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なぜ『大野駅』なの?その由来に迫る❗

『大熊町ってどこにある?』に続き、町を知るために欠かせないお話です。
前回、大熊町にあるのに大野駅、と紹介しました。
その謎を今回説明します✨

駅名の由来を知るために、今回はざっくりと『大熊町の歴史』について紹介をしていきます🙇

~そもそも『大熊町』はいつからある町なのか?~

大熊町は『合併』によって誕生しました。
昭和生まれの方だと『平成の大合併』という言葉に聞き覚えがあるのではないでしょうか。
平成に入ってから相次いだ『市町村合併』のように、大熊町も合併して誕生していたのです。

大熊町ができたのは、昭和29年(1954年)11月1日です。
合併したのは、海側と山側で隣り合っていた『大野村』『熊町村』。
二つの名前の頭文字をとって『大熊町』になったのです。


一方、『大野駅』が開業したのは明治37年(1904年)11月22日です。

そうです❗
大野駅が開業した時代。その時代はまだ『大野村』と『熊町村』だったのです❗

~駅が開業した理由~

現在のJRがまだ『国鉄』以前の『日本鉄道株式会社』だった時代、明治31年(1898年)『富岡駅』『長塚駅(現在の双葉駅)』が設置されました。

しかし、沿線上にある『大野村』からは両駅とも遠かったため、大野村会において停車場(駅)を誘致しました。

そして明治37年(1904年)に開業したのが『大野駅』です。

その後、『日本鉄道株式会社』は国有化(国鉄)され、昭和62年(1987年)の『国鉄分割民営化』に伴い、現在の『JR東日本』となりました。

・・・以上が、内容を簡略化した『大野駅』開業のお話です。

「大熊町になったんだから、駅名も変えればいいのに・・。」

と思われる方もいるかも知れません。
『大野駅』を誘致するために奮闘した当時の大野村の方々に敬意を表して、あえて『そのまま』にしているのかも知れませんね(私の勝手な推測です)

ほんの少し、以前の面影が残る駅のホームです

まぁ、現実的には、駅名を変えるにはそれなりの費用もかかりますし、『大野駅』で慣れ親しんできた地元住民は、特に『気にしていない』のかな?なんて思ったりもします(私も、気にしていなかった地元住民です)😅

文字多めな割には、かなりざっくりとした内容になってしまった気もしますが、皆様いかがだったでしょうか?

『大熊町の歴史』について現在、勉強をし直している最中の私です。
ようやく『標葉郡(しねはぐん・しめはぐん)』までたどり着きました💦

歴史って奥が深いですね~😌
だんだんと『歴史の沼』にハマっていっている私です😓

今住んでいる町や、故郷の『歴史』について興味を持たれた方は、各市町村の図書館や役所などに、町の歴史が書かれた本が置いてあります。

『大熊町史』も大熊町役場にあります。
貸し出しはしておりませんが、役場内で読むことは可能です。
ただし、かなりのボリュームですので、読破するのには時間と気合いが必要かと思われます😅

皆さんの町にも、面白い『歴史』が沢山あるかと思います🤗
お時間のあるときに散策して、見つけてみて下さい❗


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