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卯月

・4月。始まりました。また、もう。年々早くなる春。毎年エイプリルフールなんて特に気にもせず、乗りも語りもしていなかったのだけど
今年は何となく気分で「嘘」と呼ぶものでもないけれど、何かひとつやってみるかとXのアカウント名の「チダトモコ」を「チダトモロ」にしてみた。「コ」に「I」を込めて「ロ」響きがトゥモローみたいでいいじゃないかと思い、noteも今日だけ「tomorrow」にした。そもそもトモリなんて嘘の名前にしたけれども。
エイプリルフールにというよりもこの春に4月に1日は愛[ℹ︎:アイ]を込めてって、嘘の愛なんかい、というより普段は言わないようなこと本音を普段から隠しているじゃないですか社会に暮らす僕たちは。その逆でって、誰もわからないし年度はじめ皆忙しいのだからね。
一人でフールでしょう。

・AJICOのUAとベンジーのJ -WAVEのラジオが楽しくて好きだ。ニューアルバムを出したからそのプロモーションで期間限定だけど、あまりに面白い二人の会話。決してリズミカルではなく、阿吽の呼吸もなく、むしろ交わらない二人のハーモニーがとても面白い。ベンジーが天才なのは今回の曲を聴いて再確認してはいるけど、UAとの調子がとても最高で笑う。あまりに二人が素敵なのでライブに行きたくなり、都内はすでに終わり、追加公演は完売(そらそうだ)の為東京以外のチケットを思わず購入。生でこの二人の、AJICOの4人のライブを生で見ておかなくては。
ライブチケットに往復チケットを購入。
嘘の日にマジで嘘みたいな行動力をみせた。
誕生日も近いからな。と色々な理由を後付けに。

春の天ぷら

・さあ今日から水星逆行です。予言や占いとも違う、いつから言われ始めたのか知らないけれど、ここ数年はチェックしているこの『水星逆行』の期間に突入しました。今朝はさっそくテレビが全く映らない緑の画面でした。

LINEカラーやん?

騒がず慌てず放置してたらしばらくして治った。
25日まではトラブルあったとしてもイライラせずに、それは、全て逆行の仕業と思っていきます。Netflix『三体』見終わったばかりなので惑星とか宇宙とか余計に気になる。そんな話は初めてきーた!って人は資料にどうぞ。怪しい勧誘とかじゃないのでね、なんか上手くいかんなー、は多分これの影響ですね!春で新しい環境になった人も多い中で水星逆行まで重なってるので交通機関乱れたり、コミュニケーションうまく行かないとかマジ勘弁してくれよーと思うけど、落ち込みすぎないで25日まで、ね。

・昨日野菜をたっぷり買い込んだので料理が一段と楽しい。キャベツにサニーレタスがとくにビッグサイズなのでどしどし料理して食べ尽くす。冷蔵庫の野菜室が満タンでこれがスカスカになるまで使い切っていくのが楽しい。自分はキャンドゥで集めたジェルネイルを塗るのが唯一の趣味なのか?と思っていたけれど、野菜をたくさん買って、それを使って料理をして、それをおいしく食べきるまでの流れが楽しくて、料理は全く面倒にも思わない。
茶碗洗いだけは毎回ぐずぐずしてしまうけれど。家の裏の畑でつくられた野菜を新鮮なまま(直売で買い)食べられる。農家さんにはほんとに感謝の気持ちでいっぱいだ。ご恩返しは無駄なくたくさん食べて、たくさん野菜を買う。
野菜にまつわる全てがシンプルで飽きがこなくて最高に気持ちよい。
そういえばスーパーに買い物に行った際に、映画『スーパーの女』から飛び出してきたようなお爺さんが、いっこいっこネットがまかれたトマトのネットをひとつずつはぎとり、中のトマトを執拗に指でおしたり触りまくって吟味しており、ちょっと、ずっと見入ってしまった。「お爺さんそれやりすぎだべさ」と謎の人格でツッコミを入れたくなるが、しない。
今日もたくさん野菜を食べられたのでこのまましっかり寝よう。おやさいなさい。


美味しかったこのワイン

・MONO NO AWARE『もうけもん』一回再生を押したら連続でずっと聴いている。短い曲なのでたりないたりないおかわりおかわりモアモア状態でリピートしている。普段からインスタでもよそんちの猫、よそんちの赤ちゃんの動画に癒されているので、いつものように推しベイビー推しキティを眺めながらついつい「なんちゅうかわゆ。もうけもん〜」と呟いてしまう。よい曲だ。

・なないにて新年度から新しい試みの営業スタイル。料理もひとしきり落ち着いてのんびりのタイミングで中川さんがデザートにろうそくを立てて出してくれた。最初はどのお客さんのだろうと一緒になってハッピーバースデーを歌っていたら私の前にろうそくが来た。わーお。サプライズ一瞬たりとも自分と思わなかったので大成功ですね。お客さんからお祝いにお酒をいただきました。ありがてぇ話です。ありがとうございます。ありがとうございます。今月25日木曜日にまたニュー酉のするので、どなた様もお気軽に。

・先日のスーパーのトマトさわりすぎお爺さんの件、あれ映画「スーパーの女」じゃなくて「たんぽぽ」ですね。シャワー浴びてたらはっと思いだしました。

・桜ぼちぼち咲いているのを電車で見かける。晴れてくれよう。花見最高な気候で成功した記憶はたぶん38歳の春。北九の公園でみんなみんな集まって母の大弁当並べて食べて、ついでに私の誕生日までお祝いしてもらったあの花びら舞う、あの日じゃないかな。あとはだいたいくもりで寒かったり、無理矢理道端でやったような花見がほとんど。満開の桜を電車の窓から眺めて天気最高だったりしたら「あ〜会社休んで花見して〜」って気持ちに毎年なりながら。
今年はまだ寒いね。

