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夢追い人こそ効率のいい副業を

52.驚きの出会い

お盆休み返上の営業。
ダメ元の営業ではあるが、他の営業マンがやらないことを敢えてやることで、僕だけが得られるメリットがあるかもしれない。
結果が出なければ、来年からはお盆はゆっくりすればいい。
そんなふうに僕は考えていた。


前回述べたように、"お盆にしかいないお客さんと出会える"というのも一つの狙いだったわけだが。

結果から言うと。
お盆の営業によって、驚きの出会いがそこにあったのです。

それも、僕の予想とはまた違う出会いだったことを、これから綴っていきたい。


ピンポーン、ピンポーン。
お盆の真っ只中。汗だくになりながら、僕はインターホンを鳴らしていく。

ガチャ。
ドアが開いて、推定50才ぐらいの男性が出てきた。

僕はいつものように光回線をすすめるトークを始めたら、お客さんは「お盆も仕事してるの?」と少し驚いた様子で言った。

普段にはない、お盆ならではの質問。
僕はどう説明したらいいんだろうと思ったが、とりあえずこう答えた。

「会社は休みなんですけど、僕は個人的に頑張ってみようかなと思ってまわってまして。すいません、お休みのところ。」

すると、お客さんは「ちょっと待ってて」と言い残し、一旦部屋へ戻っていった。
30秒後、再び玄関先に現れたお客さん。不意に小さな紙を僕に差し出して、こう言った。

「これ、名刺。社長やってるから。」

ん?? どういうこっちゃ。。

名刺?社長?なぜ僕に渡す?
はて。一体これはどういう展開なのか。


名刺を手に取り、よく見ると、そこにはこう書いてあった。

"◯◯社 販売パートナー 代表取締役"

なんと目の前の男は、同じ商材(光回線)を売ってる他社代理店の社長だったのだ。

僕は偶然にも、契約を奪い合う関係である他の代理店の社長宅を訪問していたのです。
そして、普通に光回線を売ろうとしていたのです(笑)

こりゃあ、びっくり。。

そしてこの後、更なる驚きの展開が‥。






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