3/24 河又

w/いとしゅーさん、わたるさん

大五郎 でアップ兼ドラスト分岐までヌン掛け

ドラゴンストリート(5.11D)××××

昨日の氷川から連日クライミング。朝起きるとなんだか体が疲れている。入念にストレッチして河又へ。

今日の目標はドラゴンストリート、大五郎をアップで登ってドラストとの分岐までヌン掛けしとく。久しぶりに登った大五郎は核心部でテンション。そして核心抜けたところのヌンが掛けられず大フォールをかまして左脛に傷が。朝から目覚めるようなフォールでスイッチが入った?

わたるさんはイヤーイヤー(5.11A)、いとしゅーさんは泣かないで愛ちゃん(5.10D)に挑戦。

1、

大五郎核心部から両腕カバカチレストを経てのトラバースがなかなか難しくてここで何度かムーブを探るが、最後までこのセクションが固まらなかった。

トラバース後のコルネからのガバ取りは足をうまく拾ってこなす。しかし、ヌンチャクがかかっていないとかなり疲れる。

ここからが核心部。右足を不安定なスプーンカットした穴に入れつつコブをとりにいく。ここがパワフルで足が悪いので大苦戦した。

最後はガバカチへのプチデッド。そして気を抜けないガバ地帯を経て終了点へ。なんとかテン山でトップアウト。情けないことだが今日中には登れないかもと気弱になってしまう。

いとしゅーさんは泣かないで愛ちゃんを気合いのRP。このまま上昇気流に乗って欲しい。

画像1

泣かないで愛ちゃん

ー余談ー  さおりさんが言っていたが、愛ちゃんとは河又の雷岩エリアにも初登者として名前が載っている方で、60を過ぎて二子の好色一代男を登った強者であり、今も瑞牆でTrソロなどしてるらしい。

2、

やはりトラバースの足置きが定まらずにムーブを確認。ここから上部もテンションかけつつではあるが突破。上部のムーブは固まった。しかしだんだんと体の疲労感が増してきた。ここで栄養を補給してしばし昼寝。

わたるさん、入魂のトライでイヤーイヤーをRP。なかなかストレニュアスなルートな印象。

画像2

イヤーイヤー

3、

トラバースで落ちた。泣きのもう1便を願い出る。

4、

トラバースよトラバース…。上もテンテンでトップアウト。もうムーブを起こす体力もない体たらくでしたとさ。トラバースのムーブだけおさらいして回収した。

このルートは持久力が試されるルートだけどほんとに良いルートと思う。足使いも簡単ではない。石灰岩中級者への登竜門と言った感じ、個人的にはデザソンより手強い気もする。

このルートは動画で見るとほとんどの人が大五郎の核心部であるコルネ直上はせずにクラック上のガバを伝って登っている。実際トポにもそんなルート採りが描かれている。しかし私は大五郎直上ムーブからトラバースするムーブを描きたいと思う。なぜか、それはガバからいくとトラバース手前のヌン掛けが目茶苦茶厳しいからである。それにやっぱり大五郎のコルネ直上ムーブは格好いいから。これはあくまで私のやり方。どう登ろうと登れれば完登だ。次の河又がラストチャンス。この素晴らしいルート、登りたいな。


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