見出し画像

GPTからの10の質問に答えてみる〜その①音楽への情熱に火がついた瞬間

少しずつ自分の活動にChatGPTを活用しているのだが、ふと思いついて私にインタビューしてみて、と聞いてみたら質問が面白かったので一つずつ答えていく。

①音楽への情熱に火がついた瞬間は?その瞬間にあなたの人生にどんな影響があった?

音楽を始めた瞬間は覚えていない。

家にピアノがあり、私を学校の先生にしたかった親が習わせに行ったのがきっかけだ。その時3歳。気づいたらピアノは弾けるようになっていて、どちらかと言うとあまり最初は楽しいとは思っていなかった、と思うが、それもあまり覚えていない。

最初に火がついた、という記憶があるのは、3人目の先生、坂本先生のレッスン。小2くらいだったと思う。音大を出たところの若い先生で、その後すぐウィーンに行ってしまったので、習っていたのは多分1年程度だったと思う。

ある日のレッスンの後、片付けていたら、先生が何かを弾き始めた。

なんか弾いてるなぁーって思ってた。

ら。

「はい、書いて☺️」

???書く???え?何を?

「楽譜。今弾いたの、書いてみて」

え、、、わからへん。。書く?音符を?

「そ☺️じゃまた来週ね」

何だったんだろう??いまの??

同じことが翌週もあった。何か弾き始めて、書いてって言われたけど、そもそも音がわからない。何の音から始まったのか??あと、書くなら音符の長さがわかってないといけない。拍子もわからないといけないし。。

もちろんノーヒント。いわゆるソルフェージュで、最初の音を教えてくれる、も、無い。

え、わからん→はい、じゃまた来週ね?

このやりとりが繰り返され、ある時ふと、覚えるのは覚えられるから、弾き始める音が何の音か分かれば書けるんやないか?と思い

家に帰って、ピアノでド、を弾いて、ド〜ドぉぉぉ、、、、って覚えて、家ん中ぐるぐるして、戻ってきてまた弾いて、ずれてるのを直して、ってやってるうちに

だんだんドの音を覚えられるようになってきた。

で、ある時先生が弾き始めた音がわかって、弾いてるのを覚えて、急いで書いて、先生に渡した。

「ふうん☺️」

合ってるんですか?

「え?合ってたら自分でわかるやろ?」

この言葉はかなり、音楽…というよりむしろ、自分の研究魂に火をつけた気がする。


【合ってたら自分で分かるやろ?】

難しい問題、特に、無茶振りと言えるような、専門外だったり、初めてトライすることに対して

"他に出来てる人が居るんやから、あたしにも出来るやろ"

という謎の自信があるのは、思えばこの坂本先生のセリフから培われたものなのかもしれない。

合ってるか、違ってるか、人から評価されて判断するのではなく、自分で合ってるかどうか判断する、あってないかもと思うなら、何が違ったのか考える。

優れた師は教えず導く。
まさに手本のような教え。

思えば人生の要所に、素晴らしい師匠に出会えたのも、今の自分を作っている。


その他にも、要所要所で音楽への情熱に火がついた瞬間はいくつもあるが、それはまた次回。

と、化学仕事の帰りの新幹線で一杯やりながら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?