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引きこもりの方へ「高卒認定試験」のすすめ 不登校の社会復帰ブログ⑥

今回は、私が大学に入るために受験した「高卒認定試験」について紹介していきます。これに合格すれば、極端な話1日たりとも出席する事なく大学を受験する資格を得ることが出来ます。

必ずしも学校に行くだけが人生ではない、ということが分かると思いますので、参考にしてみて下さい。

高卒認定試験とは

高卒認定試験とはなんでしょうか? 文部科学省のサイトから引用してみます。

高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった方等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。

出典・文部科学省

要約すると、試験さえ通れば1日も学校に行かなくても大学を受験出来る素晴らしい試験です。

高校にも通えないのに、大学に行って大丈夫なの?

至極当たり前の疑問として、高校は通えてないのに大学に通えるの?という疑問がある方も多いと思います。

ただ、実際に卒業する難易度は理系の大学>高校>文系のレベルの高い大学>>>>文系のレベルの高くない大学。ぐらいの難易度です。理系は結構キツイですが、文系の大学なら割とお金さえあれば卒業出来ます。

なぜ文系の大学は卒業が簡単なのか、理由を見ていきましょう。

1 人間関係が密じゃない

これは文系の大学全般に言える事ですが、ずっとクラスメイトと過ごさなければならない高校とは違い大学では授業ごとに人間関係がリセットされます。

更に、授業毎にメンバーが毎回変わります。他の学部の人と一緒に授業を受けることも多いです。

なので非常にいじめが起きにくく、後述する留年のカジュアルさも相まって高校より簡単に逃げられるという特性があります。

また、高校までの「スクールカースト」は全員強制ですが、そういう関係性は大学では意図的にサークルや部活に入らないと起こりません。それらは当然簡単に入ったり辞めたりする事が可能です。

総じて人間関係が理由で高校までが楽しくなかった人ほど、大学はある程度気楽に通えます。

ちなみに理系の場合グループワークが多いです。また難易度の高いテストが多いので友達が居なく、楽に取れる単位の情報などを得られない状態だと留年・中退のリスクが非常に高くなります。

また、数学の能力は8割が才能で決まります。余程理数系に自信がある方・または理数系の分野に強い興味がある場合でない限りは、文系の大学を選ぶのが賢明だと私は思います。

2 意外と授業の難易度は低い(所もある)

大学といってもレベルはピンからキリまであり、特に文系で偏差値の低い大学は小学生レベルの学力があれば卒業出来る所もあります。

一般人だと、誰でも入れる大学なんて高卒と変わらないのでは?という意見もあります。事実就職に関しては高卒と文系の低偏差値大学ではそんなに差はありません。偏差値の高めな高校の場合、高卒の方が有利なこともあるぐらいです。

しかし、高校を卒業できていない方にとっては中卒が比較対象になります(中学までは義務教育なので通ってなくても卒業扱いになります)。日本の就職事情において、残念ながら中卒だと選択の幅が殆どないという現実があります。

お金はかかってしまいますが、高卒認定→低レベル文系大学というルートは、勉強が苦手な不登校・引きこもりの方にとっては非常に有効な一つの選択肢になると思います(勿論学力が高いならなるべく高いレベルの大学に行った方がいいです)

3 サークルなどで友達を見つけやすい

高校までの「部活動」は一度入ると移籍しにくい雰囲気があり、また人間関係が濃いこともあってコミュニケーション能力の低い人間はどうしてもハブられがちという厳しい現実があります。

しかし、大学のサークルは割と出入り自由で雰囲気も緩く、自分に合うコミュニティを気軽に見つけやすいというメリットがあります。

気が合う友達を見つけられる確率があがり、友達が出来れば楽な単位や授業、過去問などの情報も得られるので、より大学生活を過ごしやすくなります。

受けてみた感想

私は平均的な学力の自称進学校出身なのですが、軽い対策で合格する事が出来ました。

ただし、元となる基礎学力によって感じ方は大きく変わるなとも思いました。特に誰でも入れる大学を卒業してとりあえず大卒になる事をゴールと考えた場合、大学内での勉強よりも高卒認定試験の方が難易度は高い印象です。

ただし、高卒認定試験は一科目ずつ合格していけばいいので、慌てずとも自分のペースで勉強していくことが出来ます。高校3年間かけてやる勉強にもっと長く時間をかけることが出来ますので、引きこもりの方にとってはとても良い選択肢だと言えるでしょう。

まとめ

今回は私が大学から社会復帰するきっかけになった「高卒認定試験」について書いていきました。

不登校・引きこもりだけど大学に行ってみたい方、中卒での就職活動に苦しんでいる方は、参考にしてみてください。

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