「打上花火」

閉ざしていた瞳を開けた瞬間、
ぱあっと光る花が咲いた。
それは、非日常的に美しくて
どこか、せつないかおりがする。

蒸し暑く曇る空気の中を
どんっと高鳴る声が聴こえた。
あまりにまっすぐ、心に響くから
思わず泣いてしまいたくなったよ。

きみにはこの花が
どう見えているのだろう。

産声、余韻、消えゆく証。

ほんの一瞬、かすかに交じり合う
華やぎと静けさが
二人過ごしたひと夏の終わりを告げる。

最高のエピローグをきみに贈ろう。
打上花火に想いを馳せて。

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