実験失敗?

昨日「衝撃の実験結果2」というブログをあげたばかりですが、ひとまず皆さん落ち着いてください。
落ち着いていないのは自分だけかもしれませんが。

というのも、こういう実験は「再現性」というものが大事になります。
同じような条件で繰り返し似たような結果が繰り返し出るのかどうかです。

高級においセンサーの結果の面白さに思わずブログにあげてしまいましたが、まだ1回の結果しかありません。
そして実験を繰り返してから書くと、最初の頃の実験の詳細を忘れてしまいそうで、とりあえずブログに記録を残しました。
STAP細胞騒動のときに話題になった「実験ノート」をちゃんとつければ良いんですけどね。
ちなみにあのヤマナカも同じように「実験ノート」が杜撰だったこと、覚えているでしょうか。
当時ちょろっと報道されたのですが、ヤマナカの方はそれ以上ツッコまれませんでした。あの騒動(STAP細胞騒動)は明らかに不自然でした。

それはさておき、超絶におう施設だとか、超絶におう人の近くで測定したらどうなるのか?
本日は絶好の実験日和でした。

まず、毎回の診察時、空気がどよ~んとしている施設です。
そして誰かわからないけど、すれ違うスタッフさんなのか入居者さんなのか、レベル5の人とよくすれ違う施設です。

「神栄テクノロジー OMX-TDM ハンディにおいモニター」をスクラブのポケットに忍ばせ、蚊のくちばしの部分をポケットから出して施設に潜入です。
というか、器械がそんなに小さくないためポケットに忍ばず、勝手にくちばし(空気を取り入れるセンサー部分)が飛び出しちゃいます。
経時的に記録するモードに設定しておこないました。
いちいち数値確認していたら不審者ですから。

空気がいかにも悪いし、シェディング症状で看護師さんは咳が出ることもあるし、確実に空間に何かある
一体どんなグラフになっているんだろう…。
ワクワクしながらパソコンにつないでデータを抽出しました。

すると…

ガ~ン。

数値が何も変化していません。
何も検知していないのです。
器械がバカになったか?

気を取り直し、次はレベル5のニオイを発する患者さんの診察で測定実験です。
追加接種を順調に繰り返しており、年に2~3回受診される方ですが、以前から結構におうのです。
患者さんにニオイモニターのセンサーを何気なく向け設置しました。
部屋がものであふれかえっているから、その辺に置いといても不自然に感じません。
こっそり実験するには絶好のポイントです。うちの診察室は。

で、診察開始。
期待を裏切らず、強烈なかほりです。
聴診するときに、着ていたジャンパーの上着のジッパーを開けたときなんか、レベル5プラスです。
しかもしかも最近インフルエンザワクチンを打ったとのこと。

コロナワクチン+インフルワクチンのケースは、超絶におうことが多いです。
とても良い実験対象です。

診察が終わり患者さんが帰った後も、診察室もクリニック内もかなりニオイが残っています。
スタッフみんなが感じました。

さて、器械をパソコンにつないでデータの抽出です。
患者さんの結構近くで測定していましたから、今回はさすがに動きがあるだろうと、超ワクワクして結果を見ました。

すると…。

ガ~ン。

数値が何も変化していません。
何も検知していないのです。
やはり器械がバカになったのか?

今回はあえて診察室でオゾンの器械を回したりはしていませんでした。
換気扇のみ回していました。

ちなみに診察室に置いてあった他の器械も反応していなかったのです。
ちなみにのちなみに、強くにおう施設やシェディングを強く受けたあとにクリニックに戻ってきたとき、自分の体に何かついているのか、診察室の器械は反応したりするんですよね。
それぐらい敏感に反応してしまうのです。
(ちなみにばかりで申し訳ないですが、ちなみに敏感すぎるのもちょっとしたことで数値が変動してしまうので評価が難しくなります)

換気扇が強力すぎた?
そんなわけはありません。
台風並みとはいわないまでも、相当な風力が診察室内にあれば数値は「ゼロ」のままになると予想はされますが…。
大体、「衝撃の実験結果2」のときだって換気扇回していたし。

今回の実験結果から言えることは、
「ニオイ=揮発性有機化合物」ではない
ということ。
器械がバカでなかったら。

超絶くっさいレベル5+でも検知しないのですから。
どんより空気の悪い施設でも検知しないのですから。

ニオイの正体は一体何なんだ…。

午後からずっと頭がグルグルです。

でも、「衝撃の実験結果2」の時は、グルタチオン点滴後にニオイ始め、揮発性有機化合物も強く検出されました。
グルタチオン点滴後にどうなるかについては今後も実験を繰り返していく予定です。
「再現性」があるか確認していかなければなりません。

「ハンディにおいモニター」という器械だけど、ワクチン臭のニオイには使えないけど、何かを解毒できているかどうかのモニターとしては使えるのか?
そんな風にも思えてきました。

ちなみに、今日のレベル5+の患者さんはグルタチオン摂取はしていません。
点滴もしていません。

ニオイについて不思議なことは、敏感な咳センサーを持っている事務員さんや看護師さんをみていると、
・ニオイがするからといって咳が出るわけではない
ということなのです。
でも、
・ニオイがする場合は自分や看護師さんはほぼ必ず他の何らかのシェディング症状がでる
のです。

一方で、
・ニオイがなくてもシェディング症状が出る
ことも多々あります。

また、
・ニオイだけの人
・ニオイ+揮発性有機化合物の人
というパターンがあるのかもしれません。

「衝撃の実験結果2」のときの患者さんの結果から、「ニオイ=揮発性有機化合物」と思ってしまいましたが、それらは別物のようです。

ちなみに、コロナワクチンを2~3回接種でやめ、1週間前までコロナで入院していたというコロナホヤホヤの患者さんを外来で診察しました。
この方はこれまでニオイはほとんど感じなかったのです。
なのに、コロナ感染がきっかけなのか、レベル5+のニオイを発していたのです。
びっくりするくらいのかほりです。
追加接種しなくても、コロナ感染によりワクチン成分と何か反応し、ニオイを発するようになるのでしょうか。
これまた不思議な出来事でした。
でも他の人のケースだと、ワクチン接種していてもコロナ感染しているとにおわないケースが多かったりするのです。
もうわけがわかりません。

コロナホヤホヤの患者さんは、ひょっとしたら入院していたときにコロナの変な薬を投与されたか、あるいはスタッフから強く何かをすり込まれ、自分が東京から帰ってきたときのように人様に迷惑かけたような状態になっていたのかもしれません。
最近打ったワクチンだけがニオイの原因になるとは限らないらしいです。

レベル5+の人に器械を向けて測定したのは今回が初めてですので、今後もデータの蓄積が必要です。
データが集まってきたら、それぞれに共通するものが見えてきたりします。

実験の記録をなるべくブログに書いていきたいと思いますので、ぜひ皆さんも一緒に実験してる気持ちになって見ていってください。

しかしシェディングとニオイ、奥が深すぎます…。

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