見出し画像

息子の学び方と水循環センター見学

広報紙に掲載されていた見学会に申し込み、先日息子と二人で行ってきました。

全体から把握したいタイプ

息子はわりと小さい頃から「水がどこから来てどこへ行くのか」を知ったり話したりするのが好きでした。

物事の一連の流れ、例えば人が生まれてから死ぬまでや宇宙がどこまで続いているのかを話すことも今好きなことのひとつです。
正しく 全体を知ることから始めるのが好きなタイプです。
それには、「全体を知っておくと安心だから」ということもあると思います。

そんな理由で参加したした見学会。
なんと申し込みしたのは我が家だけ、参加者2名の見学会でした。

まずは、短いビデオを見て、水がきれいになっていく仕組みを学習。
そのあとに担当の方から詳しく説明していただき、質問したりしました。

いよいよ実際に水をきれいにする装置のある場所を見学です!

↑まずはごみを取り除く。

↑臭うので蓋がかけてある。

↑汚れた水と微生物のいる水を混ぜ合わせ、空気を送り込んで微生物を元気にさせて汚れを食べてもらう。

↑微生物を沈めてきれいな水と分けていく。
息子の質問が時々説明してもらってる内容から外れていても、丁寧に教えてもらえた。感謝。

↑こんなにきれいになった。

↑軽く消毒して流す。

最後にビッグイベントの
微生物の観察!!!\(^o^)/↓

すごーい!スマホのカメラを顕微鏡の接眼レンズにくっつけたら、写真が撮れたので、ついでに動画も撮りました(^ー^)

息子は顕微鏡に満足すると、周りのことが気になり、担当者の方とおしゃべりしまくり。

あれはなに?これはなに?に答えてくださっている。
感謝。

見学会が終わってみて思うこと

もし学校などの大人数で見学に来ていたら、

息子は
先生に叱られないようにならぶこと
質問があってもしゃべらないこと
姿勢を崩さないこと
始めと最後に大抵先生からの長い注意事項があり、動かないで聞かないといけないこと
などに神経を使ってエネルギーを消耗し、見学会の内容は頭に入らないだろう。疲れてげっそりして帰ってくることだろう。
周りの情報に反応してしまい、自分なりに精一杯努力していても叱られて、失敗体験となり自信をなくしてしまうこともあるだろう。

ふざけているわけてはないけど、
良く誤解されてしまう息子。

本能的に感覚的に反応しやすい息子の困り事を
学校の先生は見抜けない。
読み取れない。
大人を困らせる子だと誤解する。
誤解しているから、息子とうまく関われない。

しかもまだ7歳。
今できなくたっていいじゃない。

初めて足を踏み入れた水循環センターで
息子は若干、水のことより敷地内全体のことが気になって、
早歩きになったりお喋りになったりしていた。

こういうことも成長とともに落ち着いてきている。

この生きる世界がどんなふうに出来ているのか
知れば知るほど
息子は安心する。

だから今は
息子の行動を事細かに正すことよりも
息子の知り方、学び方
わかり方に合わせて、
この世界がどんなふうに出来ていて
どんなふうに動いているのかを
息子に紹介していくことが優先。

立ち振舞いも伝えていくけど、強制はしない。
だって 誰でもわからないことは不安や恐怖を覚えるでしょ。
当然の反応。
それが強く出てわかりやすいのは
我慢が足りないからじゃなくて
そういう人だっているということ。

いろんな感覚 感じ方の強弱があって
全体が成り立っているの。
新しくなっていくの。
新しいものも生まれるの。

だから 息子は息子らしくしてていいんだ。
成長しているから大丈夫。
これからも安心して成長していってほしい。

#ホームスクール
#不登校

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?