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日本人はキーニャオ

今日は仕事を早めに切り上げて、暑い中スタッフと熱く肉を焼いてきた。
4月の13-15日はタイ正月のソンクラーンで、年末年始よりこちらが重要。なので忘年会みたいなものですね。
今年は振り替え休日と合わせて12日から5連休。
タイ人スタッフはひと足お先に明日から連休に入るけど、私はハンカチを噛みしめて泣きながらあとふつか働く予定。
それが終われば南の島に行けることが心の支え。
支えなんだよパトラッシュ。

そして毎度毎度、食べ放題だろうとなかろうとタイ人のオーダーっぷりがいつもすごくて、そんなに!?っていう量を頼む。
「一粒の米には100人の神様がいる(神様の人数は地方で違うらしい)」と教えられ、もったいないお化けに怯えて育った私にはちょっと真似できそうもない。
なるべく食べ切れるように、なるべく残らないようにと様子を見ながらチビチビ頼んでしまうので、タイ人と一緒だと最終的に無理して食べて苦しくなってしまう。

これは買い物をする時も一緒で「食べ切れるかどうか」をつい考えてしまうから、ちょっとだけ買ったり欲しいものだけ買ったりしがちで、チビチビ買い物をすることをタイ人に「日本人はキーニャオだ」と何度か言われたことがある。
キーニャオは、日本語で言うところのケチだ。

タイは暑い国なのもあるのかわりと食べ物を気軽に捨てる。
残ったら躊躇なく捨てる。
ああっ と思わず言ってしまいそうになる。
下手にとっておいてもきっとおなか壊しちゃうし、農家の人に感謝しろとタイ人に言われたこともないから、そんな風には考えないんじゃないかな。
お皿に米一粒残さないとか、めちゃくちゃ日本の文化だなと思う。

第一、根本的に心配するところが違うのだ。
私が「食べきれなかったらどうしよう」と考えるように、彼らは「足りなかったらどうするの」と考える。
分かり合えるはずもないし、多分わかり合わなくていいんだ。
環境も文化も違うんだもん。
タブーとされていること以外は、あなたのとこはそうなのね〜でいいと思う。

だから私はこれからもキーニャオと言われながら食べ物をチビチビ買うのよ。
残すのはやっぱりもったいないもんね。

はー苦しい。
もうしばらく肉はいいや…(タイだと難しい)

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