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大阪都構想に僕が思っていることvol.4

ほんの2ヶ月前までは、僕は政治のことを発信するなんて全くない人だったのに。遂にvol.4ですわ(笑)
今回が最終章ってな感じになるかな。

vol.3までの記事はこちら。


正直、このところオーディションがたてこんでて、芸人としてやらなあかんこと山ほどあるんでね。
大阪都構想のこと、ああだこうだ言うてる場合やないんですけど。

大阪が騙されてぶっ壊されていく様を、どうしても黙って見てられなくて。


大阪都構想のことで僕が発信してる理由は、ただそれだけやからねぇ。

別に大阪都構想についての本出すわけでもないし。
YouTubeで大阪都構想のこと喋って広告収入得てるとかもないし。。

あ、グチっぽくなってた。すいましぇん。



気を取り直して、さて本題に入りましょう。

【住民投票のことを考えたときに】

カギを握るのは。
都構想賛成派とまだ迷ってる人に、いかに事実を知ってもらって、反対派になってもらうかだと思うんです。

しかし賛成派をただ批判するだけでは、余計彼らを意固地にさせてしまいがち。
ここは単なる感情論にならぬよう、賛成派の気持ちを理解しつつ発信することも大事だなと。

そう考えて、最近TwitterやYouTubeのコメントで、賛成派の人とちょくちょくやり取りをしてみました。

結果、なるほどな~と思うことが多かったです。
賛成派はこんなふうに考えてるのかと。

まず、改めて。大阪都構想(大阪市廃止・解体構想)というものは・・。

『大阪市をなくし、市の権限を府が吸い上げ、4つの特別区にする』ですよね。


賛成派の人とやり取りしてて気づいたのは。意外にも、賛成派はこれの意味を把握してない人が多いようなのです。

ただ単に、大阪市の今の権限を4つに割るだけだと思ってる。
大阪市は元々府並みの大きい権限があるから、4つに割ったところで区もそこそこ権限あるだろうと。

つまり、賛成派は特別区の権限がそんなに小さくないと思ってるんですね。

これは意外でしたね。そこかと。

特別区の権限についての、事実はこうです。

特別区は、村以下の権限しかありません。

所謂都構想と呼ばれてるものは。
今の大阪市の権限を府が奪い、権限のものすごく小さい特別区にされてしまう。というものなのです。

では、特別区は権限がものすごく小さいということを、賛成派はなぜよくわかっていないのか。

おそらく、「大阪市の権限を府が奪う」という認識が薄いのです。

まず市の権限を奪うのが維新の目的ですから、そこそこ権限のある区を置いてたら意味ないですよね。
要は、府の独裁体制をつくりたいんですから。
「二重行政解消」という名のもと、彼らは独裁体制をつくりあげたいんです。

かつての橋下さんは「市の財源をむしり取る」という表現をしていました。
これが維新側の本音なのです。

今の維新は戦略上、「府と市が仲良くするため」「府市一体となって」と極力ソフトな言い方に変えてます。
都構想の中身は5年前とたいして変わらず、上辺の言い方は変えました。
この言い方の妙により、賛成派はまんまと印象操作されてるのです。

ソフトな言い方に終始してるから、市の権限を奪われるイメージがなく、単純に『大阪市の権限÷4』が特別区の権限だと勘違いしてるのです。
(勿論、全員が勘違いしてるってことじゃないですよ)


今一度、事実を踏まえましょう。

特別区の権限は、村以下のものすごく小さいもの。
よって、府から与えられるおこづかい(財源)も、ものすごく少なくなっていく可能性大。
財源がなければ、、サービスが低下するのは必至です!


騙されてる賛成派も、ある意味被害者でもあるんでしょう。

とはいえ。ネット上のやり取りで賛成派に説得を試みても、なかなかうまくいきませんでしたよ。ほんと難しい。

悪徳新興宗教に騙されてる信者に、「悪徳だよ」と言ってもなかなか聞く耳をもってもらえない。それにちかい感じなのかな。

疲れるよ~。

しょっちゅう炎上しながらも、日々事実を懸命に伝えようとしている専門家の皆さんは、ほんとタフですね。





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