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起業2か月(7月まとめ)

■第1週 7/4〜7/10
・BLUE TAGオフィスでハンググライダー選手とMTG
・TSG同期のお笑い劇場COMEDYSを立ち上げた藤巻社長と、ワラッチャ!というお笑い動画配信サービスをしている新原さんの顔合わせ
(弊社に興味を持って連絡してくれた新原君に、弊社よりもシナジーのある藤巻ちゃんと会ってもらい、早速事業コンテンツが出来上がったそう。)
・東京都庁で法人設立事業資金の審査会
・MacBookPro故障により秋葉原でハードディスクとバッテリーを購入
・ぐっどイブニングピッチ第2回に呼ばれるもMacBookPro故障と体調不良で行けずに断念
・湘南ひらつか七夕まつりの七夕飾り搬入
・CodeRepublic二次審査資料提出
・かわさき起業家オーディションファイナルパンフレット用資料提出
・Apple Store渋谷店から銀座店をハシゴ
・CodeRepublic二次審査会
・湘南ひらつか七夕まつり七夕飾り掲出
・地元の友人のバーの七夕期間用の看板デザイン
・地元の病院の内科へ
・期日前投票
・湘南ひらつか七夕まつり七夕飾り撤去

※この夏最大の体調不良。声はガラガラでずっと顔が真っ赤なほど熱があった。さすがに限界で内科へ行き風邪薬をもらい飲むと、嘘みたいに楽になった。自分に使えるお金がほとんど無かったから、ググって自分で直そうとしたが、所詮ネットの情報。自然治癒論もすごいが、現代医学の方が100倍すごいと実感。次からは速攻病院へ行くべきだと痛感。

 おまけにCodeRepublicの二次審査はひどいかすれ声で、体調管理が出来ない人に見られてしまったことが悔やまれる。しかも弊社はメンバー3人だが、フルコミットは私一人。メンターから指摘を受け「フルコミットミット一人ですが、2倍3倍がんばります!よろしくお願いします。」という体育会系の根性論的なアピールをしたが、それもこんなかすれ声で熱を出していたら、「2倍3倍動いてキツすぎて体調崩しているんだな」と思われてもしょうがなかった。

■第2週 7/11〜7/17
・麻布税務署へ届け出(担当場所が違うので芝税務署を案内される。)
・かわさき起業家オーディションリハーサル
・芝税務署へ届け出
・理学療法士から情報提供
・為末大さんの出版記念セミナー
・空飛ぶプール完成披露会
・三島神社例大祭お手伝い


■第3週 7/18〜7/24
・FSI(弊社)定例会議
・川崎信用金庫の担当者さんと面談
・CVCのKIRINアクセラレーションプログラムエントリー
・鎌倉材木座海岸の友人の海の家「おとひめ亭」のお手伝い
・カマコンバレー初参加
・日曜日ダンロップスポーツクラブにてアルバイト
・CodeRepublic二次審査落選通知

CodeRepublicには全てをかけていたので、本当に残念だった。
しかし2次審査会での自分のプレゼン資料の出来も良くなかった。MacBookProが壊れてクラウドに残していた資料では不完全だった。
新しいPCを買う資金も無くネットカフェで作業する日々。
クラウドにあげる癖を怠たりPC本体のローカルフォルダに保存していたこと。体調管理出来ていなかったこと。そして何よりビジネスプランでメンターさんらに納得してもらえたり魅力あるものに映らなかったことは完全に実力不足。受け答えも馬鹿正直に社内事情(フルコミ1人)を話してしまったり、審査員の質問に対する自分の回答も的外れだった。熱で頭がボーッとしてしまったのもあり、ロジカルに回答出来なかった。全て今の自分ではダメだと痛感。

■第4週 7/25〜7/31
・かわさき起業家オーディションプレゼン資料提出
・川崎信用金庫口座開設
・01boosterの合田ジョージさんにメンタリングしてもらう
・大磯チャレンジフェスタ実行委員会MTG
・かわさき起業家オーディション最終選考会
・スポーツ×クラウドファンディング出版イベント
・劇団スカッシュ舞台鑑賞(ビジネスモデル参考)
・日曜日ダンロップスポーツクラブにてアルバイト

CodeRepublicのメンター陣や、01boosterの合田さんや、その他のメンターにも株主比率の件でものすごく突っ込まれる。あまりに言われすぎて、少しばかり疑心暗鬼になってしまう。弊社は本当にゼロから始まっているから他のスタートアップのセオリーには当てはまらない。3人の創業者で私以外が合わされば過半数を超える。そこがVCには引っかかるようで、「そんなの完全に(フルコミットではないメンバーに)乗っ取られますよね?」と何度も言われた。

あまりに皆んなに何度も何度も言われすぎるので、本当に何を信じて良いかグラつきそうだったが、資金も人脈も、会社を立ち上げるという経験も何も持っていない自分を信じて、一緒にやりたいと言ってくれたのは、紛れもない創業メンバーのCTOとCOOの2人だけだ。しかも出資してくれるVCから指摘を受けたら株主比率の変更も柔軟に受け入れるといってくれるメンバー。一瞬でも疑心暗鬼になってしまった自分を反省したい。自分が自信を持って「私が決めたのでこれで良いのです!」と言い切れば、創業メンバーが悪者に見られてしまうリスクを回避出来たはず。本当に申し訳ない。

ここらで気がつく。VCやメンターは立場が違う。本当に手を動かし頭を動かし、人生をかけて一緒に創り上げようとしている仲間を一番に信頼すべきだ。しかもメンバー2人はどこかの所属ではなく、2人とも会社の社長で、それぞれが同じような壁を乗り越えてきた大先輩で、経験値が山ほどある。しかもCTOはEXITの経験者だ。相談すべきはVCでもメンターでもなく、創業メンバーだったのだ。

現在のシリコンバレーではCEOの持ち株比率が低いケースも往々にしてある。勿論、同じ気持ちの株主で過半数を固めてしまえば良いという補足付きなので、そこは慎重に資本政策を進めなければいけない。けれども、弊社に限っては、創業メンバーとば目指すゴールが一緒である。特にCOOとは全く同じビジョンを描き、彼は真面目路線であり、私はエンタメ路線であることくらいが違いだ。

アスリートとして現役中、体調不良では本来の力の20%も発揮できないということを熟知していたが、これは仕事でも当てはまる。「健全なる精神は健全なる身体に宿る」故に、CEOの最大のミッションは自分自身の健康管理である。そんな事を痛感した7月だった。




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