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群青を聞いて思う事。とある弁護士さんのおはなし。

YOASOBIさんの「群青」が好きです。

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悔しい気持ちもただ情けなくて涙がでる
踏み込むほど苦しくなる
痛くもなる

好きなことを続けること
それは「楽しい」だけじゃない

何回でも何回でも積み上げたことが武器になる

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全ての歌詞に共感でき

「自分の好き」を貫くことは
簡単じゃないかもしれないけど
突き進もう!
って思います。


都度何度も聞いている曲。

わたしの周りにも
自分の道を貫いた方がいらっしゃいます。

実は...
衝撃的なはなしですが...

わたし、民事を起こしたことがありますっ!

まさか、自分が民事を起こすなんて
思わなかった。

トラブルや、誰かとのハレーションを避けることは出来ないかもしれない。
わたしも、この案件では、士業さんに作成頂いた契約書を交わしていましたし、双方、納得したうえで締結したと思っていました。

ですが

思いもよらぬことで、先方から、損害賠償を請求されました。
今でも、その時のシチュエーションを思い出せるほど、鮮明な記憶に残っている。

どこにいて
相手がどう話して
「すぐに返答は出来ないので、持ち帰らせてください」
と言った時
相手が笑った。
そのことも。

すぐに、知人の経営者に相談して
紹介いただいた弁護士さん。
わたしと同年代の男性の弁護士さんでした。

事を大きくしたくないと思っていたわたしは
「何とか、相手に理解してもらうことは出来ないだろうか?
 そして、また一緒にビジネスが出来ないだろか?」
と相談しました。

弁護士さんの回答はこちら
一言一句覚えています。
「その気持ちはよくわかるけど
 あなたは、法的に間違ったことをしていません。
 だから、あなたはその要求を受ける必要はありません。
 訴訟を起こしましょう。」

決断するには時間がかかりました。

間違ったことをしていないけど
訴訟を起こすなんてしたくない。
出来れば穏便に。
と何度も相談しました。

不安も大きく、
「こんなの意味があるんでしょうか?」
「勝って、何になるんでしょうか?」
と聞きました。
だけど、いつも

信じて進むことに意味を見出してはダメですよ
勝つって、そんなに楽しいことじゃないです
守るために、攻めないといけないことはあります


と、話し方は、何言ってんだか分からないほど
早口で、声も小さいのですがw
「この人ってすごーーーー」って言葉をたくさんいただきました。

この時に
覚悟
とか
信じる
を学んだ気がします。

あとは
そうだなぁ
ビジネスにおけるモラルや考え方。
法的なことや契約ごと。
そんな事業者としての学びがいかに大切かを知りました。

もう一度言いますが

誰も好き好んで民事なんか起こしません(趣味の人っていますかね?w)
勝訴したわたしが感じたことは
弁護士さんと同じで
「勝ってもうれしくない」ということ。
お金も時間も使い
精神的にもかなり消耗しました。
何もいい事なんてなかった。
でも、守れた自分。
そこまでして守った自分に誇りは持とう!
そう思います。

そんな心強い弁護士さん。
実は、弁護士になりたくて
大学卒業後、司法試験に挑戦するも、願いが叶わず
10年以上ニートしてたそうです。

凄くないですか?

ご本人も凄いけど
親御さんも凄い

時々アルバイトしながら、弁護士を目指す息子を信じた訳ですから。
誰もが簡単に出来ることじゃないです。

そんな弁護士さんだから
きっと、名言も多くお聞かせいただいたんだと思います。

この経験は
自分だけでなく
女性起業家さんのサポートにも活かして
はじめて
「世の中のためになる」
と思っています。

「まさか民事なんて」

そう思う方もいらっしゃるでしょう。
ですが
わたしもそう思っていました。

裁判所なんて、ドラマの中にあって。
自分の中にはない。
そう思ってた。

だけど
相手は、わたしと同じモラルのものさしを持っている訳じゃない。

交通事故も同じ。
赤は止まると当たり前に思っている人でも交通事故に巻き込まれます。

赤なのに直進してくる車がいれば
青だからと、走っている車とぶつかってしまう。

自分のものさし≠相手のものさしなのです。

思いもよらぬ
自身が望まないことも起こる。
だけどなぜやるのか?

それは、まさに群青の歌詞であるように。

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好きなものと向き合うこと

今だって怖いことだけど
もう今はあの日の透明な僕じゃない。
ありのままのかけがえない僕だ。
確かに
そこに
君の中に。

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では♪

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