・ちょっと、まだ『デューン』観てない。やばいやばい。IMAXとことごとくタイミング合わない。昨日行く気でチケット予約していた『オッペンハイマー』も夜雨ならチャリだし諦めようとやめてしまった。お腹もすいてんだか、何が食べたいのかわからないような日。朝の皿を洗いながら母とビデオ通話して、夜はサラダを食べて、溜まりまくっている録画したNHK『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』特別編「戦争と大衆の百年」をみた。オッペンハイマーは見なかったけれど結果的に戦争について考えたり。

余りの肉じゃがピザトースト


・金曜日だけども昼間行った耳鼻科で、来週また病院で検査が決まり急遽予定をあれこれ変更。まあね、水星がね、逆行してっからね、と言い聞かせるも今日の天気みたいに気分が、スカっとせんな。お昼は無のテンションで静かにコロッケそばを食べた。帰宅したら母から誕生日カードが届いていた。今年はスヌーピーがピアノを演奏しているバースデーカード。ジャズバージョンのバースデーソングが流れて、母いわく「ちょっと大人なメロディ」だ。かわいい。しかも間に合わないからと速達で届けてくれていた。43歳まであと2日か。人生のこと、生きること色々と考えてしまうよな。
夜は遅くなり野菜を雑にザクザク切り豚バラ肉でしゃぶしゃぶにした。寒かったし、ちょうどよかった。今日はとても眠たい。

珈琲茶房「かめのや」にて


・先日やっぱり見とかなければ!と思い急遽チケット購入したAJICOのコンサート。長野の茅野市民館マルチホール。当初は日帰り予定だったけれど、松本市内の良さげな居酒屋がほとんど日曜日定休なので、せっかくいくのだからとこれまた金曜日に急遽ホテルを予約して土日の一泊旅行にした。長野市と軽井沢は観光したことがあるけど松本は初めてだ。急に決めたのでまるまる一日が観光になった。
コンサートと自分の誕生日が重なっているという事が色々と勢いをつけて決まっていった。久しぶりの小旅行。

・土曜日の朝、時間どうり八王子からあずさ17号に乗れた。特急電車と新幹線さほど変わらない乗り心地。席で充電もできるトイレも広くてキレイで快適だった。読みかけの旅には向かないサイズと重さの本を1冊持ってきたわりには1ページしか読まず、あとはその本を読みたいという気持ちと、本の重さだけを持ち歩いた。松本駅到着。失礼ないい方にしかならないが期待していたよりかなり良い町だった。
初めての松本城がすごくかっこよくて感動した。旅先で城を見ることは度々あったけれど、とくに感動はなく毎回「うん、城ですね」という気持ちしか湧かなかった。城よりも寺院や古民家への方がもっとわくわくしていたが、松本城は一目でうわあ〜かっこいい!と思った。
城周辺の景色もよく、向こうをみれば嘘のように綺麗に見える北アルプスの山々。この町を松本城がまだ律して治めているような気配があり、あの山々の大きなエネルギーが町全体を見守っているような、清らかな安心感があった。しかも駅周辺の飲み屋さんがどれもこれも良い感じがぷんぷんしていた。胃袋はひとつ、旅は時間と胃袋に身を委ねるので、お腹いっぱいになったらそこで終了。店選びは縁と運次第なので、ある程度お店を調べて目星をつけておいた。ホテルのチェックイン前に町を散策し、喫茶店でひと休みし、チェックインして荷物を置き、改めて行こうと思っていた居酒屋へとりあえず予約だけしておこうと立ち寄ったら、今からすぐなら入れるけど後は予約はできないとのことでじゃあすぐにと入店。喫茶店で軽食をとっていたが、まだ胃袋3分目なのでさっそくお目当ての名物馬刺し、蕗のとうの天ぷら、野沢菜漬けと欲しいものを少しずつ食べて、冷酒は大信州を二合。お店が混み始めたので一次会は小一時間でお店を出た。馬刺しの霜降りは初めて食べた。大変美味しゅうございました。

「太助」で一杯

・ホテルへチェックインしてみると、ウェルカムドリンクコーナーがあり、無料でさっきお店でいただいた日本酒がどーんと置いてあり、ワイン各種、ソフトドリンクも飲み放題で常備してあり、なんてこった!すごい太っ腹だなと感心した。今回はタイミング的にドリンクを飲まず仕舞いだったけれど次回があるならありがたくウェルカムされたい。天然温泉をひとっ風呂あびてさあ二次会。昼間歩きながら見つけた居酒屋へ。箸袋がお店のオリジナルの物だと、旅先の時には決まって「今この瞬間から箸袋集め始めちゃうか」と頭をよぎるが、もはや収集するにも沼がすぎるので、いやいやいやと止める。あまりにもお店が気に入ったら箸袋の写真だけとるようにしている。兄姉から旅に出るなら御朱印を集めたらいいのにと(二人は集めているので)勧められるが、今更始めたら過去行った場所をもう一度御朱印がほしさに行かなければという使命感や、御朱印をもらい損ねた時にガッカリしなくてはならないのが嫌なので、もう旅先での課題は唯一、登れる灯台スタンプラリーのみ。終えるまでは灯台これ一本でこれで行こうと思っている。

・二軒目も良い店だった。こちらもまた名物の
鹿刺身、花わさびのお浸しなど季節の物をいただき、気づいたら42歳ラスト晩酌は「馬」に「鹿」で豪華に馬鹿納めしていた。わはは私にぴったりじゃんとビール、ワインをいただき青唐辛子味噌の焼きおにぎりを食べてお店を出た。

松本のBARにて43歳はじまり

・松本市内、諏訪の方も行ったけれど桜はまだまだ咲いていなかったが今にも咲いちゃいそうではち切れそう!まんまんまんな蕾がぎっしりついているのを見て歩いた。天気は土日ともに夏のように晴れて暖かかった。
行きたかったリビセンと諏訪大社上社のみお参りできた。行くまでの道すがらラジオの武田鉄矢の「三枚おろし」で諏訪にまつわる話を久しぶりにまた聴き直した。語り口に笑ってしまうがやっぱり聴き入ってしまう。
どこの町へ行っても結局ほしいなと気になるのは籔と籠、土地の野菜ばかり。あとは皿。もうすっかり母の趣味と変わらない。そうゆうことなのだな43歳。

