日本の絶望と幸せ
今年の1月終わりにブログで南海トラフに関する本を紹介しました。
地震とコロナ(ワクチン)
出版されたのは2023年の8月。
ようやく半年以上経ってから、3月にネット記事でも取り扱われたことを以前のブログで紹介しました。
「30年以内に70~80%で南海トラフ地震が発生」はウソだった…地震学者たちが「科学的事実」をねじ曲げた理由
そしてなんとこの3月に国会でもこのネタが議論されていたようなのです。
南海トラフ「発生確率」への疑義 東京新聞報道を受けて国会で初めて議論 盛山正仁文科相はどう答えた?
猪瀬直樹氏があの本を手に取っている写真も掲載されていますね。
実は直前に、東京電機大の橋本教授が、南海トラフの70~80%という数字は科学的に妥当ではないという論文を発表していたのですね。
「科学的に妥当とは言えない」…南海トラフ発生「70〜80%」めぐり新論文 東京電機大の橋本学特任教授ら
この橋本教授は上記の本にも出てくる人です。
「地震ムラ」というものが存在し、なんの役にも立たない地震予測のために膨大な国のお金が使われていたことが白日の下にさらされるときが来たのかもしれません。
しかしこの南海トラフのニュースに関して、面白い出来事がありました。
3月18日の朝、東洋経済オンラインにて、
『南海トラフ地震「発生確率への疑念」の重大影響』
というタイトルの記事がアップされました。
慶應義塾大学 経済学部教授土居 丈朗氏が書いた記事になります。
実は朝に記事を読んだときは、記事の冒頭ではこんなふうに書かれていました。
『南海トラフ地震の30年以内発生確率が、国会でも取り上げられ、今にわかに話題となっている。 「30年以内に70〜80%」とされる南海トラフ地震の発生確率は、算出根拠が恣意的で、かつ他の算出方法で出された確率が20%なのに、それを公表していなかったというのである。「30年以内に70〜80%」という高い発生確率だけが公表されていたという。 「30年以内に70〜80%」とされる南海トラフ地震の発生確率は、…』
しかし3月18日の夕方には、記事が修正されており、冒頭にこんなふうに書かれていました。
『記事配信当初、南海トラフ地震の発生確率に関する記述がありましたが、地震保険料は、損害保険料率算出機構が地震調査研究推進本部のデータをもとに算出しているものの、データに発生確率は含まれないため、該当箇所を削除し、タイトルを変更しました。』
地震保険料に関する記事内容なんだけれど、発生確率は保険料に関係ないから、その部分は削除したよってことです。
当初書かれていた具体的な数字の部分がごっそり削除されているのです。
別に、最初の冒頭の文章消さなくても良くないですか?
たとえ保険料に関係ないことだとしても。
最初の記事はどこにも見つかりません。
とても大事な疑惑の発生確率については、きれいさっぱり削除されています。。
唯一、このサイトだけ名残が残っていました。
https://news.infoseek.co.jp/topics/toyokeizai_20240318_741305#goog_rewarded
ただ[全文を読む]をクリックすると修正された記事しか出てきません。
有名大学の肩書きのある教授ですから、何か圧力がかかったように感じます。
「余計なこと書くな」と。
あるいは東洋経済がただのチキン(臆病者)なのか。
恐ろしいですね~。
これからの時代は世の中の悪事が暴かれる時代ともいわれています。
実際に政治家の裏金問題とか、自民党のいやらしいパーティーの写真が出回ったりとか。今までだったらあんな写真出回らなかったと思います。
しかもこのブログを書いているそばから、和歌山過激ダンスショーだけではなく、自民党埼玉県連の青年局に所属する県議らによるSM緊縛パーティーが報じられました。
でも結局そういう情報は出てくるけど何も変わらない…。
何も変わらないのが日本という国のようです。
これじゃ何も進展しませんね。
絶望しかないようです。
裏金問題に関し自民党は処分をすると発表しています。
しかしこれまでも、自民党を離れた人も、結局ほとぼり冷めたらこっそりと復党していたりするのです。
自民党が発表している「処分」なんてただのポーズに過ぎません。
それにそもそも今回一番重い処分の「除名」は見送る見通しのようですし。
裏金問題なんて明らかに国会議員の逮捕案件でしょう。
でもきっと『国会議員として「増税」を進めるのなら』ということで、国税も深入りしなかったのではないでしょうか。
財務省としても、力のある国会議員を利用しない手はありませんから。
そして今回なんのお咎めも無しになった議員は、今後絶対に「減税」は口にしません。
絶対にです。
「減税」を口にしようものなら、国税によって過去のこと根掘り葉掘り蒸し返されてることになるはずです。
※財務省と国税庁は独立している風に装っていますが、ズブズブの関係です。国税庁長官のポストは財務省キャリア官僚の指定席です。
というか国税庁のトップナンバー3の席は、すべて財務省キャリア官僚によって占められています。
財務省はその強大な権力から、政権を転覆させる力を持っています。
岸田首相はしょうもない減税政策をおこなうようですが、支持率がだだ下がりになっているのも財務省の差し金によるものかもしれません。
どこまでも腐っています。
