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2024年5月2日(Thu)

hideちゃんが天国へ飛び立って26年。
今年は二十七回忌。
中3だったアタイも41歳に成る。

時が止まって居る部分と当たり前に進んでいる部分を感じつつ、未だにちゃっかり何処かでhideちゃんが今年は赤いちゃんちゃんこを着てゲラゲラ笑う誕生日を迎える……生きていてくれてるそんな夢物語を祈る自身が居る。

ここ数日、悪夢を見る訳でも無く、兎に角寝続けて居た。

昭和の日の翌日、近所のお寺さんからの近所の老舗おせんべい屋さんの毎年恒例配られる美味しいおせんべいの詰め合わせを受け取った記憶あり。
日時指定を無視する某配達会社が相変わらず持って来たので、代引き用意してませんし、日時指定なので宜しくお願い致します。と、頭を下げたのも記憶あり。

しかし、それ以外は先週の土曜日辺りからプツリと記憶がすっ飛んで居る。

それなのに、メールフォルダーはいつも通りに整理され、更新されるSNSもチェック済。食事もとっていた様だし、ゴミ出しもされて居る。

ただ日にちがワープしたかの様に今朝なのだ。

挙句、朝一のニュースチェックで目に飛び込んだのはフジ子・ヘミングさんが天へ向かわれた事だった。

彼女の独特さが大好きだった。
ご自宅でピアノをサラリと弾いているそのピアノの上を猫が優雅に歩き、近くのソファでも猫は取材班が居てもお構い無しに寝転んで居た。

アタイも年齢を重ねたのだから、アタイよりも早くに生を受けた方々がこの世の人では無くなるのも当たり前の話。それなのに、訃報を受ける度に哀しみの底に叩き付けられる。世の摂理を理解しているつもりなのだが、心の中では縋り泣く自分を認めざるを得ない。

時間だけが過ぎて行く。

……何年経ってみても、君は宇宙の暇人だろう……

26年も前にアタイの生活を予言していたかの様な歌詞に苦笑する。それでも、暇人なりに幸せに生きてる事を青空に向けて報告出来る幸を噛み締める。

雨上がりの朝に、寝ぼけながら書いてます。
お二人の魂が安らかである事を、今は痛みの無い世界にいらっしゃる事をただただ祈りつつ。
お二人の音楽と生き方に出会えた事を心から感謝し、偉大なる音楽家の魂に安らぎを求めます。

愛してる、ずっといつまでも。

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