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龍笛−チューナーで高さを確認する

今日の龍笛練習では、ロングトーン(1つの音を長く鳴らす)をみっちり行いました。

六からテ(かん)まで、一つずつフクラで吹き、テから全て開放した音まで同様にセメで吹きます。

チューナーで高さもチェックしました。

龍笛は音を出すこと自体が大変なので、高さが合っているかのチェックは、おろそかになりがちです。

ある程度 音が出るようになったら、チューナーを見ながら チェックをすることが大切です。正律(針が真ん中)の上下10セント以内なら、実践的には OK です。

セント というのは音程の単位です。チューナーをよく見ると、10、20のような目盛りが振ってあります。

チューナーは、無料のアプリで十分です。基準音(キャリブレーション、チューニングピッチ)を430ヘルツに設定することを忘れないでください。基準音を変更できない仕様のチューナー もあるので、注意してください。

龍笛は向こうへ 回すと音が上がり、手 前へ 回すと音が下がります。そうやって微妙な音の高さを調節しましょう。

以下、ゆび名・音名・チューナーの表示

六 壱越 D・レ

T(げ) 上無はC#(D♭)・ド#(レ♭)、神仙はC・ド

中 盤渉 B・シ

夕 黄鐘 A・ラ

上(じょう) 双調 G・ソ

五(ご) 下無はF#(G♭)・ファ#(ソ♭)、勝絶はF・ファ

テ(かん) 平調 E

ン゙(じ) 断金 D#(E♭)

社会人初心者が、実技も座学も基礎から系統的に学べる、雅楽伝習所を宇治に創りたいです。