打ち切り漫画家、もう一度『漫画家』を目指す

どうも、伝説の打ち切り漫画家・松井勝法です。

ぼく以外の誰かが打ち切られると嫉妬してしまいます。


✿✿✿

今回の『打ち切り漫画家2.0』は、ぼくの"夢"についてお話させていただきます。

ぼくは先日こんなツイートをしました。

と言うのもぼくは現在、来年2月から始まる新連載の準備を進めつつ

女の子二人が織りなすルームシェア・ストーリーです。
どうぞお楽しみに(*^_^*)

・週3~4本1p漫画『奥さんとぼく』原稿制作(いまトピ隔週連載含む)
Kindle版『ハナカク』の全ページフキダシ修正&写植入れ&予告ページ制作、EPUB&作品紹介文作成
サイト運営&手直し、ブログのリライト
コラム『打ち切り漫画家2.0』執筆
・過去作の電子書籍化準備(表紙・目次ページ制作、キャンペーン計画)
『奥ぼく』グッズLINEスタンプ制作
・毎日SNSのコメント返し(インスタは毎投稿30~40件)
・毎週投稿サイトでの『ハナカク』『奥さんとぼく』配信管理などの作業を
起きてから寝るまでの間、隙間なくこなしています。

連載が決まってるのなら連載だけに集中していればいいのですが、いつの間にかいろんな作業を並行する日々になっていました。

そして、そのほとんどが“お金にならない作業”です。

インスタを中心に発信しているコミックエッセイ『奥さんとぼく』はネームから1P仕上げるのにだいたい4~5時間かかります。

どこかで連載しているわけでもないので、締め切りもありません。
(いまトピさんで出張連載している掲載分は除き)
ですが、週に3~4本のペースでコツコツ描いてます。

締め切りもなくてお金にもならないことをこんなに毎日続けてるのって、漫画家を目指していた10~20代前半以来だなーと、ふと思ったんです。

お金にならないことを積み重ねる意味

あの頃はアシスタント業をしながら、なれるかどうかもわからない漫画家になれると信じて、ひたすら編集部にネーム(企画)を上げていました。

アシスタントをしている時間以外は全て、自分が漫画家になるための時間に投資していました。
もちろんその間、お金にはなりません。

そうしてぼくは今、漫画家になったわけですが、
今度は再び本業以外の"お金にならない作業"に時間を投資し始めました。

なぜかと言いますと
もう一度『漫画家』を目指しているからです。

ぼくが今目指している『漫画家』というのは、どこかのメディアで連載をする漫画家ではなくて、“影響力を持って個人で作品を発信できる漫画家”です。

つまり
作家個人がメディア(雑誌)になって
作家個人でマネタイズ(収益化)して
作家個人で漫画制作が継続(連載)できる漫画家です。

作家がメディアになる?
作家が個人で収益を上げる?
作家が一人で連載?
そんなことできるの?って思いますよね(笑)

できます。

それを可能にするサービスや仕組みはすでにこの世に揃いつつあるので、あとはぼくのブランディングとコンテンツ力次第です

これまで漫画家は出版社に企画を通し、連載して、単行本を出す。
というルートがいわゆる王道で一般的でした。

しかし前回の記事『打ち切り漫画家、打ち切りを語る』でも触れましたが、漫画って単行本が売れないと打ち切られるんです。

ビジネスなので売り上げに貢献できなければそれは仕方ないことなのですが、一方でこの「単行本が売れる」のハードルが、一昔前と比べて格段に上がっているという現状もあります。

様々な理由や要因があってそもそも本が売れにくくなっているので、「面白いものを描けば売れる」というシンプルな方向性でそのまま結果に結びつく時代ではなくなりました。

そもそも本が売れにくくなっているのに、それでもやっぱり本が売れないと漫画を描き続けられないビジネスモデル。
ちょっと矛盾してますよね…(^_^;)

もうみんなダウンロード再生なのに、まだCD売ってるみたいな。
ビデオ・オンデマンドなのに、まだ視聴率求めてるみたいな。

漫画の良し悪しではなくて、そもそもツールとしての存在価値が変わろうとしているので、この先もこのルートで描き続けていくには、よほどの好条件が重ならない限り正直難しいなと実感したわけです。

