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整体師として。症状に振り回されないボディケアを目指したい。

【症状に振り回されない】
〜私自身が目指したいところ〜

ボディケアをしていての雑感。

膝痛の女性の方です。
歩いていて、左膝が痛いというのが訴え。

元々変形も強いので
関節系の痛みもあるのですがね。

この前は
足部から上行性運動連鎖の運動パターン学習で

「立ち上がりも痛くない!!」
と大喜びで
1ヶ月いい日が続いていたのよ。

んで、今回。
「痛い(`;ω;´)」
ってなったんだけど、何時もと違うのよ。

どう違うと言えば
季節が変わったんどす。

季節が変われば、カラダも変わるのです。

急に冷え込みましたでしょう?

そのお方、元々東洋医学でいう腎虚体質者の方なので、冷えにめちゃめちゃ弱いの。

だから今回の膝痛は
「冷えだろうな..」と思ったの。

実際、腎・膀胱系のラインに筋緊張異常があって
「今日冷えてますね」と聞くと
「足首がキンキンなんです💦」だって。

ただ手を腎経の原穴に添えて
ものの2分温めた。
エネルギー的にはしっかり通る感覚があったから治療的にはOK

で、そのまま歩いて貰ったら
「え、痛みが半分以下になってる!!」
とのこと。

それだけじゃ足りないので
血海というツボをリリース後、痛みはゼロに。

喜んで帰っていかれました。

ここで言いたいのはね
膝が痛いというひとつの話であっても

季節の流れ
カラダの流れ
人生のフェーズで

痛みの原因なんて変わるんだ。

今ある症状は所詮
「カラダが気づいて」っていうメッセージなだけ。
それをキャッチするかしないか、てなだけ。

良くなってきたカラダがあえて訴えかけてる意味を受け止めようとするのか、しないのか。

お手軽に症状だけを消せばいい訳じゃない。
それが大切なこともあるけれど、全てではない。

無駄に痛みに耐えるのも無駄
薬に頼ってカラダの声を無視をするのも無駄

なのだと私は思う。

カラダが弱めの私はね。

無茶して熱だしたら
自分のカラダにごめんねって言うの。

次のここは絶対このペースで休むようにすると約束するの。

久しぶりにカラダの痛みが出たら

何が負担になってたの?って聞くの。

答えを急がないこと。
時が来ればわかることもあるし、それが、通訳者(トレーナーやセラピスト)が教えてくれることもある。

【症状は絶対悪ではない】

ということ。

生活を見直しなさいというサイン
自分を振り返ろうとしないクライアントは
熱意のあるセラピストを病ませるなぁ、と昔から思っているよ。

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