思えば

両親に守られて、なんとなく過ごした子供の頃
自分のための自由を謳歌した若い日々
それが自分であるということを疑いもせず
社会に出て強烈に拒絶されたこと

なんやかんやがあって
ずいぶん遠くまで来てしまった感じもする

人並みに楽しいことも辛いことも経験して
今が一番いいのだと自分に語りかける

波風のたたない人生なら、
乗り越えた先の喜びもない

波や風を正面から受けるのはしんどいけど
急に襲いかかってくるのだから
全部避けるのは難しい

人の助けを借りて、
強い波風はずっと続かないことを知った
物陰で過ぎ去るのを待つこともできるようになった
立ち向かうのではなく
そんな中にいても穏やかな心を保つ術を教えてもらった

今日もこれからも色々ある
波に飲まれて溺れそうなるかもしれない
でも、大丈夫です
おかげさまで、何とかなると思えます

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