死産率

※先に書いておきますが、「ワクチン接種で死産率が上がるのか!」と早とちりしないでください。
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いつも人口動態統計の速報値が出るとSNSで話題になるのですが最近あまり見かけません。
なぜなら令和5年2月、3月と昨年よりも死亡者が下回っているから。
(本日現在では令和5年3月までのデータが出ています)

ちなみに5月下旬に発表されたデータ(グラフ)は以下の通りです。

昨年がそれだけ異常に多くの方が突然亡くなったとも言えるかもしれません。
陰謀論的にはすでにかなり人口淘汰されたからかもしれません。
令和5年3月の人口動態速報値はネタにならないからSNSでも静かなんですね。

でも、気になるのが、出生数と死産数のグラフなのです。

この2つのグラフを見て何か違和感を感じませんか?

出生数は去年より下回っているのに対して、死産数が去年より上回っているのです。

出生数も上回って、死産数も上回るならわかるのですが、これはおかしい。
出生数が減るのなら死産数も減るのが自然です。

そこで直近の
『死産数÷(出産数+死産数)』
を計算して計算してみようと、ちまちま計算してみました。
そうしたら、なんとすでに人口動態総覧にちゃんと計算されて数字が出ていたことに途中で気づきました…。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2023/dl/202303.pdf

上記のページ2枚目です。
赤丸で囲った数値です。

計算式もちゃんと説明されています。

この数値は「%」ではないのでご注意を。
数字の大きさで比較していってください。

では厚労省が発表している死産率(年換算率)の推移を紹介します。
ここはちまちまデータをピックアップしていきました。

2021年1月21.6
2021年2月22.9
2021年3月22.7
2021年4月20.2
2021年5月20.0
2021年6月20.1
2021年7月17.7
2021年8月17.6
2021年9月18.3
2021年10月18.1
2021年11月17.7
2021年12月19.6

2022年1月17.4
2022年2月19.7
2022年3月21.5
2022年4月21.2
2022年5月19.8
2022年6月20.5
2022年7月18.6
2022年8月18.1
2022年9月18.0
2022年10月18.3
2022年11月19.0
2022年12月19.8

2023年1月20.2
2023年2月22.5
2023年3月23.8

数字嫌いの人すみません。
雑ですが簡単にグラフにしてみます。

グレーの線が今年です。

2017年1月からのデータをチェックしましたが、やはり直近の2023年3月が一番高くなっています
毎年の傾向として1~3月が高くなりやすくはなっています。

しかし現代医療が発達したといわれているこの時代に、なぜか少なくともこの6年間で2023年3月が一番高い死産率となっている。

ただ、ここまで書いておいてなんですが、上記の死産率の統計は
自然死産人工死産
の合計となっています。
つまり人工死産(中絶)が増えている影響で、上記死産率も上昇している可能性があります。

ですからワクチンのせいだとは早とちりしないでください。
もちろんその影響も否定はできませんが、その内訳(自然死産と人工死産)など詳しい統計が出るのはまだまだこれからなので、評価ができません。

まぁ、給与も上がらないのに物価はどんどん上がる一方で、電気代という命に関わる大事なところまで大幅値上げを認めてしまう国です。
見えない税金も含め、国は国民から気づかれないようにむしり取ることしか考えていません。
こんな社会ですから、妊娠をしても育てていく自信がないからと中絶を選んでしまう人が増えたという可能性もあります。
何が少子化対策だよ、ですね。
本気で少子化対策なんて国はしませんよ。
少子化対策を口実に財源確保の名目で国民からお金を巻き上げ、結局少子化対策になるためにはそのお金は使われません。
いつもそうです。

働いても働いてもお金をむしり取られるだけ。
この日本に明るい未来が想像できない。
この先の日本でこれから育っていく子どもがかわいそう。
そう思っている方も多いのではないでしょうか。

ですからこの死産率には、ひょっとしたら日本の経済的・社会的な要素も反映されているかもしれないのです。

ちなみに日本産婦人科学会は2021年6月に妊婦へのワクチン接種について声明を出し、2021年8月には強く推奨する旨の声明を発表しています。

―新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第 2 報)―

長期的な副作用なんて誰にもわからないのに、こんな無責任に強く推奨できるなとあきれてしまします。

遺伝子注射が赤ちゃんに影響がまったくないとは考えにくいですが、令和4年(2022年)11月まででている人口動態統計の詳しいデータからは、自然死産率とか周産期死亡率に目立った動きは見られません。
ですが、今後も注意してみていく必要はあるかと思います。

何度も言いますが、妊婦がワクチン打って、子どもが無事生まれたとしてもその後どう育つのかとか、その後の病気のなりやすさに変化はないのかとか、そういう詳しいデータは一切どこにもありませんからね。
安易に打つものではありません。

内服薬の薬なんかでは、妊婦さんへの投与はすんごく慎重になるのに、なぜか今回の新型コロナワクチンだけはそこまで深く考えられず強く推奨されていました。
産婦人科学会が出している根拠も、CDCが推奨しているとか、あるいはいくつかデータ出しているかもだけど、そんなデータなんて薄っぺらいです
限られた人数で限られた期間のデータでしかないから。
これまでは内服薬で妊婦さんや胎児に影響がみられたら大騒ぎで、添付文書にも目立つように注意書きがされるようになったりします。

「妊婦への投薬は超慎重」
これが今までの常識でした。
風邪薬でさえ慎重になるでしょ。
なのによく訳のわからないワクチンを打てるなと思うし、医者もうすっぺらい根拠で推奨できるなって疑問に思います。
注射なんて飲み薬よりたちが悪いのに。

普通の考えなら、妊婦に対する未知の遺伝子ワクチン・薬に対しては慎重な姿勢になります。
当たり前のことです。
今更ですがよくもまぁ産婦人科学会はあんな声明が出せたものです。
恐ろしくも感じますね。

<まとめ>

今のところ遺伝子ワクチンで赤ちゃんに影響が出るかはわかりません。
でも、直近の速報値では死産率が上がっている。近年で一番高い数値です。
ただその死産率には中絶も含まれるので、死産の詳しい内訳の統計が出るまではなんともえいません。
今後は自然死産率や周産期死亡率に注目してみていく必要があるでしょう。

遺伝子注射の影響で、お腹の中の子どもが3才になったとき、5才になったとき、10才になったとき、特定の病気になりやすくなるかもしれません。
寿命に影響が出るかもしれません。
もちろん影響がないかもしれません。
でも確実に言えることは、そういう確かなデータがどこにもないのです。
ですから学会が推奨するからといって安易に打たない方が賢明だと自分は思います。

という、よくわからないけど「まとめ」で本日は終わります。

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。