あの時、感じたままに文書にしたものです。

ほほ、主観の感想文です。円盤が発売となり、思い違いも含めて楽しんで貰えると嬉しいです。

2021/6/19
ヒノマルソウル舞台挨拶に登壇
田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、真栄田郷敦、小坂なお
+飯塚監督の6名

映画の上映開始の挨拶後
1テストジャンパーによるビデオメッセージ
2メッセージフラッグ
田中圭くんが感情を押し止めず号泣する。

<感想>
最初に思ったのは圭くんの
「寂しい」発言だった。
数多にドラマ映画、エンタメに出演し、いつの間にか縫う事が当たり前の圭くんが作品の旅立ち、
共演者達との共有を寂しがったのが驚いた。
この時は2時間は話したいと言ってたので後者の方が強いのかも知れない。
前者はどの媒体でも話していた手元にいてくれた
映画。圭くんは作品をどこか子供や赤ちゃんの様に捉えている気がする。産まれたり、受け取りてに育てて貰ったり、飛びだったりと表現する。
より手元にいてくれた事で愛情愛着が深くなった気がする。
それは勿論、後者の出演者にも共通する。
以前、私は俳優は出張の多いサラリーマンの様だと捉えていた。3~4ヵ月同じプロジェクトに取り組み極上の物語を作り、最終回を迎えれば打ち上げをし離れていく。
友人になることがあれば恋人にもなるし
そこで終わってしまう縁もある。
圭くんは結んだ縁を大事にする人だと思う。
愛情深い人でもあり、好きな人を好きとはっきり言う人である。
なので元々、縁深い　山田裕貴くん土屋太鳳ちゃんの存在は圭くんを支えとして慕ってくれていた。
昨今の人と気軽に近付けない飲めない状況で
いつでも人と一緒にいたい圭くんにとっては
とても心強い存在だし、過去最大数の番宣は
同じ戦地を戦い抜いた戦友でもある。

6/19は我が子を飛び立てる日
戦友と束の間離れる日でもあった。

その２つが圭くんを寂しさ9割嬉しさ1割にしてたのだろう。

途中までキャストによる圭くんに感謝、撮影現場の大変さはヒシヒシと伝わってきた。

そして、テストジャンパーからのメッセージビデオ。
圭くんは静観していたと考えられる。
何より、先に山田裕貴くんが泣き出した際
過去に交換日記で見た時のあの顔を
圭くんがしていたからである。

裕貴くんの気持ちを汲み取り、流れを進めるのは圭くんの役割になった。
既にもう一人の支え役、太鳳ちゃんは既に泣いてた。因みにその後、郷敦くんもあえなく陥落。
こさかなちゃんは強かった。

そこであえて圭くんは語らず踏ん張り

２つ目のメッセージフラッグを受け止める。
あの時、何ヵ所か読んだのであろう、
圭くんの中で撮影スタッフや撮影現場のビジョンが見えたのであろう。(あくまで多分)

感謝の言葉を述べる圭くんが言えなくなってしまった。達観静観等出来るはずがなく
一気に感情を塞き止めてた何かが外れた様に感じた。
後ろを向けば、落ち着けるはずの圭くんが
感情の波に手が打てなくなった。
思えば圭くんは感情のコントロールがうまく出来る人になりすぎてた。

最初に戻るが数多の現場を縫い歩き
自分が求められる者になり、感情の揺れをなだらかにするのをいつの間にか身につけていった。
過去に撮影以外に泣くのがほぼないのは
圭くんの処世術かも知れない。
3ヵ月のサラリーマンは転勤の度にお客様の前で泣いてなどおれないからだ。

1年前から皆で撮影を始めて、関わりの増えていくスタッフ、キャスト達。
始まった当初に驚いた主演と大掛かりな映画。
コケたら散々言われる今の風潮。
圭くんはいつの間にか気付かず、しょいこんで
塞き止めていたのかも知れない感情の揺れは
私達には分からない程に膨れあがっていた気がする。

全ての寂しさ、感情の塞き止め
圭くんのキャパが越えてしまった気がした。

疲れすぎると気がつかない。ポキッとくる時。

後ろ向きに聞こえるこの言葉は
良い流れで圭くんは迎えた気がした。

涙が全てを巻き込み
神様と称された子供見たいな36歳の男の子を
人間らしく戻してくれた気がする。
神様なんかじゃない。
いつでも大きな波と渦を身体に
閉じ込めて、大切で大事な人達に幸せになって欲しいから今までやってこれていた。

今回はその心の内をヒノマルソウルメンバーが
暖かい愛で開かせてくれた気がする。
感情の波を渦を全て出せる様に。
元々、感情豊かな圭くんだからこそ
思いのまま感情を出した今回の舞台挨拶は
キャスト、観客、全てを巻き込んで
号泣させた様に感じる。

言葉にならない想い、
感情がぐちゃぐちゃになりながら
泣きながら、最後に圭くんが紡いでくれた
言葉はエンタメを愛し、人を愛する事だった。

惚れないわけがなかろう。
子供の様に泣いて、落ち着きをはらう頃に
涙の跡を見てなんて綺麗なんだと思ったか。
自分がめちゃくちゃ不細工な泣き顔をしながら
田中圭くんをこれからも応援、好きで良かった
好きでいようと心にセットする。

想いが溢れすぎて、昨日は感情も言葉も
うまく使えなかった。

ありがとうヒノマルソウルを産んでくれて
ありがとう人を愛してくれて
ありがとう皆を勇気づけてくれて
ありがとう田中圭くん
ありがとう、本当に大好きだよ　田中圭くん。