しかもぼくは、泣く子も黙る伝説の打ち切り漫画家
並みの高さのハードルではありません。

なので、ぼくはすでに漫画家ですが
新しい時代を生きる『漫画家』になるための挑戦を始めたのです。

そのために今はひたすら"お金にならない作業"を積み上げています。
いつか漫画家になれると信じて、ひたすらネームを描いていたあの頃のように。

新時代漫画家像

ぼくがこれから新たに目指す『漫画家』は、
作家個人がメディア(雑誌)になって
作家個人でマネタイズ(収益化)して
作家個人で漫画制作が継続(連載)できる漫画家。

つまり、出版社の投資(原稿料)とブランド(集客)に頼らない
自立した漫画家』です。

この『自立した漫画家』になれば
まず「打ち切り」が無くなります。

制作費を個人で調達できているので、単行本の売り上げに左右されることなく物語を最後まで描けるようになります。

打ち切りが無くなるということは、せっかく応援してくれている読者をある日突然こちら側の都合で裏切らずに済みます。

そして、出版社も原稿料というコストが軽減されるので、その分売り上げを伸ばす広告費にお金を回すことができます。

漫画家、読者、出版社、三方良しとなるわけです。

マネタイズの仕組みは電子書籍の個人出版や、ネット販売、サイト運営(広告収入)、サブスクリプション(月額課金)、クラウドファンディング(予約販売)など、たくさんあります。
コンテンツが作れれば、いつでも販売することができます。
サイトが強くなれば、スポンサー収入も見込めます。

ではそれをどうやって個人で集客し、最大化させるか。

そのために必要不可欠なのが、
作家自身がインフルエンサーになることです。

作家自身が影響力と発信力を持って、たくさんの人に作品を届ける。
つまり作家自身が雑誌に代わる"メディア"になるということです。

それを実現するために重要なのがSNS運用、セルフブランディングです。

どれだけたくさんの人をひきつける存在になれるか。
"自分"を常に発信し、そしてフォローしてもらえた数が影響力・発信力へとつながります。

そのためには"お金にならない作業"をどれだけ積み重ねられるか。
SNS上での活動がカギとなるのです。

ぼくが去年の11月から始めたコミックエッセイ『奥さんとぼく』は、現在インスタで3万3千人のフォロワーさんがいます。

"お金にならない作業"をこつこつ続けて積み上がった3万3千人の信用です。

これは、お金では買えない資産です。

Twitterでも『打ち切り漫画家』として情報発信を始めてから、徐々に増えて2200人を超えました。
うれしいことにpixivでも『ハナカク』の投稿を始めたことでフォロワーさんが1200人を超えました。
(今度サービスショットなイラスト描こうと思います!)
noteさんも投稿のたびに増えてきています。(でももっとフォローして!笑)

メディアになる目標はまだまだ始まったばかりですが、しかし着実にこれからも"お金にならない作業"を続けてたくさんの信用を積み重ねていこうと思います。

今のぼくの夢、『自立した漫画家』になるために。


というわけで、もしこの記事を読んで今から自分も何か始めてみようと思った方がいらっしゃいましたら、こちらのツイートでもって締めとさせていただきます。

一緒にがんばりましょう(*^_^*)


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人気に応じて分配金が支払われますので、無料ダウンロードしていただけましたら続編制作に向けた心強い支援になります!
全巻にKindle版でしか読めないおまけ4コマも収録してます☆
ぜひともよろしくお願いいたします(*^_^*)

そしてこの記事を読んだ思い出に、こちらの投稿⤵もRTしていただけますとうれしいです☆

【松井勝法/まついかつのりコンテンツ】
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打ち切り漫画家2.0

伝説の打ち切り漫画家が考える新時代漫画家生存戦略。 目指す未来は“個”をコンテンツ化し“個”をメディアにする。 現在進行形の施策とその実証をここに書き記します。
2つのマガジンに含まれています
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