初めてAKB48の握手会に参加した時のこと

私はもともとハロプロの曲を聞くのが好きでした。 
新しいシングルやアルバムがリリースされるとすぐに近所のレンタル屋さんで借りていました。
そんなある日たまたまAKB48の『SET LIST〜グレイテストソングス 2006-2007〜』というアルバムが1枚だけあるのを見つけて借りてみました。
それがけっかけで少しだけAKB48に興味を持ち出し、大声ダイヤモンドがリリースされたあたりからはAKBINGOやスイエンサーも見るようになっていました。
しかしながらその時点では劇場公演や握手会というものは全く知らず、メンバーに関しても公式サイトのプロフィールを見てはいたのでテレビでよく見るメンバー以外でもなんとく顔と名前は一致してはいたもののたいした知識はありませんでした。
当時、私は高校生だったのですが、身の回りでもAKB48は人気が出出していて、握手会に誘われたり、握手券をもらったりもしたのですが、結局行かずじまいになっていました。
そんなある日、私は高校の友人と秋葉原に行く約束をしていました。目的はゲームやアニメを見に行くこと。だったのですが、私が秋葉原に着いた後に友人から部活動の用事で行けなくなったと言う連絡が・・・。
急にやることがなくなってしまった私はそういえば、アキバのドンキって見たことないな、8Fにある劇場も見れたら見てみようと思ったのです。
向かってみるとドンキの前には行列、なんとなくノリでそこに並んでみるとなんとそれがAKB48の「涙サプライズ」の握手会でした。
ノリで並んだとは言うものの、近くで並んでる人たちの会話はいわるゆヲタク用語ばかりで意味不明だし、流れも全く知らないしでなぜこんなとこに急に来てしまったのかと言う不安な気持ちになっていました。
列はあっちこっち移動させられてなんやかんや3時間くらい並んだと思います。
内心不安な気持ちも持ちつつCDを購入して劇場の中へ入りました。
客席がレーンになっいてその奥にメンバーが横並びになっていて参加したいところに並ぶというシステムでした。
奥にともちんとともーみがいてスタッフによる剥がしが投げとばさんばかりで凄まじかったことを覚えています。
あんな剥がされ方をしたらたまったものではありませんからともちんやともーみの列に並ぶという選択肢はすぐに消えました。
そして手前の方に中田ちさとさんとシンディ浦野一美さんがいて結局並んだのは浦野一美さんのところでした。その当時は正直、プロフィール写真と名前しか知らない状態でした。
始めてきましたという話をしたことと今度選抜総選挙があるからよかったら投票してというような話がありました。
あれだけ恐れていた剥がしでしたが、投げ飛ばされはしませんでしたが、結局しっかり剥がされてしまいましたw
そして気がついた時には2枚目のCDを買い浦野さんのレーンに再び並んでいました。
AKB48劇場の握手会に参加したのは後にも先にもあの日のあの1回だけ。
色んな偶然が重なってその日握手したシンディ浦野一美さんが私の推しメンになりました。

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