うーん…。オカリナ…?うーん…

・高校の吹部のOBバンドが解散になった。

・一度も演奏会はひらけなかった。本当なら一昨年の夏から今年の夏まで3回、演奏会を開けるはずだったんだけどな

・コロナで演奏会そのものが開けない(開きにくい)、ということはまあそうなんだけど、それ以上にメンバーが全国に散らばっている以上、そもそも練習会に人が集まらない。というのが大きい理由。

・コロナが流行り始める前から既に、全国にメンバーか散らばってることの弊害みたいなものははっきり感じてた。

・1日の練習のためにわざわざ遠い県外から来られる人ってそうそういない。ので合奏では揃わない楽器、パートだらけ。練習のたびに集まる人がまちまちなのでパート割りも固まらない。顔を合わせる機会がほぼないのでメンバーの状況、参加への意思すら確認できる機会がない、とかとか

・やっぱり全員のモチベーションを保ち続けるのって難しいよなぁ。例えば週一って(月1でもいいけど)決めて顔を合わせて練習できればバンドの技術向上的にはもちろん最高だろうし、モチベーションも「みんな頑張ろうぜ!」的な空気の中でなんとなく保てたかもしれない。

・定期的に「俺、バンドのために自分の日程調整してる」みたいに意識をするってだけでも、参加してる意識の再確認というか、そういうのでモチベーション維持には繋がる気がする。

・でもほぼみんな社会人。家庭を持ってる人だっている。それぞれ日々を暮らしてる中で、バンドの練習のために時間、体力、金銭などなどのリソースをそんなに割ける人って現実的にはほぼ居ない。

・解散になっちゃったのを残念に思う自分はもちろんいるけど、情けないことに安心してる自分の方が少し大きいかもな。

・自分は県内に残ってる勢だったので練習には比較的毎回参加してた方なんだけど、練習会の回を重ねるごとにどんどんしんどくなってった。

・OBバンド結成時の1回目の集まりはなんていうかみんな希望とか期待をたくさん持って集まってるのをひしひし感じてた。高校在学中はもちろん、大学に入った後も高校吹部の演奏会の助っ人として呼ばれたりして一緒に音楽をやってきた仲間が沢山いた。もう会えないだろうなぁとか思ってた人も多かった。ずっと顧問をやってた先生が異動して、もうあの場所は戻ってこないものだと思ってたから、激アツだぜ!ってみんな思ってたと思う。

・回を重ねるごとに練習に来る人が減ってって、合奏する意味がないくらい少人数になった。(本当に少ない時期は10人いなかったんじゃないか?)「俺は何のために今日ここに来たんだ…?」って思ってしまったのは俺だけじゃないはず。主催してる先生が1番しんどいだろう。

・かと言って、「来た人で適当にアンサンブル組んで発表しよう!」みたいになるのも辛かった。譜読みにめっちゃ時間かかるのよな。俺。自分のミスがバレバレの少人数で、短時間で発表までしなきゃいけないのつらいぜ(これは俺のワガママだ。みんな人が集まらないなりに何か形に残そうと頑張ってたんだから。)

・自分がこのOBバンドに期待してたのって、jがいてrがいてf君がいて、たまに上手すぎるa先輩の音を聴いてため息をついて、みたいなあの空間が戻ってくることだったのかも。みんなそれぞれの今を生きてるのだ。


・人が集まらないままズルズル続ける判断がきっと正しくないというのは分かってても、期待と人を集めて、せっかく動き出したバンドを解散する決断は、運営の中心に居る側からしたら断腸の思いだっただろう。

・だから、今まで運営してくれた、そしてしっかり最後の決断をしてくれた先生をはじめとした方々には感謝。7月までは練習会場も取ってあるからそれまでは完全に終わりではないけど、自分も出来るだけ顔を出そう。




・上に書いたのとは特に関係なく最近楽器吹きたい欲が高まっている。

・トロンボーンは大好きだけど、サイレントブラスをつけてアパートで吹くのも窮屈極まりないし、何よりもう体力が落ちてしまった。

・アパートで吹いてもギリギリ迷惑じゃない楽器ってなんかあるかね?

・できれば管楽器で、電子楽器とかでもなくそのものの音が鳴るやつがいいな。そんな本腰入れてやりたい訳でもないので、そもそも音を出すのに苦労する楽器、何十万とかする楽器はナシで。

・オカリナとかどうすかね?うるさいすかね?難しいすかね?

・うーんうーん。

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