・夕暮れ時に松本市を出て電車でコンサート会場の茅野駅を目指した。駅直結のとても綺麗で洒落たホール会場だった。ライブの感想は野暮だから詳しく言わないにしろ素晴らしすぎた。今改めてAJICOはめちゃくちゃにいいと確信した。涙が止まらずコンサートが終わったらすっぴんになっていた。
ベンジーは私の中では星の王子様だ。
或いはサンリオの大好きなキャラクター「LittleTwinStars」のキキララの横に居ても違和感がないくらいファンシーと夢の世界の住人だと思っている。キキララベンジーとあのキャラクターにした金髪のベンジーを書き足したいくらいだ。頼む出してくれそのシリーズ。
ベンジーが想像したベンジーのままこの地球に生きているという、誇大表現がちっとも誇大にならないくらい、美しい人。そんなベンジーと並んで歌を歌えるのはUAしかいないと、UAの魂のあたたかさと大きさにホールは包まれていた。
改めてAJICO物凄くいいバンドだと感動した。
浴びた、43歳になった私の細胞に染み入った。本当に素晴らしかった。

今年のケーキはイヌのムギちゃんとタヌキケーキ

・すみだトリフォニーホールへエルビスコステロのコンサートに行ってきた。チダのくせに生意気だぞと思います、本人が。コステロほとんど数曲しか知らないのに。誘われたのをきっかけで、これもひとつ縁。久しぶりの錦糸町。
昨日のAJICOといい「誕生日だから」を理由にあらゆることが勢いめでたくOKってなっている。コステロファンは年齢層先輩方が多い感じ。会場も広くクラッシックコンサートがスケジュールを埋めている印象。かなり久しぶりの来日らしく今回はバンドセットではなく
「ELVIS COSTELLO & STEVE NIEVE」とアコースティックスタイルだった。ビギナーなのでバンド編成で見れたらもっと曲を楽しめたな。このスタイルならビルボードとかお酒を飲みながらみたいな雰囲気がもっとお互い楽しめた気がする。そうなるとチケット代が爆上がりになるのか。アコースティックスタイルは歌のアレンジが強くて途中まで聴いてようやく「あ、これあの曲か」と気づいたり、アレンジしまくっていた。だんだんじわじわときてアンコールからようやくコステロを全開で楽しめた。なかなか来れないホールで貴重なコステロ体験、チダのくせに生意気をいいました。
帰りはライトの消えた公園でやっとギリ満開の桜をみた。闇の中でみる桜は白くて雪のよう。

・桜、なかなか咲かんな〜と思っていたら長野のタイミングで全開に咲いたようで、都内満開バッチリタイミング逃した。もう葉桜がちらちら。今年はそうゆう桜だったのだな。また来年を楽しみに、生きていようね。苔のむすまで。

・過去の日記を有料にして、初めて購入いただきました!!うわあ、びっくりした。うれしい。購入いただきありがとうございました。
これまでも過去に記事を読んで投げ銭を送ってくださった、ありがたい徳の高いお方がいらっしゃいました。ありがとうございます。
励みになります。ご厚意により書くぞパワーさらに湧きます。自分で有料設定しておきながら、無料コンテンツだらけの世界で、自分の記事を買って読みたいと思ってくれる人がこの世にいるんだろうか、私の文章はその金額に値するのか、という迷いは永遠に消えませんが、全て私のしていること、ジタバタせずにこのままやってみますので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。今日も読んでくれてありがとう。

井の頭公園

・こんなよい天気だし半休とって花見と行きたいところですが野暮用でしかも早起き。色々な場所を移動しながら桜を見た。早いなあ、散るなあ。野暮用は耳鼻科に皮膚科。私が生まれたばかりの1981年の春も、母は耳鼻科に皮膚科に粘膜爆弱子を抱いて走り回っていたのだ。
今も春、私は私をちゃんと健康にすごさせるのに忙しいぜ全くよう。

・メールこんな〜と思っていたモノノアワレの次回ツアーチケット無事取れていた。メインじゃないフォルダにとっくに届いていた。ここ最近はライブ三昧。
ある番組で脚本家の倉本聰が自分たちの仕事は感動で人の心を洗う「洗濯屋」だと話していた。私にとっても心洗われるものはもちろん感動だけど、自分の中の水たまりくらいの唯一澄んだものを、ぶあわっと湖にかえたり時には大海原にもできるのはやっぱり音楽じゃなかろうかと思う。断然聴く側の話で。
感動しているその時は唯一綺麗なもを自分の中に感じることが出来てうれしい優しい。
きっとその時は澄んでいるはず。それが源になり自分も歌を歌いたいなと思える。
茅野で浴びたAJICO。まだ浴びていたい。
熊本ライブのチケットがまだあるのを発見して一瞬迷う。いいな熊本の人、お近くの人。

今年も新潟からこごめ届きました

・遅ればせながらSpotify「流通空論」を聴き始めた。面白かった。#1はおにぎりの話。ニューヨークでのり弁が人気でその価格にもびっくりした。海外からの観光客は日本天国じゃないかな。トイレ綺麗だし。のり弁ワンコイン以下だし。その日本での生活。毎日幸せなのに未来は見えない。戦争の気配は消えないし、不安の種はあちこちにある。今この目の前の生活に全力疾走なのですよね。
奇奇怪怪とはまた違う番組でとても良かった。
おにぎりか〜、おでんも人気でそうだよ。

・イレギュラーなない。あちこち水星逆行にぶんぶん影響を受けている模様。電子機器類、急なスケジュール変更、うれしい再会、あるよね。25日まで。何というか、私の中で水星逆行は天気予報くらい気楽なもの。
「夕立ち来るってわかっている晴れた昼間」みたいな感じ。傘を持ち歩くとか、晴れていても出かける前に洗濯もんは取り込んでおく、最悪ふられても「降ると知っていた」ことでショックが和らぐ。ただ、雨を止めることは出来ないしいつ降るかは読めない。そのくらいの感覚で良いと思っている。トラブルに深刻にならなくて良い期間とも思う。

