大人のやることは子供の環境を整えること
子供は子供が育ちたいと思ったタイミングでしか育たない。
育つスピードを、速くすることは出来ない。
環境が合わなければ、成長は止まるか後戻り。
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現在七歳の息子を試行錯誤で育ててきた中で強く強く繰り返し感じたこと。
子供の成長を願って心配しているつもりが、いつのまにか大人の不安を解決させるために子供を変えようとしていないか?
今その子が その子の体が、成長しようとしている部分はどこなのか?
大人は、子供の今成長しようとしている部分をサポートしているのではなくて、今大人が成長させたい部分を成長させようとしていないか?
子供の成長のためではなく、大人の安心のためになってはいないか?
大人の今すぐの安心のために、子供をコントロールしようとしていないか?
「⚪歳なのだから、△△ができないと将来困るだろう」とか理由をつけて。
実は、今大人が見ているうちに出来るようになってくれれば安心だからと、やらせようとしてないるのではないか?
大人の目線で「育ててあげよう」とすることのデメリット
子供の今成長しない部分を成長させようとしていると、
子供は大きなストレスと恐怖を感じる。
例えば、まだつかまり立ちの赤ちゃんに、一人で歩く練習をさせたら、その赤ちゃんはとっても怖いはず。
そうすると、その赤ちゃんは、「歩くことってすごく怖いこと」と認識してしまうかもしれない。
たとえばそれが学齢期になって、同じ歳の子達と比べられて
自分だけ出来なかったら、
「自分はダメな子なんだ」と自信をなくすかもしれない。
成長できないことを無理強いしてくる大人とは、信頼関係も築けないだろう。
「自分のことをわかってくれているか」
「自分のありのままを受け止めてくれる大人か」
子供は無意識にでも判断して、大人との距離感を作る。
予防線を張る。
誰のために成長するのか
子供は自分のために成長して、自分のために生きる。
親や祖父母、先生を喜ばせるために成長するのではない。
子供は子供の成長の準備が整ったところから成長していく。
成長する子供を応援するために大人がやるべきことは、
①環境を整えること
②成長の邪魔をしないこと
子供は大人が邪魔をしなければ、必ず成長の準備が整ったところから成長していく。
必ず自ら成長に向かっていく。
大人はそのタイミングを見抜き、
すかさずその道を通りやすくする。
準備が整ったらすぐにやり始められるように、始めやすい環境を作っておくのも良い。
また子供の興味は移り変わる。
いつも子供の育ちたがっているところを最大限に伸ばしたい。
「環境を整えて、待つ。」
子育てはこれの繰り返しに思う。
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