夢追い人こそ効率のいい副業を

36. No.1のインパクト

訪問営業を始めて1年ぐらいの頃だったろうか。
会社が、営業マン一人一人の時間効率を算出したことがあった。

(契約数÷勤務時間)の数値がこれにあたる。
例えば、月に100時間働いて15件の契約がとれたなら、15÷100で0.15がその人の数値。

要は、野球でいう打率と同じで、"いい確率で契約がとれてるか?"の目安になる数値である。

これはテレアポ会社の時給査定でよくつかわれる計算で。
この数値が高ければ時給が上がり、低ければ時給が下がったりするもの。

おそらく、テレアポ出身の僕がたくさん契約をとれてたことで、会社がテレアポ式のやり方に関心を持ったのだろう。

試しに訪問営業でもその数値を一人一人出してみよう、てなことになったのだ。


で、会社内の営業マン全員の数値を出してみると‥
なんと、僕が最もいい数値を叩き出していたのです!

訪問営業を始めてものの1年ぐらいで、僕はもう社員以上の数値を出せるレベルにまで達していたのだ。


ただ、社員の名誉のために一応補足しておきます。

僕はバイトだから都合のいい時間だけ働く。社員は毎日フルで、契約をあまりとれない時間帯も働く。
なので、時間に対しての契約がとれる率は、計算上、僕の方が有利な数値にはなります。


とはいえ。
"営業マンの出来をみる数値"が、社員をも超えて僕がNo.1になったという数字上の事実は、会社内でインパクト大であった。

それから暫くして、僕の時給は、

この時点で過去最高の1500円に上がった。




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