見出し画像

眠っていたテンキーを左手デバイスにする話

左手デバイスというものをご存じだろうか。
多分絵描きのひとはダイヤル式のやつとかを想像すると思う。

私も絵や漫画を描いたりするが、結構アナログなのでいちいちこうしてああして…とやっていた。
しか~~~し、同人活動も2年目となるのでちょっとアップグレードをしよう!となったのであった。


同人仲間が使っていた、左手デバイス…

先日、仙台へ同人仲間と原稿合宿を行ったわけだが、その際にテンキーを左手デバイスに使っていた。
彼女はかなり書き込みがえぐくてツヤのある絵が印象的な本を描くのだけど、リアルで描いてるとこを見るのは初めてで、目に留まったテンキーのことを聞いてみると、あれはこうで、ここはこうして…と説明してくれた。
ほう…ふぅうん…???そんなことも出来るのか…。

(個人的に)有名な左手デバイスたち

記憶に新しいのは何かとSNSでレビューした絵師さんが多いTourBoxだろうか…これをきっかけに左手デバイスを考えるようになった。
ダイヤルでカチカチするのが印象的。
でも確かEliteで4万くらいするんだよな…最近出た簡易版のLiteは14000円ほど。うーむ…としかめっ面になる。

あとクリスタ民なら知ってる人はいるだろう、TABMATE。
片手で持ちながら操作するのは飛行機の操縦桿みたいだ。
クリスタPro/EXを持っていれば5000円ほどで買うことが出来るらしい。
知らんかったけど、これ使ってる人おるんかな。

あとここ数年安価なペンタブで有名なXPPenも左手デバイスがある。
価格は6000円ほど。シンプルで薄いデバイスでモダンな印象…

あとあと、昨年のAdobeMAXJapanで知ったセンスラボのクイッキーズ。
14000円とお高めかもしれないけどこれの良いところはツール名が内蔵画面に出るとこだと思う。しかも日本語。


眠っていたテンキー、使えた。

なんか同人仲間が使ってるテンキーのデザインに身に覚えがあるなぁ…とぼんやり思って家に帰ってから掘り起こしたら同じものが出てきた。

やっぱり、持ってたテンキー。いつ買ったか覚えてないけど、出てきたBluetoothのテンキー。

iCleverというブランドのテンキー

どうやら私のモデルは古いらしくて、現在はテンキー本体のみでBluetooth接続が可能で対応機種もMac系まで波及している。
しかも旧モデルは充電はmicroUSBに対し現モデルはタイプC。明らかに利便性を向上させている!!!
しかもカラーバリエーション増えてるううううう!!!!!!!

さらに旧モデルは受信機があるのでSurfaceGoの場合はタイプCしかないので変換が必要ではあるが繋げたら放置してたにも関わらずなんか使えた。

変換がちょっと邪魔なのでもう少し省スペースのものを検討…


割り当てをする

さて、テンキーにショートカットの割り当てが必要になる。
クリスタでの使用なので、ファイル→ショートカットキーの設定に進む。

するとあらかじめキーボードでのショートカットが割り当てられてて、そこにテンキー用にショートカットを追加した。

取り消しやり直しは必要でしょ…

しかしショートカットとはいうが何を追加すればいいんだろうと考えながら割り当てをしていく。
何せ今まで画面上でポチポチして切り替えていたので案外無意識にこの時はこのツール使って…とやっていたので意識して考え込んでいた。

とりあえず良く使うツールを割り当てる。
ペン、鉛筆、消しゴム…
あとはサイズ変更…

うーん…、テキスト入力とか…この時はサブツール詳細よく使うかな…
あと左右反転…

投げ縄選択…とか…

カラー切り替えとか…

あと仲間から聞いたクイックマスク…と、塗りつぶし…

と、まぁもちょもちょやって割り当ては完成した。
しかしこれ…さ…

で、どれがどのショートカットか分かるか???

どこがどれって覚えらんねぇやん…???と思った。
数年前はセリアでアイコンシールなるものが売っていたそう。

現在は廃盤で、メルカリでは2000円とかで売られていた。
Amazonでも同様。プレミア価格じゃないか!!!!!!

というわけで同セリアでこんなものを買ってきた。

15mmの丸シールと、同じサイズのクリアシール。
めっちゃ枚数入ってるけど…

これに割り当てたショートカットの絵をマジックで書いて…
ペタペタ貼って…上から保護&にじみかすれ防止のクリアシール貼って…

爆誕!!!!!!

操作性は如何に

2日、3日ほど使った感想としては、かなり楽だ…!
切り替えをパパっと出来て、結構便利。

特にいちいちツールバーを開いて選択して…とやっていたものは時短になった。これはありがたい。
充電の持ちも良い。当時2000円くらいで買った気がするがなかなかに良いものだった。早く気づきたかったこのスタイル。

今回5月に出す本では驚異の80pなのでこれで作業しやすくなったのでは~?と期待している、沖野であった…

参考記事 ↓こちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?