見出し画像

2019年は勝負の年になる

こんにちは!

みなさんはどんな年末をお過ごしですか。僕は普段まとまった時間が取れないので、考えごとをしたりアイデアをnoteに書きためたりしています。もちろん、コードも書いています。去年の今頃も同じようなブログを書いていました。

2018年の振り返りと2019年に向けて、考えを文字に起こしていきたいと思います。

変化に苦しみ抜いて再起した1年間

今年一番何が大変だったかというと、役割が急激に変化したことがあります。2018年の最初は僕の担当するサーバーサイドは僕一人しかいなかったので、ゴリゴリ開発を行なっていました。そこから組織が拡大したことをきっかけとして、開発部のマネージャーとなり、メンバーの目標管理や1on1などを行なっていました。

Yahoo! Japanの1on1を真似して、今まで月に1度だった頻度を週に1回にしました。また、新しいメンバーが多かったのもあり、何か疑問点があれば解決するまでとことん話すことに注力しました。その結果として、四半期のMVPに選んでいただいて本当に嬉しかったです。本当にがむしゃらにやっていたことがみんなに認めてもらえたと思いました。

そして、5月ごろからプロダクトマネージャーになりました。そのことについてAdvent Calendarに書いたので、お時間ある方は読んでいただけると嬉しいです。

正直にいうと、ここから僕の苦しんだ日々が始まりました。今までは、自分の得意なエンジニアリングの分野で戦っていればよかったし、そこそこに実力も開発しているプロダクトも成長してきて、登壇させていただく機会もあって、ようやく僕が恐れていたコミュニティに入っていける気持ちでした。そこで任されたのが、累計70億円調達した会社の唯一のプロダクトでした。今まで、僕は意思決定に従っていればよかった状況が、自分の意思決定が全社を左右することになる立場になったのです。

正直、精神的にとても厳しかったです。毎日、帰ってもプロダクトのことが頭から離れず、現状の課題をどうやって解決すればいいのか、現状のことだけに目を向けていては成長できないので長期的な目標をいかにして設定すべきか、それをメンバーに説明して納得してもらうにはどうすればいいのか、雪崩のように飛んでくる要望をどうやって一つ一つ解決すればいいのか。リソースがないなら、自分でコードを書けばいいやと考えていました。全てを自分で解決しようとしていました。頭が常に痛い。体は元気なのに、帰り道がしんどい。そんな毎日が続き、どんな人間にも限界があることを知りました。

その中で助けてくれたのは、仲間でした。僕の話を真摯に聞いてくれ、気にかけてくれるだけで心が救われる思いでした。プログラミングを始めた時も、最初はわけもわからない状態で、必死にやってきたことを思い出し、一つ一つ今の自分に無い物は何かを考え、もがき苦しみながら少しずつ改善していきました。その結果、ちょっとずつですが成果が出て来て、2018年にチームが耐え忍んで構築してきたものが2019年には爆発すると信じています。

そして、今は開発部の責任者 (ジェネラルマネージャー) とプロダクトマネージャーを兼務しています。採用や開発部の組織はもちろんですが、会社全体を見る立場になって、さらに今までの自分とのギャップに戸惑いながらも、全力で挑んでいて、嬉しいことに優秀な新しいメンバーが増え、既存の組織もどんどん強くなっています。これからが面白い戦いの始まりだと思います。

これからが戦いの始まり

今年は新たに資金調達を行なったり、M&Aを行なったり、Yahoo! Japanの連結子会社となったり、クラシルが1,500万ダウンロードを突破したり様々なことがありました。しかしながら、今仕込んでいることも含めて2019年はさらに面白くなると思います。そして、delyのこれからを本質的に見抜いて加わってくれる強い仲間も増えて、楽しくなってきます。

自分もエンジニア、プロダクトマネージャー、ジェネラルマネージャーとして、全てにおいてスキルにレバレッジをかけていき、どのスキルセットでも誰よりも成果にこだわって勝ちたいと思っています。

多くのベンチャーが台頭してきて、ベンチャーで働くことがコモディティ化してきて、人材はどんどん流動し、フリーランスとしての働き方が躍動している中で、一つの会社に属していることの意味づけが必要になってきました。僕が思うのは、やはり世の中の人たちの生活をもっともっと豊かにして、インターネットを通してより多くの幸せを届けられるようなプロダクトを、自分が当事者となって創っていきたいという思いが強いです。僕のエゴですが、自分の手でなんとしてでも成し遂げたいんです。そのゴールは明確にはなってないですが、世の中を変えるようなプロダクトを創るのは本当に難しいことです。自分の一人の力では何もできません。そのために組織があるんだと思います。長いようで短い人生の中で、そのチャンスは数少ないと思います。チャンスを掴んだのも自分で、そのチャンスを活かすもダメにするのも自分です。そして、そのような目標が現実になった時に、一緒に頑張ってきた仲間たちを笑っていたいから、全力を出せる仲間たちと大きな目標に挑んでいく年にしたいと思っています。

最後は諦めない人が勝つ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?