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琉球ガラスオブジェの美しさ

7月の沖縄旅行で宿泊したハイアットリージェンシー那覇のホテル内には、いたるところに沖縄伝統工芸品のひとつ「琉球ガラス」のオブジェが飾られていた。

その数200点以上というからすごい。

これは事前にハイアットリージェンシー那覇のサイトを見て知っていたのでデジカメで撮影して写真におさめておいた。

事前情報として入っていなかったら、もしかしたら私はこういった工芸品はあまり気に留めなかったかもしれない。

積極的に撮影してまわったわけではないので、写真におさめた作品は10点もなかったと思う。

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今回はクラブラウンジが利用できる15階以上のフロアでの宿泊だったので、チェックインは1階のレセプションではなく、18階のクラブラウンジへ案内されてそこで手続きを行った。

エレベーターで18階に上がり、ドアが開いた瞬間のエレベーターホールの景色がまた美しくて(詳しくはまた別の記事に書きたいと思う)。
計算しつくされたその美しさと、やはりホテルの佇まいなのだと思う。

ああ、こういったハイレベルのホテルでだからこそできる経験だし、感じられる感覚だな、とその時思った。

実際に経験していなければ、高級ホテルというものは、だた気取ってとんがっている「意識高い系」の場で、そういう人たちが集まっている場所。という風に思っていたかもしれない。

基本寝るだけの場所にそんなにお金をかけることはない、と。

もしかしたら年齢を重ねたこともあるのかもしれないけれど、でも、素直に心を開いて経験してみたら、それはやはりとても素敵な経験だった。

美しいものというのは、ひとの心に響くものなのだなと感じた。

そこにあったのは「余裕」もあるのかもしれない。余裕感が醸し出すエネルギーとか美しさとか、そういったものがあったのかもしれないな。

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世界にはいろんな豊かさが溢れている。

それはお金で経験だけるものではなくて、すぐそこにある美しい自然だったり、温かい人間関係だったり。

そういった目の前にある豊かさを分け隔てなく、偏見なく、めいっぱい感じていたいなと思った。


ハイアットリージェンシー那覇に宿泊する予定がある方は、ぜひ館内のオブジェもゆっくりと楽しんでみてほしいと思う。

ちなみに、クラブフロアのお部屋は歯磨き用のコップも琉球ガラスでした。なんて粋な図らないのでしょうか。

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沖縄旅ノート

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