macOS Montereyの「集中モードの共有」に注意!

あくまで「自分の場合はこうなった」という一例なので、もしかしたらその人それぞれのそれまでの設定によってはこうならないかもしれない、という言い訳を先に書いておく。

自分はMacBook Air 2017とiPhone 8を使用している。
先にiPhoneのOSをiOS 15にアップデートしていて、それまで使っていた「おやすみモード」をiOS 15からの機能である「集中モード」に切り替えた。
内容的には大きく変わらず、仕事中と睡眠中は緊急の通話着信を除いて通知が出ないように設定することを継続した。

今月になって自分のMacBook AirのOSをMontereyにアップデートして、しばらく使っていて気づいた。
iPhoneが自動的に集中モードに入るのと同じタイミングでMacも通知が出ない状態になるということに。
Macではおやすみモードは使っていなかったのに。
理由はどうやらこれらしかった。

左下の「デバイス間で共有」が、Montereyへのアップデート直後の時点ではオンになっていたのだ。
で、iPhone上で作成していた「業務中」と「睡眠」の2つの集中モードがそのままMacにもコピーされ、自動的にオンオフされる設定もそのままコピーされ、iPhoneと同じタイミングで「業務中」のモードに自動で入ってしまっていたのだった。
えっ、それがバグではなく仕様なのだとしたら、それって微妙におかしくない?
自分の場合、Macはほぼ自宅のみでの使用で、「業務中」モードに自動で入ってくれる必要は全くないのだ。
用途の違うデバイスなのだから、集中モードでどのアプリの通知を抑制するかという詳細な設定も、自動的に集中モードに入ってもらいたい条件も違ってくるのだ。
作成した個々の集中モードの設定が所有する複数デバイスで自動的に共有されるというのは管理が楽になってうれしいのだが、時刻などのトリガーで自動的にその集中モードに入るための条件設定はデバイスごとに変更できないと困るのだ。

「デバイス間で共有」をオンにしつつ、「自動的にオンにする」の条件設定はデバイス間で共有せずに個々のデバイスごとに設定可能、という仕様がうれしいのだけどね。

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