なんじゃらほい

・仕事終わりバンドリハーサル。新曲作り。
2曲ほど進みはじめた。メロディがすんなりと出てくる曲はあがりも早い。または既にメロディ付きで持ち込まれる事も多く、私がメロディを覚え自然に歌えるようになるまでは未完成。その状態が長くかかることもあるし、ものの2分でメロディが完成する日もある。ギターが重くなかったらバンドリハは毎晩でもいいくらいだ。年々この背負うギターの重さが脊髄にくる。

・バンドリハーサル終わり、二日間休肝日だったので一杯と思いバイト先のなないへ。
久しぶりお会いした常連さんと話をした。日記についての感想やこれからの為にどうするかを聞いてもらったり。
スタッフのPちゃんもお客としてのんでおり、すでに顔は赤く、陽気に陰謀論コーナーのお時間になっていて私も参加した。陰謀論とひとくくりにしたが、宇宙、縄文、身体と文字に起こすとどうしても「いかがわし」さしか漂わない。潔癖な方には鼻をつままれてしまいそうだが、いたって明るく陽気な陰謀論のお時間は、普段は人に(キモいと思われるから)話せずに頭の中で膨らませている事柄なので、いざ実際に人とそれらについて発表しあう場面になると、粛々と日々息を吹いて膨らませた風船から指をはなし一気に空気を抜くように、互いに持ち合わせた風船で、ごちゃごちゃに混ざっている情報の粒子を鼻息あらくぷぴゅーーーっと飛ばし合うだけの「ブタミントン」状態であり、会話というより早口に単語を連発しあい「わかる!」から「あーわかる」合戦で興奮しているだけなのだが、それでいてテレパシーの様に相手が何を伝えようとしているかが分かるようなグルーヴが生まれる。
隣で我々の風船から出る息を浴びていたお客さんが、私の常に考えているがまとまらない感覚的な話をきいて「地球生命圏」という本に書かれている考えにとても似ていると教えてくれた。その本を読んでもないうちから「ほら、ほらね。」と妙な自信をつけ、24時になりバタバタと脊髄圧迫ギターを背に店を後にした。


食す宝石を賜りました

・久しぶりに会う友人達と遅ればせながら花見というか、花は散りまくっているので公園で軽くベンチ飲み。中野の新井薬師の公園にて。
上京して初めて花見をした場所。近所に住んでいた頃にも色々な思い出があり、ずっとこの先も訪ねるだろう場所。もうほとんど散っていて葉のみどりが目立つ。お天気はとてもよいので久しぶりに会う皆がいて、花見気分は充分に味わえた。その後中野まで歩き野武士へ移動。
パチンコが大当たりしているかの様にオープンからひっきりなしにお客さんが入り満席。
大フィーバーだ。いつもはテーブルへ冷やかしにくる大将もそれどころじゃない。美味しいし、喫煙可、座敷ありの長く居座ってしまう良いお店。結局オープンからのれんを仕舞うまで飲み続け食い続ける。もう口には液体も入りませんよといいながら、結局吉祥寺の中華屋へ移動し、私はあたたかい烏龍茶にしたが、周りはしっかり飲み、食い、デザートの杏仁豆腐を食べ「なんかホームセンターの味がする」と言ってツボってしまう者続出するなどして、こうなってくると箸が転がっても笑ってしまうような底辺状態なわけで、しばらくして解散。ホントにまあ良く食べよく飲み、花より談笑。元気が一番だな。

・高校の同級生つんちゃんが第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)で最高賞の「岡本太郎賞」を受賞した。受賞をSNSで知った時はびっくらこいた。ずっと作品を作り続けていたのももちろん知っていたので、素晴らしいなと感動した。川崎の美術館まで見に行く。久しぶりのつんちゃんとの再会と今回の作品のことなど、この9分走り書き日記では惜しいというか、
きちんと記しておきたい出来事だった。
水星逆行のうれしい再会のパワーすごいな、というか、マジで岡本太郎賞おめでとうございます。つんちゃん、すごいぜ。

・週末に飲酒した際は何ともなかったけど、自宅でワインを飲んだ瞬間、耳下腺あたりがうずうずしている気がする。何だか嫌な気配。すぐに麦茶に変更。何なんだろう、検査結果が出るまではうっすらとした不安がつきまとう。
一日一生、いつあの世へ行ってもあたしゃ悔いなし。って思いながらも、体調がすぐれないとやっぱりどっか沈んでしまう。
夜ごはんはハムのお好み焼き、筍と大根手羽先の煮物、ぶりのあら煮、ほうれん草小松菜のお浸し、それらを麦茶をお供に食べる。
一番簡単なはずのお浸しがイマイチ納得いかなかった。普通に健康、普通に仕事したり、ごく普通のお浸し作るとかって、普通になかなか全部は揃わない。

