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竹富島で会いましょう

10月3日に竹富島へ行ってきました。
ホントに素敵な島だったので、いつでもこの一時を思い出せるようにnoteに書いて置こうと思います。

竹富島へは、石垣港離島ターミナルからフェリーで。石垣島⇔竹富島 往復1,330円と格安で行けます。石垣発が一番早い時間で7:30から。そのあとは30分起きで最終便が17:30まで。時間のある旅でもなかったので一番楽しめる7:30発のフェリーで向かいました。

フェリー乗り場では具志堅用高さんがお出迎え。ちょっちゅ行ってまいります。

フェリーへ乗りこみ波に揺られながら10分ほどで竹富島へ。

島に着くなり、他の観光客の皆様は手慣れた感じでバスへ。残されたのは僕と友人の二人だけ。大丈夫かな…。少し不安になりつつも島内を徒歩で進むことに。何はともあれ楽しみだ。


島に生きる動物達

竹富島での最初の出会いは眠そうな島猫ちゃんでした。特に警戒する様子もなく大欠伸。のんびり過ごす猫を見て、島に来たことを実感。のんびり徒歩で行こうと再決意。なんとなく焦ってた気持ちに気づかせてくれた猫に感謝しつつ島の奥へ。

歩いていると、牛さんに遭遇。自然に牛がいる不自然さ。やっぱりのんびりしてました。5分くらい観察して「モ〜いいかな。」ってなったくらいで牛さんを後にしました。

更に進んでいると首を傾げて何やらお悩みのヤギさん。のどかな島でも悩みはあるものだなぁと思いながら見ていると悩みの種はすぐに判明。どうやら背中が痒い様子で、首を傾げているのではなくツノで背中を掻いていました。便利な孫の手もあったもんだ。

島人よりも島動物のほうが多いんじゃないかっていうくらい人気(ひとけ)のない道中でしたがやっとお家を発見。どうやら集落までたどり着けたみたい。なんだ近いじゃん。


集落探索

赤瓦で建てられた竹富郵便局。景観を損なわない配慮に感動。またところどころで島を掃除する人々。ゴミひとつない美しい島内はこうした努力からなんだなぁ。

島内放送が流れるスピーカー。小さな島なのでこのスピーカーだけでも全世帯に届きそう。

竹富島の道は砂道が多いのですが、後に水牛車のガイドさんの話で島の人がビーチの砂をもってきて撒いていることが判明。海水を含んだ砂を巻くことで雑草が生え辛くなるのに加えて、夜道は月明かりが反射して明るくなるんだとか。ここにも島の人の努力。

竹富小学校と中学校。こんなのんびりとした環境だったら絶対良い子が育つでしょ。(あとで知りましたが全生徒がiPadを支給されており、電子黒板も採用されているとのこと。めっちゃ進んでるやん!)

観光名所の「なごみの塔」

現在は老朽化によって登れなくなってました。高いところから島内を一望できないのは残念でしたが、快晴の天気の似合うこの島なら見上げたほうがきっと良い。と言い聞かせ水牛車乗り場へ。


念願の水牛車へ

水牛車に乗るのは初めてなのでテンションあがりつつ竹富観光さんへ。「缶ビール、Only Sorry OISHI-!」のPOPに笑ってしまう。意味じゃなく勢い。好き。

水牛君に乗ったまま飲めるということでホントはアルコール入りが飲みたかったけど、このあと自転車に乗る予定があったのでオリオンのクリアフリーを購入。あれ?こんなにノンアルのビールって美味しかったっけ?

水牛の「島」くんに水牛車を引っ張ってもらい島内散策開始。島くんは北海道出身の牛さん。のんびりと島内を案内してくれました。

運良く一番前の特等席へ。ガイドさんが島内の豆知識を話ながら案内してくれて楽しい。三線を弾きながら「安里屋ユンタ」と「竹富島で会いましょう」を歌ってくれました。現地でこの二曲を聞けるとはなんて贅沢なんだ…。

島くん以外にも沢山の牛さんがお仕事されてました。暑い中ありがとう。


自転車でビーチ巡り

水牛車の後は自転車を借りてビーチ巡りへ。お店頂いた地図を手にまずは西桟橋へ!!と思ってましたがなぜか着いたのはコンドイ浜。方向音痴なんだよぁ。

いやいやいや…!きれい!やばい!

パネェ!!(語彙力の死)

きれいだ。きれいだ。きれいだ。

実はこの日、台風25号(コンレイ)が接近していたのですが奇跡の快晴。神様有難う。

十分堪能し、帰り際に振り返るとやっぱり綺麗。綺麗すぎてもう一度ビーチに戻ってしまうほど。後ろ髪をひかれるどころじゃない。完全に引っ張られてしまった。

コンドイ浜の後は西桟橋へ。Instagramに映える景色に感動。ここで見る夕日は絶景らしいので一度は見てみたい。

ビーチ巡りの締めはカイジ浜。星砂浜とも言われているらしい。

星砂見本。確かに星の形状だ。どうなってんだこれと思ってスマホで検索。星砂って実は有孔虫という生物の死骸の殻らしい。検索結果は見なかったことにして星砂は神様のイタズラで生まれた奇跡の砂という認識に書き換え。知らなくても良いことってあるよね。

カイジ浜で寝てた猫ちゃん。警戒心全くなし。観光客含めてみんな猫に優しいんだろうなぁ。この寛ぎ。良い島だなぁ。


締めに沖縄そば


竹富島の締めは「お食事処 かにふ」
かにふとは肥沃な土地という意味らしいですね。

ここでもクリアフリー。完全にハマった。うまい。

頼んだのはテビチそば。コーレーグースもいれつつ完飲。島の締めにふさわしい旨さでした!ご馳走さまです!

竹富島での旅はここでおしまい。変わることよりも変わらないことのほうが難しいといいますが、島内の人の努力により竹富島は変わらずに素敵な島であり続けるんだろうなと感じました。

竹富島でよく見かけるブーゲンビリア。花言葉は「情熱」と「魅力」だそうです。


島の人の情熱によって残る変わらない魅力にまた触れたくなった時、竹富島で会いましょう。


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