安倍元首相はアベマリオに扮したりくだらねぇと思っていましたが、財務省と戦っていた首相だったのですね。
財務省に抵抗していたから、森友学園を使ってはめられた感じらしい。
なんだかぐちゃぐちゃで何が本当かよくわからなくなってきましたが、とにかく国を動かしている人(政治家、官僚)は「自分の保身」が第一で国民のことは考えていないことは確かです。
「ゴタゴタは外でやってくれぃ」と言いたいくらいです。
本気で国民のことを考えようとすると潰されます。
これまで何度もブログに書いてきました。
熱い気持ちをもって政治家になったって正しいことなんてできるわけがないのです。
政治家になろうとする人はバカじゃないのだからその辺よくわかっているはずです。
だから、いいことばかり言って政治家になろうとする人は逆に信用できません。
自分はね。
裏に何かあると思ってしまいます。
アメリカという大国を利用した支配者の呪縛から逃れられない限り何も変わりません。
今やグローバル企業が国よりも権力を持っています。
日本人なんてきっと誰も戦争したいなんて思っていないだろうに、勝手に防衛費を上げられ、戦争準備しているかの風になっています。
日本の国会議員だけでちまちまやっていたって何も変わりません。
それが日本です。
当然国会議員はこういうシステムをよく知っているかとは思いますが、知らないで国会議員やっていたとしたら相当ヤバいですね。
なんの役にも立ちません。
地位・名誉・カネのために「国会議員ごっこ」をやっているだけです。
知名度があるからってだけで担ぎ上げられたタレント議員なんてまさにそうでしょう。
まったくもって「議員」として必要がありません。
フランスにお遊び視察に行っていたり、自分のことしか考えていません。
というか、同じおフランス遊び旅行の一味の中にいた、赤ベンツという目立つ車で不倫をしていた弁護士議員もいましたけど、なんでそんな堂々とできるんだろ。
こっそり申し訳なさげにやるならまだしも(それもだめなんですけど)、目立つ赤ベンツで堂々とラブホに出入りって、家族はもとより国民をバカにしていますね。
こんなことで赤ベンツが注目されてしまい、赤ベンツに乗っている人がかわいそうです。
先ほど「国会議員ごっこ」と書きましたけど、国会答弁なんてまさに台本の読み合わせじゃないですか。
国会答弁はただただ「演劇」です。
本気で演劇やっている人に失礼です。
国会議員になんて1ミリも期待できません。
そうはいっても、国を変えることはできないまでも少しは国民のことを向いている人もいます。たぶん。
そんな人に投票するしかないのでしょうね。
でも期待はできません。
とここまで書いてくると、絶望しかないことがわかります。
どよ~んとしてきちゃいますね。
でも安心してください。
自分が立候補します。
ということは絶対にないですけど、こういう社会だってことを知った上でうまく生きるのがコツです。
真実を知らないで家畜のように生きるのと、知った上で生きるのとではぜんぜん違いますから。
残念ながら日本は変わりません。
しかしこうして生きているだけでも幸せといったら幸せです。
毎日ご飯も食べれますし。
お菓子という贅沢品も食べられる。
ありきたりな言い方ですが、目の前の当たり前のことが当たり前じゃない人も世界には多くいます。
ヘラヘラ笑って世界にカネをばら撒いている情けない日本ですが、なんだかんだいってギリギリのところで持ちこたえている。今のところは。
政治家のことを考えていたって絶望しかありません。
政治家ではなく、目の前の人を考え目の前の人を幸せにしていくという小さな世界(コミュニティ)で幸せを実現していくしかないのではないでしょうか。
「幸せ」の定義って人それぞれだし、「幸せ」という言葉、安易に使いたくはないのですが。
理不尽な税金徴収とか実害を被ることはありますが、日常生活において政治家や国のこと考えなくなって生きていきます。
そう、日本という国は好きですけど、「国レベル」で考えると絶望でしかないのです。
だからあえて国のことは考えず、自分の周りのことだけを考える。
目の前をしっかり見る。
すると結構良い世界だったりします。
札幌市なんてひどいですよ~。
市民の声も聞かずに勝手に多額の予算かけてオリンピック招致して失敗し、挙げ句の果てに札幌ドームという負の遺産を抱えています。
維持費だけでも年間7~10億かかるといわれています。
これ、いずれ市民税に上乗せされるのか??
札幌ドームのネーミングライツ(命名権)を募集しても応募ゼロ。
年間5億を半額のの2億5千万にしても応募ゼロ。
「国レベル」だけでなく「市レベル」で考えても絶望しかないです。
ということで(よくわかんないけど)、「日本国レベル」で考えると絶望しかない。
でももっと小さい単位でみていけば、幸せはたくさんあるかもしれないよというお話でした。
(札幌市においては区レベル以下においてね)
ちなみに、逆に「世界レベル」でみると期待できることはあるかもしれません。
日本は中からは変えられないけど、外からの影響で良い方向に変わる可能性はまだ残っているかなとは思っています。
結局南海トラフのお話から政治家と国のお話になってしまいました。
後半部分はあくまで現段階における自分個人の考え方ですので。
無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。