをきっかけに生まれたお店。

僕が今、スーパーとコンビニの次に一番通っているお店であり、大事な居場所です。
詳しくは↓こちらのnoteをどうぞ。

ベストシーズンの第7回 田園調布〜学芸大学 #snackbarflat

第7回 #夜歩く会 コース:田園調布駅〜学芸大学 #snackbarflat
歩行距離:4.4km
コースのおすすめポイント:豪邸街の街並み、ベストな距離感
コースの注意点:特になし

第6回の翌週、#snackbarflat にて、#夜歩く会 の話をしたところ、「すぐ次の企画しよ!」という話になり、3週間後にサクッと歩くかーという話になり開催された第7回。金曜夜のサクッとシリーズ第二弾。

前回は渋谷〜学芸大学だったので、今回は東横線沿線を反対から進むことにした。

以前、タモリさんが「都内のおすすめの坂」についてまとめた本を読んだことがあって、その中でやたらと大田区と目黒区が出てきた覚えがあるのだけど、そんな大田区と目黒区を舞台としているのが今回のコース。
福山雅治の桜坂のモデルも田園調布だとか。

19時半に田園調布駅に集合し、まるで城みたいに立派な家が立ち並ぶゆるい坂道を登る。各家にだいたい警備会社のシールが貼られていたので、「アルソックストリート」と名付けた。
一番大きな家は、横を通り過ぎるのに3分かかった。

線路沿いに歩いて、横断歩道を渡ると、街中が見渡せてこれは坂の街ならではの美味しい景色だと思った。
少し歩くと、これまた城みたいな見た目のスーパーがあって、そら豆がセール価格1パック450円で売ってるのを見つけた。スーパーにはその街に住む人の属性がよく表れるとわかった。

途中、道を間違えて九品仏を経由して自由が丘へ。今月キリマンジャロを頭頂したというそのちゃんの話を聴きながら、都立大学駅方面へ。

都立大学〜学芸大学駅は、やたらと怖い話に花が咲いてしまい、それに応じて奇妙な出で立ちの建物やおどろおどろしい池、ジョジョ立ちで電話をするおばちゃんなどなど、少し不思議なTIPSが集結する区間となった。

学芸大学に着いてからは #snackbarflat でたこ焼きに舌鼓を。
たくさん歩いた後に食べるたこ焼きのウマさ。胃に直接語りかけてくる。

最新スマホ Pixel 3Aの話題やキリマンジャロの話題で盛り上がった。
いつも歩くたびにバナナを食べていた上野くんの誕生日も祝えたし、実にいい夜だった。

以上が、#夜歩く会 第1回から第7回までの感想である。

第7回までやってみてどうだったか

これと言って、わかりやすく盛り上がるコンテンツがあるわけではないけど、参加者のみなさんが楽しみどころを見つけて勝手に盛り上がってくれているのがすごく嬉しかった、というのが全編通しての感想だ。

インスタにすごく映える風景があったかと言われたら、レインボーブリッジとかはたしかに映えたけど、そういう景色は多くはなかった。ほとんど国道沿いの街灯に照らされた、後ろ姿の写真ばかりがカメラロールには残ってる。

道中でデカイ肉や紫色のソフトクリームみたいなイケてる食べものを食べたかと言われたら、バナナくらいしか食べてない。

参加者が有名人やフォロワー10万人のインフルエンサーなのかと言われたらそうでもない。

わかりやすいものが何もないからこそ、街の風景や各参加メンバーのことが主題となって、様々な即興セッション大喜利をすることができた。
#夜歩く会 という“ガワ”に対して、みんなが意味を注ぎ込んでくれたからこそ、これまで楽しくやってこれたのかな、と。

映画「マッドマックス〜怒りのデス・ロード」が目的地に行って、帰ってくるだけの話なのに、あれだけ多くの人を虜にしたのは、そのわかりやすさと道中の細かいアレコレがやたらとツボったから。

今後、#夜歩く会 も「夜、集まって、歩く」というシンプルな工程の中で、何かしらの意味と予感が込められていく場所になればいいなと思う。
散歩業界のマッドマックスを目指すぞ!

最後にはなりますが、これまで参加してくれた約30人のみなさん、本当にありがとうございました。
仕切りが悪かったり、迷子になったりと、何かとご迷惑をかけたこともあると思いますが、お陰様で素敵な後ろ姿の思い出がたくさんできたし、東京のことが確実に好きになりました。
いつも横にいて一緒に歩いてくれる平野くんにも感謝を。

「人と人とが出会うための場所」として、これからもちょこちょこ企画していくので、みなさんよかったら参加してみてください。

無邪気で無垢で無駄な時間を過ごしましょう。

【告知】6月22日、第8回 夜歩く会 あらため、#昼歩く会 やるよ!

先日、noteのイベントで平野くんと会った時に、6月22日のお昼に #夜歩く会 あらため、#昼歩く会 をやろう!という話になりました。
まだ詳細詰められてないのでめっちゃ仮ですが興味ある方はぜひ〜!


6月22日(土)13時〜17時
コース: 都内のいい感じの歩きコース
参加方法:TwitterでコメントかDMください!


※もし、これを読んだ方のとっておきのおすすめコースがあればコメントやTwitterなどで是非とも教えていただきたいです!


なければ、第4回で雨天中止によって歩けなかった、多摩川駅〜二子玉川駅のスーパー河川敷コースを攻めるのなんかアリではないかと思ってます。

告知は随時Twitterでやっているので、よかったらチェックしてみてください!


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