夢追い人こそ効率のいい副業を

4.最低限の生活費がなければ本業どころではない

30才の頃、僕は時給850円の串かつ屋でアルバイトをしていた。どこにでもいる平凡なアルバイター。

しかし時給850円ではもう限界だった…。


僕は今はピン芸人としてやってるが、当時は一時的に後輩芸人2人とトリオで活動していた。
このトリオでの活動はわりと順調で、その気になった僕は「ここは勝負時だ!」と、串かつ屋を休みながら、ネタ合わせに励むことが多くなった。

舞台でのウケが順調というだけで、ギャラの発生する仕事は相変わらず0なのにだ。

「こんなにバイトを休んだら、生活やばいんじゃないか」

そんなことが一瞬頭をよぎるが、それは考えないようにしていた。
今は何より本業を最優先することが正義だ!
その思いしかなかった。


気がつけば、僕のバイト代は激減。
一人暮らしであるにも関わらず、なんと月のアルバイト代がたったの3万円になってしまった。

僕は家賃を数ヶ月滞納し、ガスも止められ、遂にもうお金のことしか考えられなくなった。
最低限の生活費がなければ本業どころではない。
そんな当たり前のことを思い出したときには、にっちもさっちもいかない状況に陥っていた。

そしてトリオも解散した。

時給850円ではもう限界…。

僕は早急に高時給のアルバイトを探さないといけなくなった。

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