つんちゃんの作品「あなぐまち」の一室

・風が強い日。花粉なのか砂埃なのかくしゃみが止まらない。昼間のうちに掃除洗濯、買い物に出かけ、朝の茶碗を洗おうとしたら洗剤が切れており詰め替えも切らしていた。
夜また洗剤を買いに出る。以前ミモザを分けてくださったお宅の前を久しぶりに通る。もうあのぼんぼんの黄色いミモザの花は見えず、葉っぱだけが風に揺れていた。
ミモザを分けていただいた翌日に、何か気持ちだけでもとお礼を考えたが、名前も知らない同士、うっすらとしか顔すら覚えていない関係。怪しくなく、迷惑にもならず、日持ちして、かつ嬉しいもの。何だろう。もらったミモザに対して高価すぎるものは返って後味が悪くなるかもしれない。お礼や贈り物ってホントに難しい。いっそのこと気持ちのみ、お礼をしないのが一番正しい選択なのかもしれない。
わざわざ戸を叩いて渡すほどの親しさで近づいてよいのだろうか。色々と考えた結果、この辺りでは購入できない、自分の好物でたくさんストックのある新潟の妻有そばと手まりうどん、ご主人の雰囲気だけで「お酒飲みそう」だから良さげなちょっと高い乾き物を「11ぴきのねこ」のメモ用紙にミモザのお礼ですと一言添えて、ドアノブにかけておく事にした。
自宅にあったものなので紙袋をどれにしようかと、保管している大量の紙袋の一軍から選ぶ。綺麗でサイズもよい伊勢丹のチェックの紙袋。これかと思ったが伊勢丹で購入してもいないから、明らかに伊勢丹だし期待させても悪いと思い却下。あ、これ綺麗だしカッコいいお気に入りの紙袋。水木しげるの妖怪展にてグッズで購入した未使用紙袋。これかなと思って広げたら歌川国芳の「がしゃどくろ」を模写したでっかいガイコツの絵がどーんと描かれており、こらぁいけん。ドアノブにかかってたら一番いけん紙袋やないの。呪いか。一軍の未使用お気に入りだが却下。なんか色やらサイズやらなんかないかないか、あっ、この表参道のパン屋の袋まだ綺麗。しかも何の紙袋かも一見分かりにくいし。レモン色の猫の顔型に「ねこねこ」てデザインもミモザぽくて爽やかでかわえーやん。きれーやん。よしゃ、とパン屋と全く関係ない乾麺とつまみを入れ、シャーっとチャリを飛ばし風のようにドアノブにその紙袋をかけて逃げるように去った。
去りながら「あら、メモ用紙もねこ、紙袋もねこねこって。」うっかりねこの恩返しみたいになってるやんけい。へへへっ。気持ち悪がられませんように。
なんて事がありましたな。と思い出しながらチャリでミモザのお宅を軽やかに通過し、ドラッグストアで洗剤と油、歯磨き粉を購入し帰宅。無事に茶碗を洗いはじめてタワシも買えばよかったなと思った。

勝手にドブ森、物々交換

・夏のごとし。Tシャツでよいくらい。昨夜寝る寸前にnoteの運営からメールが届いているのに気づいた。内容をみれば細かい詳細は省くがざっくりいえばテレビ番組の企画で取材依頼の話。私の有料記事を読んでくださったようで、一応会社を調べてみれば怪しい情報が上がってくる訳でもなく、見たことのある番組も多く関わっている会社らしい。今回記事をわざわざ買ってくださっているし、バンド事でもないので個人判断なのでとりあえずお話しだけ聞いて、おそらく断るだろうと思っていた。メールで返信したら直ぐに連絡がきたが、肝心の番組詳細は制作会社から改めて連絡するという。
出演出来るかできないかの感触だけを確認する感じだった。私の記事を読んで、その内容について取材したいとの事で、メールをくれたTさんと直接お話しした。電話口の声や受け答えで、年齢は私より上の男性とお見受けした。
けれど肝心な番組の詳細が一切わからないまま一旦保留になった。何だか珍しい話だな、こんな事があるのかと頭の中でぐるぐる出演した場合の自分をイメージするがテレビ取材は無理だなと思った。
昼休みにそんな珍しい話に頭はふわふわしてそのままシンガポール料理のお店に入る。腹もへり思考もふわふわで、よく考えないで入ったらランチ価格お高めメニューだった。アカン、なんかふわふわ鈍った。ロティなるシンガポールのひら焼きパンはインドやネパールのナンとは違い、表面が少しパイのようにパリっとしていて中はもちもち。美味しかった。価格にミスった。と思いきやボリュームもお味も大変美味しゅうございました。

・なないバイト。夜はスタッフなっちゃんが飲みに来て後半はのんびり営業。ほぼ私も客のような状態に。お客さんにお酒をいただき、ありがたくいただきました。テレビの件を話してみたが皆わいのわいの言うて結果的に出演自体は迷ったまま。頭痛も体調不良もなく飲酒完了によろこび。九州、四国地方で地震のニュース。
ザワザワ。

・昨日西荻窪のこの店美味しいよ話で焼肉が食べたくなり朝目覚めた瞬間から夜は焼肉と決め込んでいた。仕事も焼肉を目指してがんばれたし健やかに退勤した。待ち合わせにややまだ時間がありパン屋にてパンを多めに購入。フードロスを無くす目的でパン屋の営業が終わったあともコインロッカーで無人販売している。ありがたいや。ここのパン普通に美味しいからね。
パンって今ケーキくらい高いよね。ケーキはもっと高くなっているもんね。パンっていいにおいやしね。朝目覚めた時からイメージしていた上タン塩を口に入れた瞬間、色々モヤッとしたこともクリア、今日の全てが完璧に思えた。
その後、なないへパンを届けに寄る。昨日もあったなっちゃんに昨日のお礼に差し入れパン。

はじめましてロティ

・夜、MV撮影。ずっと「MV撮ろう!」と言ってくれていた浩太郎くんとついに動き始めた。
来年はファズピックス25周年。現在のメンバー四人で10周年だ。あっという間としかいいようがないんだぜ。来年の周年にむけて今年は新曲にMV撮影に色々とバンド事がんばりたい。
スペシャルメンバーのじゅんぺいも参加して西荻窪のスタジオにて撮影。ある程度のアイデアをもちより撮影。現場で奇跡のアイデアがあれこれと決まり想像以上の撮れ高。今回フロント三人だったので次はケーちゃんも入れた四人での撮影。完成が楽しみ。純平が過去のマーカスのライブやラジオ出演した動画を個人的に保存していて、その膨大なデータから20歳の時の映像を見せてくれた。ハタチの写真ではなく、動画は非常に久々というかちゃんと近くで見るの初めてかも。動くハタチのチダ。めっちゃ痩せている。肌がつっぱっている。この頃地球は無重力だったんじゃないか。別の人に見えた。この頃子を産んでいたら、今このくらいの娘なんだ、私にそっくりな娘だな。ってくらい自分とは思えなかった。そら25年たつわな。

