梅雨の時期に思い出した傷ましい事件

ここ2~3日は暑いです。ですがこれから先は「雨の時期」ですよ。

雨降って晴れての繰り返しなら気温もそんなに上がらないでしょうし、湿度が高いのは嫌ですがいい季節になるのでしょうかね?

アジサイの花も咲いてくるでしょうし、鎌倉でも行くといい季節なんじゃないかと思います。

「池田小学校無差別殺傷事件」を覚えていますか?

この季節になると思い出すのが、まったく良い話ではないですが「池田小学校無差別殺傷事件」です。あれからもう20年経ったのですね。

8人の児童がお亡くなり、15人も負傷された大変に傷ましい無差別殺傷事件です。お亡くなりになられた子供さんたちのご冥福をお祈りします。
ラジオのニュースで聞いて、ふと思い出しました。

未来ある子供たちになんとことをするんだ!と当時は本気で憤りました。

それは、当時弟の家に子供が生まれたばかりでしたので、なんとも他人事に思えなかったからです。

自分の家族が巻き込まれたら、自分はどうなってしまうのだろう?と考えてしまう事件でもありました。

実は覚えていた理由は他にあるんです。

実は、覚えていた理由が他にもあったんです。
偶然なのですが、その一週間前に危うく刺されるかもしれない事があったんですよね。

昔は「春と夏の間のこの時期は頭がおかしい人が増える」と言われていたのですが、今もそうなんですかね?

事の発端は、私がまだ体重を気にしてランニングをしていたころ、多摩川によく走りに行ってました。

もう今はなくなってしまいましたが、ねこたまと言う施設があったのですがそこの近くに保育園がありました。(今はマンションやら商業施設になっています)

その前で、上半身裸の中年のおじさんと年齢不詳の白い帽子をかぶってサングラスをした女性が取っ組み合いをしています。5,600mぐらい手前で気が付きました。

どちらが怪しいの?わからんけど中に入ってしまった私。

私は、「白昼堂々と女性を襲う不届き者」がいると思い駆け寄ります。

近寄るとどうも様子がおかしいのです。裸のおじさんの方が疲れているというかなんというか…

突然「お兄さん!警察呼んでくれませんか!!」おじさんが叫びます。
「この人は、ストーカーです!!、ずっとつけてきたんです。自由が丘の駅から!!知ってるんです。悪い人です!!」と続けて白い帽子の女性が言います。

その時点で違和感を感じていたところがはっきりとわかりました。そうなんです。女性の手にキャップのかぶった切り出しナイフを持っていました。おじさんはその手首を持っていたのです。

気が動転していたのか、私はこともあろうかナイフのキャップとおじさんの手首をもって「落ち着いてください。二人とも」と真ん中に入ってしまいました。

おじさんは「助かった。20分ぐらい二人でこんな感じだったので…」と言うと間髪入れず女性が「5年前から私の体を見ているの!!〇✖◇!!(なんか叫んでる感じでした)」

…やっちまった。下手したら刺されるな。とちょっと思っていると野次馬が2人ほど来たので、「すいません。駅まで行って警察呼んでください!!」

5分ぐらいしたら警察が駆けつけてくれて、その途端切り出しナイフを落とし、ふらふら歩きだす女性。その場に座り込むおじさん。お疲れさまでした。

警察から人生初の事情聴取(その場で)されました。そのままを話すと、どうやらその女性有名人だったらしく、警察でも幾度となく補導されているらしいです。

傷ましい事件はいつ自分に降りかかるか分からない。

警察官が「後日、署でお話を聞くかもしれませんのでお電話番号とお名前お聞かせてください」と言うので、正直に伝えると、

「まあ、今回は特に何もありませんでしたので連絡はしないと思います。彼女についてはおそらく今回で何度目かのことですので対処すると思います。ご協力ありがとうございました。」との事でした。

池田小学校事件の犯人や白い帽子の彼女のような方々を擁護される方も多いと思います。ですが、被害にあわれた方や今回の上半身裸のおじさんのように本当に擁護されるべきは被害者なんだと思わされた事件と出来事でした。

犯人にどのような事情があろうとも擁護されるべきではないと思います。

なんとも、偏っている意見かも知れませんが、そう考える事はいけない事でしょうか?

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