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参院選後の株式相場と炎の注目銘柄

ようやく参院選挙が終わり、結果が出揃い自民党と公明党の与党が3分の2の議席を得て、いよいよ今後は改憲に向けて動き出すことになります。

 思い切った経済政策も打ち出されることになりますので停滞してきた株式相場にとってもポジティブな影響をもたらすと評価されます。

 選挙期間中の日本株は穏健なまま推移してしまいましたが、今後はより具体的な政策期待の高まりが相場を下支えしてくれる展開が見込まれます。

 一段の金融緩和に大型財政出動が主体となりますが、早速に自民党谷垣氏からの景気対策への発言が飛び出していました。

 日本株の週末は選挙前で様子見気分から、やや弱い動きでしたが、それに先立っての欧米のマーケットは堅調でした。日経平均現物株は円高の進展もあって前日比169円安の1万5106円で終えたのに対して先物は1万5350円(+230円)と上昇。出遅れてきた分、日本株の出直り幅が大きくなると期待されます。

 NYダウは4月高値1万8167.63ドル更新まで、あとわずかに迫り、昨年5月の最高値1万8351.36ドルまで1.13%に迫っているためこの水準を抜きそうな勢いが感じられます。

 また、NASDAQも昨年7月の最高値5231.94ドルまで5.55%に迫っており、これも抜いてきそうな勢いです。雇用情勢の上向きが見られる米国株が強い一方で、円高に足を引っ張られている日本株は一人負けの様相ではありますが、この要因の一つはマイナス金利の導入で銀行株が異常に売り込まれている点にあるとの見方ができます。

 週明けの株式相場はゼネコンなど政策期待株を中心に直近売り込まれてきた金融株、IoT関連株、サイバーセキュリティ株などに注目したいと思います。


【炎の今週からの1か月間の注目銘柄】

テノックス(1905・時価701円・公共投資関連)

アドソル日進(3837・時価1275円・IoT&サイバーセキュリティ関連)

さくらインターネット(3778・時価812円・フィンテック関連)

三井住友FG(8316・時価2775円・予想配当利回り5.4%)

ミクシィ(2121・時価4185円・LINE上場での比較感)

(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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