・撮影後はお疲れ様という事で韓国料理屋で打ち上げ。学くんは予定合わずで北九の同じ年四人での打ち上げに。だいたい喧嘩になるのだが、時間を経て心も身体も丸くなり平和?平和かなあ。和やかにごはん美味しく食べて、昔の話しやこれからの話など何も覚えてないけど延々喋っていた主にオサムくんが。途中抜けてなないに寄りおちょこでお酒を一杯いただき、用事をすませたりもして、夜は長く終電を諦めタクシーで帰宅。降りたらでっかくてかっこいい月が見えた。

今どき珍しい喫煙可スタジオ

・阿佐ヶ谷にて飲み会。つきのやの雑居ビルは二階が可愛かった。いいフォント看板ばかりで
旅先でしか活動しない看板撮影を思わずする。
久しぶりの阿佐ヶ谷。BAR鈍我楽へ行き、その後高円寺へ移動。きど藤で軽く飲み、その後スナックへ。締めにラーメン太陽ときて、まあ良く食べ良く飲みふらふらだ。皆満腹中枢が狂っていた。久しぶりにちゅんちゅんに酔っ払った。コンタクトメイクバッチリはりつけたまま気絶。好き放題した一日。

・昨日飲み過ぎて今日一日ダラダラと寝てしまう。お昼にモスバーガー食べたいな〜と思いながら近くにはないし出るのももちろん面倒で焼きうどんを作って食べる。美味しかったからモスバーガーのことは一度忘れた。食べてすぐまた布団へ入り昼寝。普段は一度目覚めるとどんなに眠りたくても二度寝や昼寝ができないのだが、今日は出来た。いつも眠り上手になりたいと思っているのでたまに昼寝が成功するとそれはそれで嬉しい。夕方17時すぎに起きてライブに行くまで体力回復。お酒はそこまで欲していないがハンバーガーの事をやっぱり思い出してしまう。準備をして渋谷HOMEへ。関谷謙太郎弾き語りライブを観る。真島昌利、マーシーの「空席」を今夜思いついて歌っていたがとてもよかった。お腹も減り早めに出てモスバーガーではないがこれまた来てみたかったウーピーゴールドバーガーへ。めちゃくちゃ美味しかった。最高じゃん。今まで何回来たかわからない渋谷HOME。こんなに近くによいお店があったとは。楽しみが増えて嬉しい。ダラダラと過ごさずに表へ出てよかったな。めでたし日曜日。

ハンバーガーもギャグセンスも好み

・月曜日雨。気温も低め。仕事終わりシウマイ、レタストマトサラダ、玉こんにゃくと竹輪炒め、大根の花と鶏ハムの和えたものを作る。休肝日にするつもりが見事につまみだらけで、結局ワインを飲む。録画しておいた『ブラタモリ』の北九州市編をようやく観た。いつも流し見になりがちだった番組だけれど、我が街となると面白く感じる。地元愛か田舎根性か。鉄の街の歴史おもしろかった。その後もようやく見たドラマ『続 夢千代日記』第一話。以前も見たはずだが、改めて録画しなおした。今見るとめちゃくちゃに俳優陣がとても豪華。緑魔子を初めて認識した。この女性がそうだったのか。なないでは緑茶ハイを注文する際、常連さんは皆「ミドリ」とオーダーするのだけれど、常連のSさんだけは生前、機嫌がよいと「マコちゃん、緑魔子ください」と言うので一瞬キョトンとなってしまい「知らないでしょー緑魔子なんて」と毎回嬉しそうだった。この方がその。へ〜。米倉斎加年が描きそうな妖美な女性。
この人か〜Sさん好きだったのかな。

かわゆクマ


・もう深夜1時になる眠い。夜はとんかつ揚げたろうで、炊きたての白ごはんと揚げたてトンカツってもう美味すぎますね。夜食べたら肥えるメニューを21時頃食べはじめたりして。消化しきれたので消化。眠い。

・雨。出社あとにニュー酉の買い出しにデパ地下をうろうろ。これといったピンとくるものがなくへろへろに。何か今すぐ食べたいのにまだまだ家は遠い。明日はまた大病院へ検査結果をきくのに早起きだ。検査で口内の頬を縫っている。明日は抜糸だ。そう言えばあっしは抜糸は生まれて初めてだ。痛いかな、夜は酉の飲めるかな。それよりおつまみ弁当の食材明日また探さないとだ。あっしはって小学のミニバスケんときのAちゃんが「わたし」でなく「あっし」って言ってたなあ。ミニバスが終わり卒業してからは一言も交わした記憶もない。Aちゃんまだ「あっし」って言ってるかな。抜糸したことあるかな。ごめん、ちがう適当すぎる。あっしは腹減りへろへろだ。

ニュー酉の用ホタルイカと筍炊き込みご飯

・朝、広尾まで病院の検査結果をききにいく。
耳鼻科、皮膚科ともに異常なしだった。
この二週間、口の中を縫っていた糸がやっととれた。ぬいぐるみのような部位がなくなって一安心。何より「異常なし」に最高にホッとして晴れ晴れ、実際に天気も夏の空のようにカンカンに晴れていた。解放され元気を取り戻し、ふたたびニュー酉のの買い出しへ。
目的の食材がどこもピンとこない。街からまちを歩き回り、平日の昼間っからぷらぷら出来るなんて珍しぶりで、うれしくなっちゃった。
酉の関係ない服とか下着とか買って喉乾いて蕎麦屋で一杯飲んじゃったりした。検査結果の異常なしからの安心副作用がつよく出てしまった。
買わなくてもよかったかもしれない衣類を買ってしまった。こんまる。散々都会を歩いたあげく、欲しかった食材は最寄り駅のスーパーにあっさり見つかる。

