OKOPEOPLE - お香とわたしの物語

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ノート

世界の 秋は金木犀の匂い があるところ

廊下に出ると、ひやっとした冷たい空気と一緒に、甘さがふわっと香った。甘さと、木から揮発される何か良さそうなものが混ざった匂いだ。吸うと身体がなかからまるごと洗われる気がして、何度か深く息をした。

廊下は扉を開けっぱなしの洗面所と繋がっていて、匂いはそこの、雨の日以外は開けている窓からきていた。住んでいる集合住宅の後ろには、木の生い茂った広い庭のあるお屋敷があって、雨上がりや早朝など、空気中にたく

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赤ちゃんのうんちはヨーグルトの匂い

子どものつむじは甘い匂い − 太平洋側育ちの日本海側子育て記 −
抱っこをしたり、着替えをさせたり、歯を磨いたり。小さい子どもの頭はよくわたしの鼻の下にあって、それが発する匂いは、なんとなく甘い。
富山で1歳女児を育児中の湘南出身ライターが綴る暮らしと子育ての話。

前回の記事:ゆびさきから苺、ときどきブリの匂い

友人と、娘のうんちを嗅ぎあった日

生後約半年、乳だけを飲んでいた頃の娘

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ゆびさきから苺、ときどきブリの匂い

子どものつむじは甘い匂い − 太平洋側育ちの日本海側子育て記 −
抱っこをしたり、着替えをさせたり、歯を磨いたり。小さい子どもの頭はよくわたしの鼻の下にあって、それが発する匂いは、なんとなく甘い。
富山在住・1歳女児を育児中の湘南出身ライターが綴る、暮らしと子育ての話。

前回の記事:春は沈丁花の匂い

部屋にただようフルーティーな香り。なんだかいい匂い。みずみずしさがあるよね。辿ってい

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春は沈丁花の匂い

子どものつむじは甘い匂い − 太平洋側育ちの日本海側子育て記 −
抱っこをしたり、着替えをさせたり、歯を磨いたり。小さい子どもの頭はよくわたしの鼻の下にあって、それが発する匂いは、なんとなく甘い。
富山在住・1歳女児を育児中の湘南出身ライターが綴る、暮らしと子育ての話。

外に出ると暖かくて身体がゆるんでおもいきり息を吸い込めることと、その空気がなんとなく良い匂いがすることが同時に起きて、ああ春だ

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