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28歳、双子を身籠る。ver.12-つわりに休みはない-


つわり「こんにちは^^」


私「ウッ…!」トイレgoー

といったドラマ的展開は今にも後にも訪れませんでした。

おそらく多くの妊婦さんが体験する、つわり。
つわりに関して最初に知ってほしいのが
・症状の種類、強さは人による
・症状の始まりと終わりの時期は人による
・1人目、2人目で症状の出方は異なることもある
・単胎、多胎は必ずしも影響しない

つまり、つわりは人によるのです。

妊娠悪阻といって、入院するほど酷い人もいれば、全く症状がない人も。
そして出産まで続く人もいれば自然と落ち着く人もいます。

もっと言えば、1人の症状ひとつにしても、昨日は吐き気がひどかったけど、今日はとても眠い…といったように毎日毎時間、様々な症状に悩まされる人もいます。(私がそうでした(ノ∀`)アチャー)

なんでつわりが起こるの

原因は諸説ありますが「妊娠によって体の中で起こる急激な変化」が個人的に腹落ちしました。
たとえばホルモン環境や代謝の変化に対して、体が適応できないためといわれています。 特に子宮に着床したときから分泌されるホルモン「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」が深く関係しているといわれているので、逆を返せばホルモン分泌が収まったら、つわりもなくなるのでは。と考えました。
前向きにとらえるなら、赤ちゃんが順調に育っている証拠。ですかね…。

つわりに対する一般論

・時期
妊娠5週ころに始まり、ピークは妊娠8~10週。多くは妊娠12~13週までには落ち着き、遅くてもほとんどの人が妊娠16週には、おさまります
・主な症状
吐き気、嘔吐、食欲の低下、食べ物の好みの変化といわれていますが、その他にもたくさんあります。


一番伝えたいこと

幸いわたしの身内含め周りの友人や職場の人は理解がある人達でした。
周りにしてもらって嬉しかったことや、自分がしたこと、そして妊娠が発覚したばかりの人に、これだけは伝えたいです。


▶ To 妊婦さん
「食べられなくても赤ちゃんは育ちます!」

吐いても大丈夫。痩せても大丈夫。妊娠初期の赤ちゃんは母体から栄養をもらっているので異常が起こることもありません。まずは無理に食べようとせず、食べられる物、食べても吐かない物を食べられる量だけ食べて。
とりあえず今は自分を大切に。

「生きてるだけで偉い」

つわりの原因のひとつに「お母さんが頑張りすぎないように、赤ちゃんが休ませようとしている」という素敵な言い伝えがあります。
なかには毎日辛くて地獄のような日々を送っている人もいると思います。泣きながら家事をしていたという知り合いもいました。
もしできるなら、家族や職場の人に頼ってみてください。そして今までできていたことができない自分を責めないでください。今、24時間ずっと命を育ててるんです。誰にもできない大仕事です。
大事なのは、割り切って生きる。それに尽きると思います。


▶ To 周りの人

支える側も大変だな…と身をもって感じました。特に主人には頭があがりませんし、友人にも母にも感謝する毎日です。

「隣にいる、それでいい」

人によるんでしょうけど。笑
つわりと戦っている時は安静にしていたので、基本的に1人でした。
気を紛らわせるために動画をみたりもするんですけど、寝つきがわるかったりして。ただ誰かと繋がっていることで安心できました。
毎日のように連絡をくれる母、何か贈り物しようかと連絡をくれる友人、仕事の連絡の前に体調を気遣ってくれる会社の人、はやめに仕事から帰ってくる主人。すべてが有難かったです。
「なにかできることないかなぁ」と思ってくれるだけでも嬉しかったし、何かしらの形で繋がってることで気持ちが前向きになっていたと思います。

「つわりの症状について知ってほしい」

本当は妊婦さんに「こうしてほしい」と言ってもらえると分かりやすいと思いますが、そんな余裕がなかったりもして…(;´_ゝ`)人
「こんな症状があるんだな」と知るだけでも、どう接したらいいのかヒントになると思います。

 つわりといえば、なんとなく吐くイメージがありませんか?
実は逆に食べたくなったりもするんです。
食べれる=元気、とも限らないのです。

◆吐きづわり
つわりの代名詞。吐き気がひどく食べても吐いてしまう人は水分補給さえしっかりしていれば、とりあえずは大丈夫。水分は炭酸飲料、氷やアイスキャンデー、野菜スープなどでもいいので、口にできるものを探しましょう。食べ物も自分が食べられるものを優先して。

