打ち切り漫画家、過去作『ハナカク』を著作権フリーにする

どうも、伝説の打ち切り漫画家・松井勝法です。

初めての打ち切りはラズベリーの味がしました。


✿✿✿

突然ですがご報告です。

ぼくの過去作、女子格闘技漫画『ハナカク』が2018年8月31日をもって出版社との契約を満了し、全ての権利がぼくの元に帰ってまいりました。

こちらの単行本は絶版となりましたので、今後市場からは徐々に消えていきます。

というわけで、ぼくがこれからの時代を生き抜くために考え、実践していく『打ち切り漫画家2.0』。

次なる施策は、『ハナカク』の著作権フリー化です。

『ハナカク』連載時に使用されたカラーイラストのデータを無料で自由に誰でもダウンロードできるようにしました。
(今後モノクロ原稿も含めた1~4巻分のデータ全てを順次追加していきます。)

ダウンロードはこちらからできます⤵

データは全て個人利用・商用利用可です。
事前、事後承諾も不要です。
著作権料、使用料も一切いただきません。
どなたでも無料でダウンロードしていただき、いつでもどこにでも自由に『ハナカク』をお使いいただけます。 


著作権をフリーにして得られるもの

でも、せっかく描いたイラストを無料で配布しちゃうなんてもったいなくない?
著作権フリーにして何かメリットあるの?
って思いますよね。

ぼくの目的は『ハナカク』という作品を、より多くの人に知ってもらうことです。

データ販売で微々たる小銭を稼ごうとするのではなく、いっそ著作権をフリーにして今まで届かなかった人たちにも『ハナカク』を知ってもらえる可能性を広げようと思いました。

例えば『ハナカク』を格闘技ジムやフィットネスジムのチラシや看板、ホームページなどに使ってもらえたら…。
大会やイベントの広告やパンフレット、選手のTシャツや物販グッズなどに使ってもらえたら。
美容室やお花屋さんやパン屋さんにも使ってもらえたら―――。

それはぼくにとって、お金以上の価値となります。

そんな中、さっそく『なにわんGP2018』様の告知に使っていただけました(*^_^*)

とてもうれしいです。

ちなみに11月24日に開催されるこちらのイベントのサークル参加にも招待していただけましたので、『ハナカク』関連のグッズを何かしらこれから用意しようと思います。こちらの情報も今後Twitterなどでお知らせしてきます。

そしてさらに、横浜市鶴見区小野町にあるフジマキックムエタイジム様のグッズにも使っていただけました!

どちらも使用料等は発生しておりません。
このように、どなたでも自由にご利用いただけます。

なぜなら『ハナカク』は著作権フリーだから!

権利を独占しないことによって『ハナカク』がぼくの手元から飛び出し、いろんな可能性に触れていけるのは著作権フリーならではと、さっそく実感することができました。

これからもいろんな方々、場所や物に、どんどん『ハナカク』を使ってもらえたらうれしいです!

続々と使ってもらってます(*^_^*)


✿✿✿

そして、実はこの“著作権フリー”施策。

キングコング西野さんのビジネス書『革命のファンファーレ』に書かれていた手法の丸パクリなんです。

西野さんもご自身の絵本『えんとつ町のプペル』の著作権をフリーにされていて、その目的をこう綴られています。

『えんとつ町のプペル』における僕の目的は、お金持ちになることではなく、絵本『えんとつ町のプペル』を一人でも多くの人に届けることだ。
著作権をフリーにすることで、演劇に使われる。
著作権をフリーにすることで、クリアファイルに使われる。
広告というのは、CMやポスターやフライヤーだけではない。
演劇やクリアファイルで絵本『えんとつ町のプペル』の存在を知る人もいる。立派な広告だ。
しかも、本来、広告はコチラがお金を出して作ってもらうものなのに、今回のケースだと、作り手が勝手に制作費を出して、勝手に宣伝してくれるというのだから、こんなにありがたい話はない。
これらは、入り口でお金を取ってしまっていたら、失っていただろう“可能性”だ。

著作権フリーにすることで、誰かが作った演劇やクリアファイルで『えんとつ町のプペル』を知ってもらい、その一部が絵本を買おうと思ってくれたらそれでいい―――と。


過去作を著作権フリーにできるのも、打ち切り漫画家だからこそです。
打ち切り漫画家にしかない武器を使って、従来のマーケティングに捉われない、今まで手つかずだった“広告”を積極的に展開していこうと思います。

どれだけ心を込めた作品も、知られなければ存在しないも同然なのですから。

『ハナカク』続編への布石


ぼくはもう一度『ハナカク』を描きます。


でもそれは、どこかの媒体で再連載とかという形ではなくて、『ハナカク』を応援してくださっている、そしてこれから『ハナカク』に出会ってくれる方たちと、一緒に作っていきたいと考えています。

これからの時代だからこそできる
インタラクティブ(双方向)な漫画作り
この『ハナカク』で実践していきます。

でもこれを実現させるには、もう少し時間と準備が必要です。

漫画制作の新しい“仕組み作り”から始めているからです。


そのためにぼくはまず

「漫画はどうして打ち切られるのか」

この根幹から見直すことにしたのです。


【勇気の物語『ハナカク』Kindle版】無料配信中です!

ぼくの伝説の連載デビュー作も伝説の電子書籍化しました!

【松井勝法/まついかつのりコンテンツ】
いろんな“自分”をいろんなカタチで発信しています。  


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

読んでいただきありがとうございます。 こちらからのサポートは、ありがたく『ハナカク』続編の制作資金とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。

ありがとうございます!次回もがんばります(*^_^*)
99

打ち切り漫画家2.0

伝説の打ち切り漫画家が考える新時代漫画家生存戦略。 目指す未来は“個”をコンテンツ化し“個”をメディアにする。 現在進行形の施策とその実証をここに書き記します。
5つのマガジンに含まれています

コメント8件

興味深く拝読いたしました。昨今は著作権にみんながナーバスになっており、一方で優良なコンテンツが湯水のごとく消費されているように思います。創作と、創作物の扱い方・広め方・向き合い方について、私も考えていきたいです。
コメントありがとうございます!また改めてこのことに関してnoteにまとめようと思っているのですが、単純に原稿料に頼って漫画を描いたらダメなんだということに気づきました。自分で制作資金を集めて自分で発信する。それができる時代ですし。大切な自分の作品だからこそ、そうするべきだと。そして数年後それが当たり前になっていると思ってます。
先程気持ちばかりですが、サポートさせていただきました。ハナちゃんの頑張る姿に昔の自分を重ねました。素敵な作品だと思います!
ありがとうございます😊たくさんの方に勇気をお届けできるようがんばります❗️(*^_^*)
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。