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億の近道note版

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#炎のファンドマネージャー

バリュー株が成長株に大変身すると凄いことになる

バリュー株が成長株に大変身すると凄いことになる

~この際、思い切って第2の平田機工株を探そう~

 成長株や好業績株は素直についていきやすいがいわゆるバリュー株(低PER、低PBR、高配当利回り)は人気がつきにくい。なぜなら株価は上昇する必要がないからです。

 株価が上昇すれば配当がそのままなら配当利回りが落ちます。PERも業績が横ばいないし低下していくなら株価が横ばいでも上がっていきます。また、PBRも株価が上がれば高くなっていきます。

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時期尚早の財政健全化

時期尚早の財政健全化

 1000兆円もの国の借金を削減させて財政健全化を目指すのが良いのかがそれともインフレターゲット目標2%を実現させ、名目GDP600兆円を達成させる方を優先させるべきか意見は分かれているようですが、景気の向上をまずは優先させていくべきなのは当然の政策で、日銀と政府一体となったアベノミクスの推進であの消費税8%への上げの失政を取り戻す必要があることは自明の話です。

 建設国債の発表で景気刺激策を打

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JR九州のIPO

JR九州のIPO

 JR九州が10月25日に上場することが決まったようです。

 既に本州のJR3社(東日本、東海、西日本)が上場していますが、これに次ぐ4社目の上場となります。昨年の郵政3社のIPOに次ぐ公共セクターからの大型上場となります。

 時価総額は5000億円規模という評価が出始めていますが、果たしてそうした評価が妥当なのかを検証してみたいと思います。

 売り出す方(国)からすれば高く売れるに越したこ

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株式放浪記

株式放浪記

 茅場町の路地裏には土管ならぬ「ドラム缶」という実在の立ち飲み屋があります。サラリーマンにとっては懐に優しくとても安く飲めて楽しめる店です。店の中にはドラム缶が置いてあり、だから店の名前も「ドラム缶」だというのはうなずけます。

 その店のガリ酎ハイ(紅しょうが入り酎ハイ、関西ではポピュラーらしい)は、250円という価格で一番の人気とのこと。つまみも50円からあって立ち飲みの店らしくお皿に1000

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不思議な親子関係

不思議な親子関係

1923年8月29日 日本の「古河電気工業」と、ドイツの「シーメンス社」との資本・技術提携により設立された富士電機。その設立から12年後に設立された子会社が富士通。人と同様に企業においても親子関係が見られます。

 今や子が親よりも大きく育ち、富士通のNC部門が分離設立された富士電機からは孫となるファナックもが時価総額が富士通を上回ることとなり、企業の発展の過程に見られる親子関係を紐解くことで企業

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成長を目指してこそ上場の意味がある

成長を目指してこそ上場の意味がある

 第1四半期決算の発表シーズンが終わり、次の第2四半期決算に向け、日々事業活動に邁進している多くの上場企業の経営者の皆様、お疲れ様です。

 やれ円高で為替差損が出たの人件費の上昇で利益が出なかったのと言い訳をしながら短期的な業績結果を釈明するのもなかなか大変ですが、四半期の決算短信には、業績が低下した理由についてせいぜいその程度のことしか書いてないので、投資家は出てきた数字を見て単純に売り買いし

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バリュー株の限界

バリュー株の限界

 配当利回りが高くてPERやPBRも低い株式をバリュー株と称していますが、安定志向の多くの投資家が関心を寄せていることと推察されます。人気は根強いものの、業績が伸びないと結果としては、なかなか成果が上がらず、しびれを切らして売却せざるを得なくなるといったことが起きてしまいます。

 先週は、本メルマガでもおなじみになった建設基礎工事のテノックス(1905)株が第1四半期決算の発表後に急落。思わず投

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バリュー銘柄で成果を上げる

バリュー銘柄で成果を上げる

 私の有料メルマガでは、既に50のバリュー銘柄を先般取り上げ、読者の皆様に楽しんで頂いていますが、その50銘柄から毎回5銘柄をピックアップして億の近道の読者やGPIFの運用者にも参考にして頂こうと考えました。

 バリュー銘柄は派手さはありませんが、コツコツ型の投資家には向いている投資対象です。配当とキャピタルゲインを得ることで総合利回りを高め皆様の資産形成に少しでもプラスとなればと考えます。

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株式相場を下支えする年金基金

株式相場を下支えする年金基金

 マイナス金利導入で国債利回りがマイナスとなり、いよいよ運用難の時代となってきました。

 私たちの年金基金においても債券利回りの低下からよりハイリターン(インカムゲインベース)な株式投資への運用比重を高める方針となった点が反対にネガティブキャンペーンの対象になったのはある意味驚きではあります。

 リスクのある株式投資に投資して5兆円もの評価損が発生したという話に市場関係者の一人としては疑問を持

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ポケモンGOの任天堂に関心が集中した株式相場

ポケモンGOの任天堂に関心が集中した株式相場

ブリグジットショック後の株式相場が参院選前の停滞局面を経て急上昇。

 日経平均は為替が円安に動いたこともあり、ボトムから直近の高値まで19%の上昇を示すに至りました。

 NYダウが堅調に推移し、世界中の株式相場が上昇に向かったことが日本株の上昇を後押し。株高に多少リードされる形で為替相場も6月20日につけた1ドル=99.0円のボトムから7月21日には1ドル=107.47円まで円安に振れ、日経平

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参院選後の株式相場と炎の注目銘柄

参院選後の株式相場と炎の注目銘柄

ようやく参院選挙が終わり、結果が出揃い自民党と公明党の与党が3分の2の議席を得て、いよいよ今後は改憲に向けて動き出すことになります。

 思い切った経済政策も打ち出されることになりますので停滞してきた株式相場にとってもポジティブな影響をもたらすと評価されます。

 選挙期間中の日本株は穏健なまま推移してしまいましたが、今後はより具体的な政策期待の高まりが相場を下支えしてくれる展開が見込まれます。

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IPOと企業ブランド構築

IPOと企業ブランド構築

企業が創業されて数年経過して株式を公開しIPOを果たすと社名が、市場や世間一般に知れ渡ります。これこそ企業ブランド構築の初めの一歩になると言えます。

 テラスカイ、ジグソー、リンクバル、アクアライン、ロゼッタ、ピクスタ、アークン、ラクスという企業名を聞いてこの会社が何をやっているか皆さんがすぐに答えられれば凄いのですが、それはIPO銘柄に投資しておられるごく一部の方々に限られるのではないでしょう

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ビジネスは時とともにつくられる

ビジネスは時とともにつくられる

先日、あるセミナーでドローンの話を聞くことができました。

 自動車ができてそれを製造して成り立つ企業を中心にそれをオペレートする職業が生まれ、それを走らすガソリンが必要になったり、タイヤや部品が必要になったりと産業が多面的に広がって参ります。

 現在の上場企業は製造業、非製造業、金融業の3つに大分類されるほか、業種的には33に分類されています。

 ドローンはどの業種に分類されるのかで言うと機

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