水飲めればOKって厳しすぎません????
ちなみに、毎日吐いてしまうようであれば「妊娠悪阻」という病気が考えられます。この場合は入院も視野にいれないといけないので、すぐ病院へ。

◆食べづわり
何か食べていないと気持ち悪い。常に何かを食べていないと気持ちが悪くなる場合は、空腹の時間を減らすことが大切。食事を小分けにして回数を増やしてみましょう。ただし、1日の摂取カロリーはオーバーしないよう、カロリーの低いものを選んで。ノンシュガーガムやするめ、酢昆布など、長く口の中に入れておけるものもおすすめです。

私は特にこれに悩まされ、初期で体重激増しました(ノ∀`)アチャー
おはようからおやすみまで珈琲と過ごす珈琲大好き人間がカフェイン制限をかまされ、腹8分目でも気持ち悪さを覚えるので、空腹でもないのに口にいれる行為で気分が悪くなり、凹みます。
「食事って苦しみから解放されるための手段だっけ?」みたいな。笑

食べたいものも時々で変わったので、コンビニで小物をたくさん買ったものの、全然受け付けられなくて人に譲る…ということが多々ありました。笑
一緒に食事をするのも申し訳なかったのですが、主人や周りの人は私にあわせてくれたのでとても嬉しかったです( ;ω; )

それと、B6がつわり軽減の効果があるようなのでサプリやB6を含む食品を食べると少し落ち着くかもしれません…!

「妊婦は食事6回」と言われます。
もし仕事の帰りが遅い方は、一緒に食卓を囲えなくても責めないであげてください。


◆においづわり
特定のものや場所のにおいで気分が悪くなることもあります。その場合はマスクをして対策しましょう。自分が食べようとしている食事のにおいの場合、温度が下がると出にくくなるので、冷やして食べるのもよいでしょう。

いわゆる香水とか、刺激臭だけではなく。炊き立ての米の匂いや、冷蔵庫の匂いなど。今まで気にならなかった匂いで気分が悪くなる人もいます。
なかには家族の匂いが気になる人もいるようですが、もしかしたら加齢臭の訪れかm(略


◆眠気づわり
どれだけ寝ても眠い、だるくて何もやる気が起きないなどの症状も、妊娠初期によくあるもの。急いでやらなければならないことがなければ、ゆっくり体を休めるのが一番です。仕事中に眠気におそわれたら、席を立ってストレッチしたり、外の空気を吸いに行ったり、ガムをかむなどの方法ですっきりさせましょう。

いま、麻酔針でも打たれたんか?というくらい眠い時がありました。
生理前の気だるさが一番近いのですが、他に例えるならすごい気持ちのいい布団に誘惑されているような。強力な力を前にして抗えない感じ(?)
おまけに注意力が散漫になるので「できそうかも」は危険です。わたしは何度か食器を壊しそうになりました←
ここの線引きは本人じゃないと難しいところですが、周りの人は家事の手伝いの他に、足元に転びそうなものがないか。など妊婦さんが急に麻酔針で打たれてもいいように万全の警備をお願いしたいところです(?)


◆よだれつわり
妊娠の影響で、よだれが大量に出るようになる人も。外出しなければいけない場合は大きめのタオルを持ち歩いたり、寝るときは枕元に洗面器を置いておくなどして、すぐに吐き出せる工夫をしましょう。

知らないうちに出てたんですよね。(^p^)こんな感じ。
これを経験した時は「なんでもアリやん」と思いました。


…調べたり経験しただけでもこれだけの症状がありますが、他にもあるんだろうなぁと思っています。
なので本当は妊婦さんに「こうしてほしい」と言ってもらえると分かりやすいと思いますが、知っておくだけでも「あ、これ記事でみたやつだ!」と参考になるかと思います。


みんな、無理しないでね!

妊婦さんは24時間休みなく赤ちゃんを育てているので、鬱になりやすいと言われますが、周りの人も例外ではありません。
これを機に家事や日常生活を見直してみてもいいかもしれません。

家事を楽にする方法はたくさんあるので、使えるものはフル活用してほしいです。

ということで、我が家で活躍する子たちを紹介します。

我が家で活躍する子たち

・ペーパータオル
タオルを洗うのが面倒である。
よってキッチン、洗面台はペーパータオルに置き換えています。
衛生的かつ経済的なので、お好みの商品見つけてください!

