沈黙は金。雄弁は銀。火人間の自己表現は何処にある?
【沈黙は金】
〜語らずとも目立つに磨きをかける人〜
師匠は、元々プロのダンサーでした。
今はトレーナーやってます。
でも、自分の過去の栄光を一切語らないし
どうでもいいと思っている。
資格とか、何々出演とか。
「箔がつく」
というものにも基本的に興味がない。
イベントページ作るときに
まめがキャッチーだから載せたいと言ったときも
あまり乗り気じゃなかったこともある。
プロ時代は
世界的なジャズダンサーが主催する舞台で主演をつとめていたし
師匠がダンスを解説するDVD発売の時もテレビに出ていたこともあった(師匠は黒歴史だと思っているらしい)
前に舞台を見に行ったとき
「たーきーさんですか!?」って、プロ時代の師匠を知っている人に声かけられてたくらいで
引退して暫くしてるのに覚えてくれているファンはいる。
韓流のツアーでバックダンサーしてた動画はYouTubeのどこかにあるよ(多分)
エンタメ最強のディズニーランドシンガーにも
「一緒に何かやりたいですね!」と
出演者としてお声がかかるくらい。
東京芸術劇場でMCが出来るくらいの大物に、師匠のエンターテイメントが一目を置かれている。
くらい、実は隠れ凄い人なんだよ。師匠は。
サングラスかけて、変なことしてるんだけどさ!!( ^ω^ )
けど
彼は一切を語らない。
それで良くも悪くも評価されたくない。
背中を魅せたい。
磨いている今の自分で勝負したい。
だから「教える」ことを辞めて
「結果で語る」ことを磨き始めた。
そんなところが
本当にいとおしい。
不器用で要領よいとは言えないし
自分の信じているものが、広まるスピードが限りなくゆっくりだったとしても
師匠は未来を見据えて今を深めているんだ。
そんな人の奥さんになれたことがとても嬉しいのです。
もうここまで来たら信じたい。
でも最早、結果に囚われることすらしたくない。
濃密な一歩がもどかしいこともあるけれど
こんなに美しいなら価値がある、とすら思えてしまうんだ。
師匠がトレーナーとしてではなく
ダンサーとして動く話が数件でて来ている最近です
「背中で魅せる」
という人生のフェーズであるのかなぁと思っている。
「観客を楽しませる」ことに妥協しないところが
大物の心を掴み始めているのだ。
そうやって少しずつ、師匠の良さが広がってくれるといいなぁ。
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