・ニュー酉の。私の入り時間がおそに遅くて、
中川さんに心配をかけてしまった。自宅で弁当作るときはだいたい1時間かからない。2時間でなんとかなると思っていたら大間違い。
中川さんにメニューを伝えると「4時間前に到着しておくべき」の仕込み量だった。あちゃー
大量の買い物袋をほどき、バタバタと開始。
中川さんに仕込み中に思わず「〇〇してください」って発した瞬間、絶対に違う!と思い焦りが倍増。すみませんとなりながらバタバタ。
絶対にオープンに間に合わん絶望という名の地下鉄にアイラビュー状態。もう走り出してるのだ。やるんだ俺は。絶対にやるんだと決意して出汁をとり、米をとぎ、野菜を切り、ちびちびなイカの目ん玉をひんぬき、焦りに震えながら鶏肉のミートボールを揚げ、タレをつくり、たまに絶望という名の地下鉄でため息をつき、また這い上がって出汁を急速冷凍し、筍と野菜の煮物をつくり、ホタルイカと筍の炊きこみご飯をセット。みきちゃん到着。何も現状を知らさられていないみきちゃんに着くなり、赤ウィンナーを焼いてほしいとせがみ、チャチャっと完成したらまたすぐに「卵焼きを作って」と哀願のち、みきちゃん速やかにパーフェクトに焼き上げる。
開店まであと10分、鬼の形相途中に店の扉が開き、お客様。あまりの切羽詰まり具合にどこでもドアで風呂場へ入ってこられた源 静香のような悲鳴をお客様に浴びせてしまう。失礼しました。愛媛の奇跡なつ到着。お客さんもう並んでるよ!と焦りの中。到着して早々にメニューメニューメニュー豚汁豚汁豚汁と私からの追い込みにオープン前の焦りがMAXに。おそろしい。まだ顔(化粧なおし)もしてない。服もきがえな。弁当にした意味を自分から自分へ苦情が殺到している。人生。

・19時ちょいすぎオープン。単にあたたかい気持ちで差し入れを届けて下ったお客様に対し
源静香ばりに大変な形相で声をあげたことをお詫び。気を取り直してようこそニュー酉のへいらっしゃいませ。
オープンしてしばらくしたら炊きこみご飯完成。すぐにお弁当ご注文いただいた皆さまに準備のバタバタも生でお送りいたしました。
お客様も続々入っていただき満席。ありがたい。なつの豚汁も完成、大変美味しく。
あとはもうニュー酉の、みきちゃんの天性の魅力がコノジカウンターに舞い上がり、なつも私もやっとやっと気持ちが和み、ようやく嵐を乗り越えられた。つくづく集まる皆々様の優しさにニュー酉のあまえまくりで成り立っている。ありがとうございます。絶望という名の地下鉄にアイラビュー。火曜日スタッフひとみさんも来てくださり、軽やかに飲み、軽やかに山盛りグラスや食器を軽やかに洗って笑って帰っていきスーパーマンのしごとのごとしでした。
お客さんにたくさん飲んでいただき、その楽しさで、最後の最後の最後までエネルギー搾り出すことができました。ニュー酉のお客さん皆々様感謝感謝感謝感謝ありがとうございました。

・翌日全身筋肉痛、ニュー酉のの反省会勃発インマイヘッドで総括がはじまり「何であそこはもっと気持ちよく盛ってよかっただろ」とかしずかちゃんにならないように時間配分考えなくては、など反省が積み重なりだんだん無になっていった。祭りごとの後はこんな感じになる。夢のあと。二日酔いは全くないが身体はもうバキバキなので仕事終わりに銭湯へ。ガチガチの全身をあっつすぎの湯船でのばし、あがり冷水を浴びせを3回ほど繰り返し完璧に茹で野菜つやつやいっちょ上がり。ボディーソープ忘れ洗顔料で身体をウォッシュして、上がって新しい下着も家に起き忘れが判明。仕方なく直接ズボンでロイヤルホストでロイヤルな気分を充分に味わい、心労り、ねぎらい、ボトルワインはグラスがよいグラスになるを知り、コーヒーが美味しいからコーヒーゼリーも間違いなく美味しいを体感して優雅にあのお別れのお時間ポエムを首を垂れて拝聴し、まんまんに満たされて帰宅。無事に下着を身につけて、布団へ着地。
おやすみなさい。

あの優雅なポエムをききたくて

・たくさん寝てやるぞと決め込んだわりには
朝8時前に目覚める。のくせに布団から出ずにごろごろとスマホを見尽くしているのに、何を見ていたかも記憶のない2時間くらいをダラダラ過ごしてしまう。よくないなーと思い気合いを入れて起き上がり気分あげたくて、鰹のカツを揚げる。いくらのおにぎりにいただき物のよい海苔をついに開封してまく。お味噌汁は茗荷とネギ。煮干しを出汁にそのまま具にした。
茗荷の甘酢漬けやらキムチやら酉ので余った漬物をそえて。パーフェクトな朝ごはんができた。卵焼きも作るつもりがもういっか!となり、食べ開始。美味しかった。最高だよ。おにぎりよう。やり切った感が全身を満たしてまたダラダラしてしまう。茶碗も全然洗わないで。
掃除したいな。茶碗あらいたいな。と思うだけで何もしない。

・『葬送のフリーレン』何かしらの隙間で観ている。#10の「強い魔法使い」からぐんと掴まれた。アニメは好きだけど、ほぼ知らないに等しい。ミーハーだから有名なのは気になり鬼滅も呪術も推しのも観てみたが途中で挫折した。漫画で読むのはまたハードルがひとつ上がるけど「ゴールデンカムイ」はまず読了してからアニメにいきたいと思いつつ、結局まだ半分くらいしか読んでいない。「コナン」は未来少年としか付き合っていない。
リアルタイムで見ていたアニメは「ドラゴンボール」からZあたりまで。「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」が揺るぎなく、幼少時代「ドラえもん」「ゲゲゲの鬼太郎」ハウス食品系の「小公女セーラ」再放送の「アルプスの少女ハイジ」に「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」が記憶にある。タイムボカンシリーズの再放送は18時ぎりぎり前だったような「暗くなるのに誰もおらん」と寂しくてしくしく心細かった記憶とバリューセットだ。