・ハンガー、S字フック
畳むのが面倒である。
よって服はハンガー、パンツはS字フックに引っかけてます。
スペースがない場合は突っ張り棒等を駆使するといいと思います。量が多いなら捨てよう byミニマリスト

・ラグ
好みが分かれるところですが、個人的には重宝してます。
もともとラグを敷かない民だったのですが、身重になってからすぐ横になりたくて← ふかふかしてると尚◎

・フェイクグリーンとぬいぐるみ
量が多いなら捨てろと言った矢先ですが、それとこれは話が違う←
視界に緑があると心が落ち着きます。とはいえ手入れが面倒である。
よってフェイクグリーンは「光触媒」がおすすめです。

◆光触媒 とは
太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去できる環境浄化材料です。
光によって空気清浄機のような働きをし「殺菌・抗菌」「脱臭・消臭」「有害物質の除去」という3つの作用により部屋の空気を浄化、キレイに保ちます。お子様のいるご家庭、ペットのいるご家庭、ご高齢の方など、多くの方に安心して生活いただけます。

ぬいぐるみは単純に癒される。以上


つわり体験談

16週目をむかえた私ですが、ようやく落ち着いた気がします。
否、落ち着きました(強制)

「実際のところどうなん?」というところで体験談綴ります。

◆スペック
・初妊娠
・多胎妊婦
・双子(二卵性/DD)※胎嚢2つ、胎盤2つ、羊膜2つの人を指します
・妊娠前はバリバリ仕事するタイプのエリート社畜
・運動は歩く程度だけど、歩きすぎて足の形を褒められる(嬉)
・過敏性腸症候群(便秘&下痢)
・偏頭痛
・子宮頸管ポリープあり

◆つわり期間
4週目~16週目(約3ヶ月)

◆症状
・食べつわり
今まで好きだったものがより食べたくなって、逆に今まで好まなかったものをより受け付けなくなりました。
ただ「今はこれが食べたい」とその時々によって変わるのが厄介でした。興味なくても高級寿司とか言っとけばよかったかな。
…それと吐きたいけど吐けない。空腹じゃないのに口にしないと気持ち悪さが解消されない。という肥やされてるような感情がついてまわるのも、なかなか辛かったです。夢でドナドナされた時は怖かったです。

・眠気つわり
打たれたんじゃないかな、麻酔針。
自他共に認めるショートスリーパーですが、この時はずっと寝てました。人ってこんなに寝れるんだ、って。もしかすると食べすぎによる血糖値の上昇で眠くなってた説もあります。

・匂いつわり
主人の匂いが……。
ということはありませんでした。いつも通り無臭でした。
洗濯物が乾いた後、食洗器が洗い終わった後、暖かい匂いで気分悪くなっていました。なので冷めてから作業しようと放置するんですけど、忘れるよね。そして主人がやろうとしてくれるよね、それで思い出すんだ。
ありがとう、主人。

・よだれつわり
最初は枕にたれていたので、そこまで気にしてなかったんですけど。
喋ってる途中でタラー。人として凹みました。

◆はじまりとピーク
最初はすこし食欲がない程度でしたが、ある日体が不快感を覚えます。
「なんか、気持ち悪いな?」
そこで何か口にしたら楽になって。
また少し経ったら不快感がやってくる。
…禁断の果実でも食べたのでしょうか。

それからは常に辛かったんですけど、特に5-10週目あたりは仕事もできないくらい生きる事が苦しくて、毎日時間が過ぎることを祈っていました。

「ままのて」というアプリを使用しているのですが、そこでは毎日赤ちゃんがどんな活動をしているのか教えてくれます。例えば「今日は耳をつくっているよ!」といった具合で。
なのでその日その日で「今日は二人が耳をつくってるんだ…母体から栄養たくさんとるんだよ…」と言い聞かせていました。

◆マイナートラブル
・肌荒れ。デコルテまで範囲がおよんだけど薬が塗れないので保湿で抗う。
・やたら口が乾いて、苦い。おそらく水分不足です。
・とりあえず下す。食べたら下すってレベルじゃない。産地直送。
・基礎体温が36.8度から下がらない。常にのぼせてる感覚。
・偏頭痛の頻度があがった。薬がのめない地獄。
・子宮頸管ポリープが出血する。摘出しました…。


今までで一番ボリュームのある記事かと(笑)

この3ヶ月は私も周りも大変だったと思います…
(後悪阻っていうワードがあるようですが、そこはスルーで。)

避けれることなら避けたいつわりですが、妊婦さんはじめ皆で乗り越えていきましょう…!

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