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オーウェンとブルー、異なる種族の愛情表現

ワクワク、ドキドキ、ビクビク、ハラハラ、アツイ展開が全部アリ。

ミッションインポッシブルが「かつて子供だった大人たちのための夏」なら、ジュラシックワールドは「今まさに子供やってる子供たちのための夏」です。

タイ君に引き続き今回、登場する子供はカワイイ女の子、メイジーちゃん。
前作と同じく「子供を守る大人」のテーマが、本作にも受け継がれています。

この映画を一緒に見に行った子が、見終わったあとにこう言っていました。

「最後、ブルーにプイッて振られちゃったなぁw」

ちがうの、
アレはね、そうじゃないんですよ。

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ブルーに素手で手を差しのべることができるのが、オーウェンの愛情
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ブルーは牙と顎を持つ生き物で、オーウェンはそれを持たない生き物です。
ブルーがオーウェンを攻撃しようと思えば、素手のオーウェンに対抗する術はありません。

だから「素手で相対する」ことに特別な意味が生まれる。信頼や愛を伝えようとすることができる。

逆に言うならその愛情表現は、生まれつき牙と顎を持つブルーにはできないことです。

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対するブルーの愛情は、ピンチのときに助けに来ること
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牙と顎を持つブルーにとって、これらはオーウェンを守ることができる武器です。
彼女が愛を伝える方法は、自分の力でオーウェンを無事で居させること。

その愛情の表現はまた、牙と顎を持たないオーウェンにはできないことなんですよ。

人間が愛情を持ったときに相手を抱き締められるのは、私たちが無防備な両腕を持つ生き物だからです。

それは、愛する者にはハグのできる範囲に居てほしいと思う生き物だということを意味します。

対して、ブルーはハグのできる腕を持たず、好きな相手を抱き締めることはできません。

でもちょっと考えてみて欲しいんだけど、例えば人間の私たちが嬉しいときに、「シッポを振りたい!」という気持ちにはならないでしょ。
無防備な腕がないことは、彼女には別にハンデではないんです。

恐竜のブルーにとっては、オーウェンがどこに居ても、抱き締められる範囲に居なくても、距離は問題じゃない。

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彼女は、
オーウェンに生きていてほしい
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恐竜である彼女の望みは、好きな人を自分の牙と顎で守り、生かしておくこと。
オーウェンを無事な状態にしておくこと。

だから最後のシーンで、ブルーは
「あぁ、生きてるな」「愛するオーウェンは、助ける必要がない状態だ」
を確認しながら、彼の元を去っていったんです。

二人はここまで愛情表現の違う生き物でありながら、心を通わせることができたってことなんです。

という持論を力説したかったけど、キモオタの悪いクセなのでやめておきました。だからここで力説してるワケだ。
気持ち悪くてゴメンなさぁい。

2018.09.12~

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ONEPIECE信者。持論と考察と性癖ばっかりです。作品を見ながらここはこう、それは違う、って言い合うのが好きなので、主張にはガンガンケチをつけてください。
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