おいしかっお土産

・アニメみてごろごろして、自宅でワインのむのもありっちゃあありと思いながらも「連休なのに?連休だよ?」と連休だよお化けに囁かれて、とりあえず身支度をすませ、酉のでたくさん持ち帰ったなないのタッパーを返却ついでに、営業あとの片付けのお礼をと西荻窪へ。
タイミングよくなっちゃんも誘えたのでそのまま食事で酉のおつかれ様会に。久しぶりに二人でゆっくり話ができてご飯もおいしくてパワーを取り戻した。こういう時間に救われる。終電に間に合いこちらも帰宅大成功。

・夏日。何だか白髪も目立つしカラーも落ちてよくわからない色だし変!なんか嫌!とヒステリーをおこし急遽美容院へ。久しぶりのカラーカット。一度座ると3時間はかかるから、気合いが必要だ。見逃したままの「オッペンハイマー」も3時間だよな。カラー+カット+オッペンハイマーってメニューがあれば最高だのに。
美容師のSさんといつものように「あそこ美味しいですよ」話の流れで昨夜なっちゃんと行ったお店の店主もSさんが髪を切っている、というのが判明。「え、まじですか!その店昨日いきましたし!」とまあ〜スピッてます。だった。髪色変えてうれしいな。

・自宅にて家族でご飯会。良い肉やら美味しいおこわや赤飯、和菓子なんかをたくさん持参していただいたのに私といえば買ってきた燻製ハムやパテ、サラダ以外の料理をすべて焦がしてしまい意味不明。ほとんど出せず、こそこそすみの方へ隠すように置いておく。何も予定していなかったので思いがけず皆で食事ができてよかった。地元にも帰りたいなあ。

筍とホタルイカのスパゲティ


・人生三度目の競馬へ。いや、二度目だ。
人生初のレースは若松競艇だ。バンドに「The」がついていた頃バンドメンバー四人でスタジオ以外で交流会をとレクリエーションで選ばれたのがボートレースだった。実に北九州のバンドらしくて間違えていないと思う。
あの頃は誰も飲酒する者もおらず、何レースかを遊び程度にしたくらいだ。大勝ちも大負けもした記憶なし。とくにハマることもなかった。そもそも賭け事できるような余裕があるわけない。二度目は上京してバイト先の仲間たちとぞろぞろと府中まで東京競馬場へ遠足がてら行った。あの時はもはや飲酒目的で競馬場へ遊びに行った。施設内のお店でビールやつまみを食べてお馬さんを眺め、何レースかちょちょっとしたような記憶。あれももう10年以上前。
今回は船橋競馬へ。初めての船橋競馬場駅で降りた。
天気もよく、ちょうど施設をリニューアルオープンした日だったらしく、できたばかりの綺麗な施設で人もたくさん賑わっており、お祭り気分を味わった。オープンから並んで入場したので良い席で観覧できた。なかなかのマイ・フェア・レディ気分オペラグラス持ってくりゃよかったか。1レース目を予想しながら生ビールに、焼きそば、牛もつ串、おでんを食べる。
厨房で「かあちゃん」とよびたくなるようなご婦人達がテキパキと用意してくれたおつまみ。とくに牛もつ串(1本100円)がとても美味しくて、居酒屋として利用したくなるほど安いな。
1レースから3レースまでを飲酒しつつ楽しめた。結果は単勝を一度当てたのみ。ど素人なりにパドックを見て決めた「フェイスザワン」が走り切ってくれた。人気やらデータの数値やら何やらは見てもさっぱり分からないので、パドックでひたすらお馬を見つめてきめた。
これがレースをとても面白くしてくれた。
1レース目は名前やらデータしか見ずに決めたので味気なく、応援する気持ちが生まれなかった。しかしパドックで事前にお馬をみてその時の推しを決めると、レースが楽しい。お馬ちゃん何よりかわいい。ベテランは色々な情報でさらに馬への理解を深めてレースが更に面白いのだろうな。3レースでちょろちょろと1700円分かけて、一回当てたとて270円。可愛らしいもんです。2時間くらい遊べて充分楽しかったからもうけもんです。ベテラン黒帯がゴミ箱をテーブルに生ビール、あの「牛もつ串」が10本くらい入った丼ぶりをでんと置き、レースの予想をひとり熱心にしていた。プロの佇まいが眩しく、わかる次回はあの牛もつ串5本食べると決めて、夢の国ポニーランドを後にした。

ビューティフル、太陽

・GW10連休ならずなので普通に勤務。予定はないが「休みたさ」は付きまとう。やたらに眠い。今朝の夢には地元の親友Mが出てきた。一緒に遊びたい欲からか。
夢の中でこれは夢であり、夢とは私の意識を生成AIが読み取り、それを表し再現した世界だと夢の中で気づく。『三体』のような世界だった。脳盗とロック大陸漫遊記を聴く火曜日。
仕事終わるが目星をつけていたオモイデショケイのライブには間に合わず残念、諦めた。

・読みかけの武田砂鉄著『わかりやすさの罪』読みながらふと著者がヘヴィメタル好きとラジオ番組の脳盗で仰っていたのが思いだされる。
声こそ穏やかで知的な印象だけれど、文章から感じられるエネルギーはとても熱くヘヴィメタルぽいな、と思った。ヘヴィメタルも著者のこともちゃんと説明できないいいかげんな感想です。昨年のびっくりした事上位は著者が自分より年下と知った時だ。ぐんと年上だと思っていた。砂鉄さんの声や話方は聴いているだけで信頼させる不思議なチカラがあると思う。

明日から5月かーもう大晦日まで待ったなし。
今月も読んでいただきありがとうございました。



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